毎日朝の2時間。
新型コロナウイルスの英文論文をチェックする事から始めていますが、いよいよ世界での英文の報告が6000報を超える勢いです。
細かく読むのが時間的に難しくなってきました。
これだけ多くの世界中の科学者が、このように共有知を高めブレスト出来るわけですから、病態の解明は早くなりそうですね。
僕の中では、自衛の方法は固まりましたし、ウイルスが医療者には馴染みのあるACE2(アンギオテンシン2転換酵素)の細胞に感染することもわかり、ワクチンの開発が進み、アビガンなどの非常に効果の望める薬もわかってきました。
5月の連休空けに日本社会を復帰できるかは、国民の感情だけです。
「感染者数で判断すべきでは無く、死者数で病態を判断し、より緊急性の高い医療に病床を戻さなければ、2次被害の方が大きくなります。」
戦術と戦略は違いますが、大方において、戦略が勝ります。
今までは、目に見えていたクラスターを追うことで、感染防御ができると考えてきたのですが、ウイルスを持っているのに、無症状な人、感染初期の人からの、飛沫そして、モノを介した、いわばゲリラ戦のような「サブマリン感染」が新型コロナウイルスの戦術だったのです。
我々は戦略を持って、新型コロナの戦術に対処しましょう。
その戦略とは単純明快
1)マスクによって自衛と自らの拡散を防御すること。
2)健康な皮膚からは、ウイルスは侵入できません。モノを介すことによって、手についたウイルスを、口と鼻の粘膜、目の結膜に無意識に近づけないこと。
の二つです。
ウイルス被曝量の多い、医療関係者以外であれば、この二つに気をつければ感染することはないと考えられます。