化学式C₁₁H₁₅N₂O₈Pなんだかわかりますか?
5年前より論文や研究発表をwatchしてきましたが、偽物も多く、価格も不条理に高額で扱える環境にありませんでした。
安心できる国内生産の配給先が決まり、いよいよ今年はこの物質、クリニックFでも研究に関わり、販売もしようと思います。
過去のメール見ると2018年ぐらいからかなりやり取りしているんですが、今回安定安全な配給先が決まりましたので、いよいよです。
アンチエイジング分野の特に薬剤は入れ替わりも激しいですので、安全性と効能を確認した上で、遅くに参入するぐらいの方が良いと思ってます。
英文論文化されていても、研究としてエビデンスが取れているとは到底言えないものも多いので、常に根拠論文を読み、自分で考え直す様にしています。
僕の薬学博士の専門は、ドラッグデリバリーなのですが、特に体内薬物動態までを考えると、よほど勉強している人以外、普通の医師の知識の範疇では理解が難しいと思います。
口に入ったとしても、消化管内は体外ですから、吸収率を考えないといけませんし、点滴で入れたら良いかというと、一気に血中濃度は上がりますが、その分体外排出も速いです。
点滴の方が医師はお金は稼げますけど、正直患者側にはそこまでメリットは無いのではないかと思います。
高齢者や術後の栄養維持というケースではありですが、点滴が唯一の選択肢で圧倒的に効果あるのは、小児の下痢ぐらいですかね。