北京にあるサイノシュア・チャイナのヴァイス・ジェネラル・マネージャー=アイリーン・レンがクリニックFに見学に来ました。
サイノシュア社が中国に支社を設立してからもう長い年月が経過しているのです。
クリニックFにはサイノシュアのレーザーが三つあります。
ひとつはアファームマルチプレックス。1440nmと1320nm波長使用のフラクショナルレーザーで、毛穴や妊娠線、ニキビ跡の改善に使用しています。
二つめはエリート。これはロングパルスの755nm波長のアレキサンドライトレーザーと同じくロングパルス1064nmのヤグレーザーの複合機で主な用途は脱毛ですが、現在売られている脱毛器の中では最も効果が高い機種ではないかと思います。
もうひとつはQスイッチのアレキサンドライトレーザーであるアコレード。これは通常のシミを取ることもできますし、低いパワーで中空照射で照射することにより、肝斑や目の周りの小じわを取ることができるのです。アレックスは照射時間がQスイッチレーザーの中では一番長いので、しわにも効果があるのです。
レンさんのお話では、いよいよ中国でもフラクショナルレーザー・アファームの承認が取れたそうで、近い将来中国に招待するので、ぜひ講演をしてほしいと言われましたよ。実現したら楽しみですね。
中国で毛穴治療や、ニキビ跡治療のような新しい肌の入れ替え治療が富裕層中心に始まるのだと思います。
アメリカの新大統領のオバマ氏も、今後はアメリカと中国で経済圏が二極化するので、対中政策に最も重きを置く予定なのだとか。
北京オリンピック前後から経済不況に揺れる中国。
眠れる獅子が起きるのはいつですかね?