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仏道学院の修了論文「我が人生」書き終えました

仏道学院の修了論文、「我が人生」6000文字になってしまいましたが書き終えました。

これまでの半生を思い出し、心の転換期となった節々のエピソードも思い出すことができたので、とても良い機会になりました。

========== 本文 ========

私の人生を振り返ってみると、私自身の知的好奇心と感動や癒しは常に、科学、音楽、芸術の分野にあった。

そして、それらに触れ学びを深めていくほどに、いずれも根幹や発生に宗教の存在があることに向き合わざるを得なくなった。

科学者であろうとすると非科学的なものへの距離の取り方を躊躇する場面に多々遭うのも事実である。

宗教が非科学的である、と断じるつもりは毛頭ないが、しかしながら科学的かと問われればそれに対する答えを出すこともまた難しい。

========== 中略 ======== 
畢竟、科学者も医者も、芸術も音楽も、神の存在を信じ、死や痛み、干ばつや災害を畏れるとこから始まっている。

そこには未来の、1分先の、知らない時間への恐怖によって、己への執着があるから生まれるわけだと考えられる。

理系の博士号を3つもった僧侶は日本にはいないはずで、僧籍を取ったのちは、科学と宗教理念の再統合なども考えてみたい。

また、いつか自分の寺を手に入れることで、弘法大師の日本初の私立大学である、綜芸種智院とまではいかないまでも、寺子屋の様な、地域教育の様な事をやってみたい。

と、考えている。

========== 以上 ========

この写真は今月の高野山合宿の時に撮った集合写真なのですが、なんだか吹っ切れた顔してますね。

今までと違った感じです。


事実は一つ、されど解釈は無限

事実は一つ、されど解釈は無限と言いますが、医療も一緒ですね。

症状は一つ、されど治療は無限。

どの医者も自分の最善と思われる治療法を提案しているわけですが、多くの治療法を想定できる経験と、最優先順位をジャッジ出来る能力が大切です。

そして治療しないという選択肢も結構大事なのかも


仏道学院修了論文「我が人生について」

仏道学院修了論文は「我が人生について」の課題となった。

思い起こせば0-12歳までの学童期、13-19歳までのteenager期、19-30までの医学部から専門医取得の医師立身期、30-47までの4つの大学院に通った博士号アカデミック期、48歳以降の知識の再統合期。

この5期に分けて考えよう。


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