5年前、チューリッヒからの帰国便。
「いま、会いにゆきます」は、本当にいい映画だったなあ。涙…。
食事は一日三食がやはりいいのでしょうか?
そんな質問がありましたので少し考えてみました。
栄養が病気や老化を予防するのは自明の理ですが、すべての人にとって、完璧な案はなかなか提示できません。
持って生まれた遺伝子や、生活習慣、腸内細菌叢などなどの影響により、人によって必要要素は大きく異なるからです。
ただし、年齢によっては大きく4つにカテゴライズできると思います。
1)18歳(成長期)までは、必要な「栄養素」を満遍なく取ることが必要。
一日三食食べないと、それらの栄養素を得ることができない。
1日30品目が目標です。
2)18歳から35歳(青年期)基本的に抗酸化能力が高く、何をしても大丈夫。
無理をしても翌日には体調が戻せる元気な時期。
運動量以上に食事を摂ることの「高カロリー」に気を付ければよいのではないでしょうか。
3)35歳から65歳(壮年期)体内SOD活性値が低下して、自力で活性酸素が除去できない状況。
反対に食事量によりカロリーは多くとりがちなので、食事を二食または一食に減らし、必要な栄養素をサプリメントなどで補充し、「抗酸化」する事に意味がある世代。
4)65歳以上(老年期)エネルギー代謝効率が落ちるため「低体温」になりがち。
健康のため、さらにガン細胞の増殖などを予防するため、体温を高めに維持する必要があります。
一回の食事を少なめに、ただし体を温める食事を、三食取るべき。
まあそんな感じじゃないでしょうか。
成長期は「栄養素」
青年期は「カロリーコントロール」
壮年期は「抗酸化」
老年期は「低体温対策」
この点に気を付けて食事をするべきだと思いますよ。
年齢別に4種類の栄養学を考えなければなりませんね。
僕の栄養学の著書、ディフェンシブ栄養学ですが、版元の学研で品切れになってしまい、新書が必要な場合はクリニックFにご連絡くださいね。
まだ在庫がありますので。
8年前 リヒテンシュタインのパスポートスタンプ
https://takahirofujimoto.com/blog/blog/business-overseas/post_49579/
3年前 極圏で見たオーロラ。
機内が真っ暗ではなく、iphoneでは露出をいじれず綺麗に撮れなかったので、CANON PowerShot G9X Mark II の夜景モードで毛布をかぶって撮りました。
https://takahirofujimoto.com/blog/blog/business-overseas/post_19401/
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