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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

カテゴリー:ドラッグデリバリー

BIT’s 2nd Annual World Congress of BIOSIMILARS AND GENERICS

シドニーの夜。時差ボケで目が覚めてしまいます。

メールを見てみると、再び学会講演のインビテーションが。
来年の4月に中国の大連で開催される、世界コングレスに招待講演依頼が来ました。「スマート ドラッグデリバリー技術と機器」について。

最近のトピックでもありますね。

bio

僕が慶應義塾で博士論文にしたように、リポソームをフラクショナルレーザー機器に併用して、ビタミンCなどの原材料や、皮下細胞を形成するグロースファクター、臍帯血幹細胞由来の抽出物などを皮下に導入し、「肌を若返らせる」手法が、世界からより注目を浴びつつある一方で、僕もこの分野で多くの英文論文を書いていますので、注目をしてもらっているのだなあと、感謝しています。
ただ、ものすごい数の研究者が勢いで研究を進ませている中国で、こうした最新技術を発表することが、日本の国益に反する可能性があるというのも事実で、論文に載せていない本当のコアな内容は包み隠して発表しているのも事実です。

この辺りのバランスは、極めて難しいのです。
次世代の機器としては、プラズマ医療機器によるドラッグデリバリーをきちんとした研究の仕事としておきたいと思っています。

大学院に所属しているときは、人や動物に対して実験をする際の倫理委員会がかなりうるさく、臨床研究を論文化するのが難しかったのです。

ですが、プラズマ医療による皮膚への薬液デリバリーは、クリニックFでも、本年中にはようやく倫理委員会を通して実際に大学の研究機関と研究を進めることができるようになりそうです。

9月にはドイツのライプニッツのプラズマ研究所を訪れるアポイントが取れました。こちらはやけどや傷、褥瘡などを治すためにプラズマを使用する世界最先端のプラズマ医療研究所です。
クリニックFの頭脳集団としては、世界で一番早い段階で、正確かつ安全な「肌の若返り」施術を自分たちの患者さんに提案してゆきたい。

そういう思いで、日夜論文を読み、世界の危機研究者たちと打ち合わせをしながら、研究課題を見つけて頑張っています。
僕は、人を救いたい、痛みに対しての研究をきちんとやりたいと思い、麻酔救急科の門を叩いたのが医師としてのキャリアのスタートです。

東京都立の高齢者専門病院で麻酔や痛み治療を常勤で行い、非常勤でも在宅診療の訪問ペインクリニック治療などにも関わっていた時期もあります。

もちろんそうした仕事も大切でしたし、勉強にもなりました。

今でもほぼ全ての科の病気の相談にものれるのは、麻酔科医として外科と内科の病気と裁量を知った上で、二つの科の調整と通訳をしていた時期があったからだと思っています。

麻酔科専門医とペインクリニック認定医は取得しましたが、自分の中で一つのけじめがつきました。
そうしているうちに、僕は日本にない進化の早い医療分野で、世界に向けて仕事をしてゆきたいと思うようになりました。

レーザー医療というと、一般的な人は今でも

シミやあざをとるもの?

と考えている人が多いと思います。

しかし、定期的に肌に施術するレーザー治療に、「肌を若返らせる」「肌をメンテナンスする」「がんを予防する」効果があることに気づき、レーザー医療を欧米の学会で学ぶことを始めました。

レーザー以外にも、超音波や、光、ラジオ波、HIFU パルス磁場などの多くの医療機器がこの分野に参入するようになりましたので、これらの機器的な専門知識を増やすために、医学博士を取得したのちに、工学や、薬学を勉強して、医学の専門以外の理解力を増やすように努力してきました。
世界を目指そうと思ってからもう、20年近い歳月が流れてしまいましたね。
僕ももう50歳が目の前に見えてきましたので、今後の人生の展開をどのようにしようか、考えているところです。

ここ数年で50歳代の生き方の方向性を定めてゆきたいですね。
Dear Dr.Takahiro Fujimoto,
It is our great honor to welcome you to join The 2nd World Congress of Biosimilars and Generics-2018 (WCBG-2018), which will take place in Dalian, China during 25 to 27 April, 2018. We would like to welcome you to be a speaker and deliver a speech under Track 502: Smart Drug Delivery Technologies and Devices.
If the suggested thematic session is not your current focused core, you may look through the whole sessions and transfer another one that fit your interest (more info about the program is available at http://www.bitcongress.com//WCBG2018/programlayout.asp )
WCBG-2018 features a very strong technical program, mainly focused on: Market, Policy and Economic Trend, Biosimilars & Biobetters, Chemical Generics, Biosimilars & Generics Applications, Formulation and SDDS of Generics, Green Bioprocessing and Biomanufacturing, Business & Generic Pharmaceuticals. It aims to provide a platform for all experts from academia, industry and national labs to discuss latest hot researches and achievements. Attendees will hear world-class speakers discussing the challenges and opportunities facing the generics field. The business & academic experts who are from home and abroad will give excellent speeches.

In addition to the dynamic scientific program, you will benefit from the wonderful experience in Dalian, China. Dalian is a beautiful coastal city with a long history and abundant scenic spots of culture.

