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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

カテゴリー:北米 サンディエゴ編

■アメリカ・サンディエゴ出張2012春④フォトフェイシャル生みの親、Dr.Fitzpatrickのクリニック

アメリカは南カリフォルニア、サンディエゴで開催されたAAD米国皮膚科学会ですが、滞在期間中、レーザー・クリニックを2院、見学することができました。

ひとりはフォトフェイシャルの生みの親の一人、Dr.Fitzpatrickのクリニック。

サンディエゴからレンタカーで、リゾート地として有名なLa Jollaラホイヤまで移動します。

30分ぐらいでしょうか?

看板が見えてきましたよ。

 

こちらのインターを降りて、少ししたところ、大きなメディカルビルに彼のクリニックがありました。

クリニックの正式名称は、「Goldman Butterwick Fitzpatrick Groff & Fabi, Cosmetic Laser Dermatology」。

その名の通り、4人のドクターが集まって開業しているスタイルです。

Phlebology(静脈学)で有名な Michel P.Goldman も一度は独立してクリニックを作ったものの、またこのフィッツパトリックのところに戻ってきたのだとか。

ちょうどサンディエゴで開催された皮膚科学会に参加している日程と、僕たちがこちらを訪問できる日程が重なってしまったため、クリニック見学中は、こちらのどの先生ともあいにくお会いすることはできませんでしたが、見事なクリニックでした。

まず、レーザーや診療室などの資材をDrたちはここで共有することができます。

経営的にも合理的ですよね。

入り口を入ると、ドクターの開発した化粧品の商材がところ狭しと、並んでいます。

ショップとしてだけでも機能しそうな豊富なラインアップ。

これだけ並んでいると、あまりに壮観です。

スタッフの方に奥を案内してもらったのですが、レーザー室はなんと13室もありました。

それぞれの中には名だたるレーザー機器が・・・。

フラクセルリペア、アンコア・ブリッジセラピー、サイトンジュール…。

Lumenis One(ルミナスワン)

Isolaz(アイソレイズ)

サーマクールCPT

フラクセルリストアDUALにサイノシュア・シナジー

専門のスタッフを備えた撮影室。

患者さんの待合室。

こちらはフィッツパトリック先生の院長室です。

ここまで完璧にそろえられてしまうと、本当に見事です。


■アメリカ・サンディエゴ出張2012春③San Diego 痛恨のlost baggageバゲッジロスト再び

おはようございます。

今日3月26日(月)はクリニックFの診療日です。

今日も快晴。風は冷たいですが、気温もすこし上がるようですね。

さて、僕のブログは、先週訪れたサンディエゴ、米国皮膚科学会についてのお話です。

成田空港へ。

今回の出張はユナイテッドエアラインでした。

2010年にユナイテッド航空とコンチネンタル航空が合併して以来、新たなロゴを付けた機体も増えてきましたね。

ロサンジェルス経由でサンディエゴへ。

ロサンジェルスからサンディエゴまでは車で2~3-時間なのですが、帰りがサンフランシスコ経由だったのもあって、今回は飛行機を選択。

写真ではサイズ感がわかりづらいかもしれませんが、小型機での飛行です。

しかし、陸路ではなく空路を行くこの選択が、悲劇となりました…。

機体はサンディエゴ空港に到着したのですが、待てども待てどもターンテーブルに僕の荷物が届きません。

・・・ロストバゲッジです。

先日購入したTUMIのトランクは、他の場所へと飛び立ってしまったようでした。

目立つように黒のトランクではなく今回は茶色にしたのですが、TUMIのナイロン・トランクは似たものが数多くありますからね。

そして、僕の荷物の代わりに、誰も引き取り手のないトランクが4つ並んでいます。

家族連れのものでしょうか?

