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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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IMAGINE

セントラルパークの目の前には、 ジョン・レノンが生前オノヨーコと住んでいたダゴタアパートがあります。この地域は、アッパーイーストサイドと呼ばれるニューヨークでも一番の高級住宅街なのです。

ちょうどダゴタアパートの目の前のセントラルパークの路面に、ジョンレノンをしのんで、IMAGINEのモニュメントがあります。

IMAGINEは高校生の時に初めて聴きました。FMのビートルズ特集をエアチェック(懐かしいな-。)して、その時にジョンの曲としてIMAGINEが流れたのです。当時は共産主義の曲として当局にマークされた曲でした。

イマジンの歌詞を読んだことがありますか?

Imagine all the people living life in peace…

天国や地獄、国境や宗教なんて結局はないものだよ、世界は一つであることを想像してごらん?

特にソ連の崩壊前のことですので、深い意味のある歌詞だったのでしょう。


フラクセル開発医のクリニック

ニューヨーク3日目。街は今日も「冬空」です。歩いていても本当に寒い。毛皮の人もまだいる状態。

今日はフラクセル開発医キャメロン=ロクサーのクリニックを訪問することになっています。

ロクサーはハーバード大学を卒業したあと、ニューヨーク医科大学でMDを取得した秀才で、僕より二つ年下です。

フラクセルが肝斑治療に効果があるということは、2005年にFDAで認定済みですが、この認定に協力したのがロクサーなのです。

彼が一昨年、日本を訪問した時に、僕のクリニックを訪ねてきたことがあり、今回は表敬訪問の意味と、フラクセルの新しい使い方をディスカッションしようと、担当者を介してアポを取ってやってきたのです。

道に迷うこともなく彼のクリニックを見つけました。

 

表札には5人のドクターの名前が書いてあります。・・・と、ここまでは良かったのですが、どうもクリニックが開いている様子はない…。

表示を見ると、土曜日は休みのようなことが書いてあります。

!!

アポのとり間違い? 僕が日にちを間違ったのか・・・? でもそんなはずはない、ロクサーは「15日の1時からならフラクセルの患者さんが3人いるので施術も見学できる。」と伝えて来たのです。

その場で電話をしても繋がらず、とりあえず表札のところに書いてある電話番号に連絡をすると、秘書サービスセンターのようなところにつながります。

「自分は日本から来た医師で、今日の13時にロクサーとアポがあるはずなのだけれど、クリニックが閉まっているので困っている。」

などと、伝えました。

「ロクサー医師に連絡を取って、電話をさせるようにします。」

とのこと。

連絡を待ってみましたが、待てども待てども電話はきません。

後で分かったのですが、担当者の伝達ミスで、土曜日のクリニックの診療場所が違うところだったとのこと。まったく…。

まあ、海外ではハプニングもつきものですよね。

その時はそんなこともわかりませんので、しばらく待ったのち、

「神様が与えてくれたお休みと考えよう!」

と気持ちを切り替え、以前から行きたかった自然史博物館に行くことにしました。

ここからだとセントラルパークを歩けばそんなに遠くはないはずです。


NYヤンキース

明けた翌日。

今日はフラクセルの開発医を訪ねる予定になっています。

セントラルパーク近くのクリニックまで歩いて向かう途中見かけた、NYヤンキースショップです。

今年もいよいよ開幕ですね。

松井はどうなってしまうのでしょうか??


CHICAGO The Musical

ブロードウェイを歩いていきました。

夜にもかかわらず、人で一杯。金曜の夜ですからね。遠くに「ウィキッド」の看板も。

目指すは「アンバセダー・シアター」。前回NYに滞在したときにはチケットが取れなかったミュージカル「CHICAGO」を観にゆきました。

このミュージカルは映画にもなりましたが、目の前であの歌を聴き、ボブ・フォッシーによるスピーディーな振付のダンスを見てしまうと、病みつきになりますね。踊っているほうも本当に楽しいんだろうと思いましたよ。

プロのダンサーなら、誰もが一度は出てみたいと憧れる舞台のひとつなのでしょうね。

ニューヨーク版の「CHICAGO The Musical」では、ロキシー役をビアンカ・マロクイン、ヴェルマをブレンダ・ブラクストン、ビリー・フリンをジェフ・マッカーシーがそれぞれ演じました。

脇役も含め、皆よく踊る踊る! ビアンカ・マロクインはまさにロキシーがハマリ役といったかんじで、素晴らしかったですよ。ヴェルマ役は個人的には、映画版のキャサリン・ゼタ・ジョーンズが一番イメージにぴったりで、ダンスや歌で彼女を上回る役者は多々いても、あの迫力はなかなか出せないように毎回思ってしまうのですが・・・。

しかし、映画と違うのはやはりそのライブ感! こぢんまりとした劇場でしたので、目の前で繰り広げられるダンスと歌は圧巻でした。「And All that Jazz」「Cell Block Tango」「Razzle Dazzle」・・・。

個人的には「Mister Cellophane」もけっこう好きなんですよね。

これだけおもしろければ、チケットが取れないのもよくわかりました。次にNYに来た時も、もう一度観たいと思いました。

ロンドンのウエストエンドでもいいな(笑)。


グランドセントラル

ホットドッグで軽く昼食を済ませた後は、ある企業を訪ねてそこで光治療器の開発に関するミーティングを行ってきました。写真を撮ったりブログに載せたりすることは残念ながら出来ないのですが、うまく行ってひと安心。日本での仕事にも繋げられそうです。

ひと仕事終えた後にはお楽しみが待っています。今回はブロードウェイのショウを日本から予約してきたのです。

しかし、ショウのスタートは夜8時から。日本だと考えられない“大人時間”のスタートですよね。少々時間を持て余してしまいます。

すこし早い夕食に、グランドセントラル駅の地下にあるオイスターバーに行くことにしました。

一度ここで牡蠣を食べてみたかったんですよね。ちょうど今は3月(MARCH)「R」のつく月でもありますし。

グランドセントラルの前まで行くと、靴磨きをしているコーナーを発見。靴を磨いてもらっているおじさんがニコニコ笑いかけるので、一緒に写真に収まってもらいました。歩くのでゴム底の靴を履いていましたが、せっかくだから良い革靴でも履いてきて、記念に僕も磨いてもらえばよかったな。

グランドセントラル駅のオイスターバーです。

アメリカ人は食に関してはアバウトだといいますが、こと、オイスターに限ってはそんなことはありません。生牡蠣のメニューも生産地別にこんなにたくさんあって、とても区別がつきません。

お店の人に

「このバーには初めてきたので、お勧めをいくつか紹介してほしい。」

というと、産地別に大小8つの牡蠣を持ってきてくれました。

向こう側がパシフィック(太平洋)で獲れたもので、こちら側がアトランティック(大西洋)で獲れた牡蠣なのだそうです。

アトランティックのほうが個人的には好みでしたね。

あまりにうまくて普段あまり飲まない白ワインを一杯。何せ時差が13時間。飛行機を降りてからほとんど寝てないので、一杯飲んだだけで顔が真っ赤ですね。仕事が終わってほっとしたのもありますが。

いや、本当に旨かったですよ。


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