昨日は、六本木にある政策大学院大学で、隅蔵康一教授の定期的に開催される第63回ナレッジプール講演会にて講演をさせていただきました。
アカデミックなお仕事でした。
懐かしい友人なども再会し懇親会まで楽しく過ごさせていただきました。
テーマ「レーザーの医用工学的応用」
人工光であるレーザー光線は、アインシュタインの理論を基礎として構築されたが、物理学者のセオドアメイマンがルビーレーザーを完成させたのは1960年5月。
わずか60年あまりの歴史しかない。
80年に初期にはCDやDVDなどに応用がなされるようになるともに、その時間的コーヒレンスと空間的コーヒレンスが、バーコードリーダー、レーザー彫刻、レーザーによる情報のファイバーデリバリー、レーザー検査機器、レーザー治療機器などに広く応用されるようになった。
レーザーの医療応用は、外科、泌尿器科、眼科、歯科などでも活用されているが、皮膚科形成外科領域での応用が8割を占める。
本講演ではまず、美容医療領域で使用される治療法について紹介した後、工学的に作られるファイバーデリバリーのレーザー技術、さらに、レーザーアシストによる経皮ドラッグデリバリーなどの、最新薬学的応用などについて述べたい。
講師紹介 藤本幸弘(ふじもとたかひろ)