This famous historical city is radiating the vigor of its youth increasingly. We hope you will enjoy your stay in this city with all its feature, beauty, architecture and hospitality!
PS: We expect your precious comments or suggestions on the structure of our program, as well as your reference to other speakers that will be highly appreciated.
Look forward to your reply soon
Sincerely yours,
Ms. Jessica Cao
Program Coordinator


2017 AAD Summer Meeting

2017 AAD Summer Meeting。

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レーザーのセッションを聞き終えました。

米国皮膚科学会でもお馴染みのドクターで、僕のFB友達でもある Arisa Ortiz, Eric F. Bernstein, MD, Kimberly J. Butterwick, Neil S. Sadick, Robert A. Weissによるセションでした。

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議題は以下の6つ。

1)血管系疾患を最高効率で治療するにはどうしたら良いか?

2)フラクショナルレーザーによる観血もしくは非観血リサーフェシング施術を、Energy-Based Devices と組み合わせる施術。

3)色素斑をターゲットとした新しい戦術

4)スキンタイトニングの新製品。

5)非観血の脂肪溶解機器及びセルライトに対する新たな治療法

6)レーザー光治療機器をいかに安全にフィラーと組み合わせするか?

 

日本では少し廃れた感じのあるフラクショナルレーザー機器は、米国では未だに第一線の機種。

クリニックFでは、ヘイローやスマートサイドスクエア、フラクセル3デュアルなどの機種が一線で動いていることを考えると、日米の違いというよりも機器の使用方法の違いなのではないかと思います。

日本人の患者さんは、まだ肌質を若々しく入れ替える「リサーフェシング」という言葉にピンと来ていないのではないかと思います。

脂肪やセルライトによる痩身機器は、日本で評判の良い機器が必ずしも評価が高いとは言えないようで、人種差によるものもあるのでしょうね。

ただ、色素系レーザーと違って、この分野の治療法も治療機器も未だ完成したとは言えず、新たな機種がどんどん開発されているのも事実。

 

 

日本の学会であれば、この分野に臍帯血由来の幹細胞上澄液を加える話が出てきますし、クリニックFでもレーザーアシストのドラッグデリバリーは最も得意とする分野でもあるのですが、こちらは一部の商材しかFDAでは認可されておらず、ディスカッションには至りませんでした。

むしろアジアの方が進んでいる分野ですね。

 

陝・スヲ闔ィ蝟・

やはり、情報も機器も人も自分の足と目、耳、頭を使って取材するに限ると、当たり前のことですが改めて思いました。

 


EMN Orlando Meeting 2017

本年12月にEnergy Materials Nanotechnologyという世界学会から、招待講演の依頼が届きました。

フロリダのオーランドです。

emn

最近は医療以外の学会からの招待講演が多いのですが、薬学博士を取得した3つの論文の一つ リポソームを利用したレーザードラッグデリバリーの論文の知名度が、医療以外の分野にも一気に広まった感じですね。

科学者としては嬉しい限りです。

Dear Dr. Fujimoto,
On behalf of the conference chair and committees, we are pleased to invite you to give an invited talk for the EMN Orlando Meeting 2017 taking place in Orlando, USA from December 4 to December 8, 2017. For detailed information please visit:
http://emnmeeting.org/Americas/emn-orlando-meeting/.
The EMN meeting began in 2008 as a small workshop held at a traditional villa in Orlando, Florida. Since then it has grown steady and become global event. We currently have meetings in Orlando, Las Vegas, Cancun, Beijing, Chengdu, Hong Kong, Istanbul and Phuket annually.
We do hope you can make time in your busy schedule to act as an invited speaker share your ideas on this topic. Your experience and comments will add an important dimension to what’s potentially a very important discussion for the field
If you accept our invitation, please directly reply this email with your contact information, a tentative title and the appropriate workshop for your presentation.
We would appreciate it if you can accept this invitation and we are looking forward to hearing from you soon.

Energy Materials Nanotechnology


The 8th World Gene Convention-2017

11月にマカオで開催される国際学会の招待講演依頼を受けました。

この前週にもタイで講演予定なのですが、さてどうするかな?

 

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Dear Dr. Takahiro Fujimoto,
I’m writing to follow-up my last invitation as below, would you please give me a tentative reply? Thank you very much. I apologize for the inconvenience if the letter disturbed you more than once.
It is our great pleasure and privilege to welcome you to join the 8th World Gene Convention-2017, which will take place in Macao, China during November 13-15, 2017. We would like to welcome you to be the chair/speaker in Theme 601: Drug Science and Technology while presenting about Drug Delivery….


飲む日焼け止めで「黄ぐすみ」を改善

「黄ぐすみ」ってご存知でしたか? 

先日NHKで特集があったようで、患者さんに質問を受けるようになりました。

顔のように常に太陽光が当たる場所の皮膚色と、まったく日に焼けていない肌の色って、少し違いますよね。

ちょっと黄色っぽく見えるもの。

これが黄ぐすみです。

黄ぐすみは、紫外線によって引き起こされますが、一般の表皮の日焼けとは違い、皮膚の奥の真皮が日焼けするものです。

一般的な日焼けは4週間から6週間程で元の肌に戻りますが、真皮の日焼け黄ぐすみは、もとに戻すのに10年以上かかりその間の日焼けにより更に黄ぐすみが進行していきます。

ヌーボー

クリニックFで販売を開始した、noUVeau(ヌーボー60カプセル:税込み8100円)は、通常の日焼け予防は勿論、特に黄ぐすみを予防できるように作られています。

一カプセルで、約4時間紫外線から肌を守ります。

紫外線に当たる前に30分前に服用してください。

僕はゴルフの日だけ飲みますが、朝始めるときと昼食時に飲むようにしています。

明らかに日焼けが抑制されますね。


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