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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

カテゴリー:アジア 台湾編

■台湾出張2011秋⑧ 中華民国建国100周年、光医学の進化

二泊三日の台湾でしたが、今回は台南まで足を延ばすことができました。

こちら台湾空港。

ちょうど中華民国建国100周年ですよね。

こちらのラウンジで気になる記事を観ました。

毎日新聞の記事ですが、近赤外光でがんを破壊するというもの。

特に21世紀のフォトメディスン(光医学)の進歩はすさまじいですが、こちらはがんに反応する抗体に、近赤外光を当てると発熱する化学物質を付けて投与し、がん細胞だけを選択的に温熱化して、殺してしまうというもの。

こうした光医学の分野を選んでよかったと思う時ですよね。

帰ったらネイチャー読んでみようと思います。

帰国便では、綺麗な夕日が見えました。

これで僕の新国際学会周遊記、2011年秋の台湾編はおしまいです。

 


■台湾出張2011秋⑦ 最後は鼎泰豊、絶品の小龍包

故宮博物院を訪れた後は、やはり鼎泰豊に行こうということになり、行ってきました。

このお店は日本では高島屋に入っていますし、どなたもご存じだと思いますが、もともとは米国の雑誌で世界ベスト10のレストランに選ばれたのがきっかけ。

小龍包は絶品です。

これがまた美味しいんですよね。

昼時でしたが、大きな店内はほぼ満席でした。

 


■台湾出張2011秋⑥ 故宮博物院

台湾最終日。

14時の飛行機でしたので、それまで故宮博物院にゆくことにしました。

中華人民共和国が設立され、中華民国政府が台湾に移動した時、中国歴代皇帝の多くの宝がここ台湾に移されたといいます。

それらを展示した世界屈指の中華芸術の殿堂が、故宮博物院というわけです。

常設展示だけでも2万点以上。

ものすごい規模です。

こちらの内部は、写真を撮ることができませんでした。

しかし、この混み具合を見てください。

中国全土から自国の宝を観に、観光客がやってくるのです。

中でも最も人気のある部屋がこちら。

展示室に入るだけでこのような大行列です。

この部屋に展示してある宝は

「翠玉白菜」と呼ばれるもの。

WEBからお借りしましたが、清廉潔白を意味する白菜。

これは天然翡翠なのです。

さらに、この上部を観るとキリギリスとイナゴが彫刻されているのがわかります。ともに多産の象徴でめでたいものなのだそうです。清朝11代皇帝。光緒帝の妃である瑾妃の紫禁城の寝室であった永和宮におかれていたものなのだそうです。

そしてもう一つ感動したのが、雕象牙透花雲龍紋套球といわれるものなのですが、球状の象牙細工で、21層になった球すべてに彫刻がなされたもの。

一説には3代の職人が120年かけて作り上げたという幻の一品らしく、とても感激しました。

 


■台湾出張2011秋⑤ 台南B級グルメ

台南は独自の食文化があるといわれていますが、面白かったのはこの二つのお店です。

一つはこのちまきの店。

「發㗅號」というお店。

創業されたのは、なんと1872年なのだそう。

140周年です。

この大きなちまき。おいしかった。

白身の魚のスープもいただきました。

さらにはしごしたのが、こちら「度小月担仔麺本舗」

こちらも創業以来の秘伝の鍋を使って作る麺。

担仔麺という、台南独特の麺なのだそうで、煮卵のトッピング。

いくつか見たことのない料理も出てきましたが、おいしかったですよ。

食の街で食べ物を楽しんで、新幹線で台北に帰ります。


■台湾出張2011秋④ 台湾の京都 台南を巡る

打ち合わせが終わったのち、台南の街を歩いてみようということになりました。

台南は最初の首府がおかれ、台湾の中心として栄えた古都です。

最初に訪れたところは「チーカンロウ」という、1653年にオランダ人によって建てられた城でした。

広い庭に池もありました。

錦鯉がいると思ってのぞいてみたのですが。。。

どうも熱帯魚っぽいですね(笑)。

1661年にオランダ軍を追い出したのが鄭成功。

鄭成功の名前は大学にも残っています。

こちら、その名も「成功大学」。

さらに成功大学医学部附属病院

いい名前ですね。

台南を歩いているとたくさんの寺院があることに気づきます。

こちらは関羽廟ですね。

そして、台南では刺繍の店が多かったですね。

こんな昭和の感じのレトロな映画館もありました。

こちらはカラスミの専門店ですね。

食事も独特でした。

 


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