家族皆のトランクが届かなかったというのも、これもまたかわいそうですよね。

とりあえず、担当者を呼び出し、ロサンジェルスのトランジットで確認したはずの荷物が届いていないことを伝え、サンディエゴの滞在先ホテル名を書き、手続きするだけで1時間弱。

足取り重く、サンディエゴ空港を去りました・・・。

こういうことがあると、陸路と空路の選択肢がある場合は陸路をとるほうがリスクは少ないだろうと思うのですが、飛行機好きな僕はついつい空路を選択しがちです(苦笑)。

サンディエゴは、いつ来ても快晴で暖かいというイメージだったのですが、今回は寒いようなお天気。

青い空も長く続かず、雨雲が空を覆います。

冬着はトランクの中。

移動中、トランクがないというのも身軽ではありましたが、寒さと相まってちょっとさびしかったですね(笑)。

とは言え、大好きなサンディエゴの街が近づくと、気分も高揚してきます。

タクシーの車窓から、見えてきたのは現在博物館になっている空母ミッドウェイです。

空母ミッドウェイといえば、80年代に横須賀基地に寄港する問題でメディアを賑わせましたよね。

神奈川県出身の僕としては、良くも悪くも印象に残る名前でした。

学会会場横のホテルにチェックインして、まずはサンディエゴ中心にある、ショッピングモールに衣類の買い出しに行きました。

この場所は、サンディエゴに来たことのある人ならば、誰でも知っているのではないでしょうか(笑)?

食材売り場にも行きました。

さすがサンディエゴ。

海産物がたくさんです。

こんなのもいました。

どう料理するんでしょう…。

部屋に届いていた新聞を読みながら、学会に備えます。

 


■アメリカ・サンディエゴ出張2012春②第70回AAD米国皮膚科学会総会 in サンディエゴ

米国皮膚科学会に参加中です。

こちらが舞台となったコンベンションセンターです。

年間360日晴天が続くサンディエゴですが、不運なことに週末は大雨でした。

米国皮膚科学会会員の学会参加証です。

こちら、色素性疾患のセッションが終わったところの写真です。

大きなスクリーンが三つ。

雰囲気がわかりますか?

肝斑のセッションでは、ハイドロキノンや低出力のレーザートーニングの使用について、意見が割れていましたが、どちらも理論武装してきます。

こうした専門医達のディスカッションの理論展開を聞くのは、理論構築の側面でも非常に勉強になりますね。

今年は景気が少し上向きになったのか、昨年のニューオリンズに比べると活気がありました。

展示会場もご覧ください。

広い! のです。

リーマンショック前もこんな感じだったのですが、あまりに広くて、会場の端が見えません(笑)。

講演の合間に展示場をまわりましたが、展示も多く、今日一日で半分しか観ることができませんでした。

新しいレーザー機器なども発表されていましたが、今年はボディに関する機器が沢山販売されているのが目につきました。

各社で自社開発するか、技術を持った会社を買収するかで、数が揃ってきたようですね。

会場を歩いていると、知り合いが何人も話しかけてきてくれます。

数万人の参加者がいる中、会場を歩いていると、遠くからでも僕のことを見つけてくれるものですから、嬉しい限りです。

昼食でダウンタウンのメキシコ料理店にいると

「ドクターフジモト!」

と女性の声が....。

一昨年上海交通大学病院でレーザーの講演をしたときに、僕の英語を中国語へ通訳をしてくれた女医さんでした。

今晩も、サンディエゴ在住のドクターに、近くに良いダンスクラブがあって、夜中までパーティーをやっているから踊りに行こうと誘われましたが、時差ぼけだからなあ...。

食事してそのあと元気があったら電話するよと伝えておきました。

さて、これから夜の会食に行ってきます。

 


■アメリカ・サンディエゴ出張2012春①目的はAmerican Academy of Dermatology 70th Annual Meeting,San Diego,Calif.

2012年3月16日~20日まで、アメリカ カリフォルニア州サンディエゴにて開催されるAAD American Academy of Dermatology 70th Annual Meetingに出席するため、サンディエゴにやってきました。

また落ち着いたらブログを更新していきたいと思います。

 


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