TakahiroFujimoto.com

HOME MAIL
HOME PROFILE BOOKS MUSIC PAPERS CONFERENCES BLOG MAIL CLOSE

BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

BLOG|ブログ

天壇

さて、再び今月上旬に訪れた北京出張記に戻ります。

クリニック訪問した北京三日目。午後の空き時間に、明、清王朝の皇帝が、五穀豊穣を祈った祭祀場である天壇を訪れました。

皇帝が自ら神に祈るための場所です。

ちなみに、北京初日に訪れた万里の長城と、二日目に訪れた故宮に並んで、この天壇も世界遺産に選ばれています。

結果としては三日間で北京の三つの世界遺産を訪れる事ができたわけです。そう考えると、とても贅沢な出張ですよね。

恵まれています。

北門から天壇公園に入ると、門の遥か先に、皇帝の玉座が安置されている祈年殿が見えます。

意外と近く見えましたが、実際には1キロ弱ぐらいは歩いたでしょうか。

そして、祈年殿は、こんな特徴的な建物なのです。

近づくと色彩鮮やかな彫刻が施されているのがわかります。

皇帝が祭祀の際に、この中の椅子に座って待機したのだそうです。

こちらが祈年殿を後ろから見た構図です。

さらに南下すると、圜丘と呼ばれる、皇帝が冬至の日に神にその年のことを報告したという場所があります。

この場所は、中国皇帝を表す9という数字がいたるところに現れます。

9という数字は強い数字なのですね。

東西南北の全ての階段も9段の組み合わせでできています。

この祈りの場所である圜丘の真ん中の石に立ち、空を見上げると、それまで深い雲にかかっていた太陽が、にわかに姿を現しました。

神秘的な光景で、思わず見とれてしまいました。


今日の僕 20090916

朝から診察をしております。

ばたばたで、気付けばこんな時間。

窓の外もすっかり暗いですね。 今日は秋晴れの気持ちよい日だった気がするんですが、日中一度も外に出ずに終わってしまいました。

四谷にいるときは、たいてい朝から夜までクリニックの外には一歩も出ないまま、帰路につくことになります。それだけ患者さんや訪問者の方が多いということでもあるので、ありがたいことなのです。

その分運動不足は否めません・・・(苦笑)。

また、同じ姿勢をとることが多いので、夜になる頃には身体ががちがちになるんですよね。

最後の患者さんがすこし遅れるとの連絡が先ほど入ったので、待ってる間セラピストのスタッフに首と肩をほぐしてもらいました。

イタタ・・・。


ニースとロンドンより帰国しました

今日、ブリティッシュエアラインでロンドンより帰国しました。

ニースで開催された、史上初、5大陸合同レーザー学会は好評のうちに終わりました。
そして今後、こうした世界レーザー学会が隔年で開催されると発表されました。

先月バミューダで行われたコントロバーシーズのように批評的で、医師の本音の聞ける学会ではなかったのですが、三日間の開催期間中の発表内容は医療レーザー分野ほぼすべてを総括するように多岐に及び、月に一度は海外のレーザー学会に参加している僕にとっても新たに学ぶ知識も多く、非常に勉強になりました。

今回は約5日間の出張期間のうち、ニースに約48時間、ロンドンに約36時間という短い滞在時間だったのですが、レーザー学会以外にも様々な体験をする事ができました。

いつかは行ってみたいと思っていた、ニースのシャガール美術館やアンティーブのピカソ美術館を訪ねる事ができたのは嬉しかったです。

そして、一晩だけ滞在したロンドン。シャフツベリー・アベニューで観たミュージカル「Thriller Live(スリラー ライブ)」。

いまやマイケル・ジャクソンのムーンウォ―クは、世界中でここでしか観られなくなってしまったわけですよね。実はあまり期待しないでこのチケットを取ったのですが、このライブは本当に素晴らしかった。

僕は涙が出るほど感動しました。本当にマイケルは天才ですね。ロンドンに滞在される方にはおすすめです。

残っている北京ブログを書き終えた後、ニースの五大陸レーザー学会と、ロンドンのトランジットの記録を、少しづつこの新国際学会周遊記でも書いてゆきますね。


美朕臣クリニックでの講演

さて、8月末から9月上旬にかけて訪れた北京の出張記に戻ります。

講演を無事ひとつ終え、さそりを初めて食べた翌日。

北京市内に新規に開業したクリニックの先生方とのディスカッションに呼ばれ、行ってきました。

クリニックが入っていた建物は、新しくできたこのような建物でした。

入口に足を踏み入れると、ゴージャスな造りになっています。

後ろに左右四つの紫色の電光掲示板があります。

近くによって見ると…。

歓迎の意味で、僕の名前が書いてありました。

なんだか嬉しいですね。

レーザー美肌クリニックはこの建物の3階にあります。

綺麗な内装ですよね。

この病院に勤めるドクターたちが集まって、まずは昨日の講演の話。

英語で講演をしながら、また王さんに通訳をしてもらいます。

そしてディスカッションが始まりました。

皆、どうしてレーザー照射後にコラーゲンができるのか?

エラスチンができるのか?

・・・などという病理的な質問もしてきましたよ。

最後に記念写真を撮りました。

最新の内装を持った病院でも、この病院に入っているレーザーは、日本でいうと本当に10年ぐらい前の機器ばかり。

平均的な施術の値段も三分の一ぐらいでしたが、

実際に、機械のメンテナンスはされているのかなあ。とちょっと疑問に思った古いレーザー機器もありました。

このあたりは、まだまだ中国のクリニックは日本の技術の高さにかなわないですね。

最後は医師全員で写真を撮りましたが、本当に中国の病院には医師がとにかく、たくさんいるのです。

共産主義国の中国では、仕事のストレスが多く、かつ忙しい医師は、選択する職業としてはあまり人気がないのだそうで、医師の免許を持っていても、海外の会社で働く人が多いのだとか。

 

 

 

 


北京市内のクリニックの先生方と

北京市内に新規に開業したクリニックの先生方とのディスカッションに呼ばれ、行ってきました。

この病院に勤めるドクターたちが集まって、まずは昨日の講演の話。

英語で講演をしながら、また王さんに通訳をしてもらいます。

そしてディスカッションが始まりました。

皆、どうしてレーザー照射後にコラーゲンができるのか?

エラスチンができるのか?

・・・などという病理的な質問もしてきましたよ。

最後に記念写真を撮りました。

最新の内装を持った病院でも、この病院に入っているレーザーは、日本でいうと本当に10年ぐらい前の機器ばかり。

平均的な施術の値段も三分の一ぐらいでしたが、

実際に、機械のメンテナンスはされているのかなあ。とちょっと疑問に思った古いレーザー機器もありました。

このあたりは、まだまだ中国のクリニックは日本の技術の高さにかなわないですね。

最後は医師全員で写真を撮りましたが、本当に中国の病院には医師がとにかく、たくさんいるのです。

共産主義国の中国では、仕事のストレスが多く、かつ忙しい医師は、選択する職業としてはあまり人気がないのだそうで、医師の免許を持っていても、海外の会社で働く人が多いのだとか。


カテゴリー