集英社UOMO 2023年11月号ですが、「美容医療に懸ける時が来た」の特集でご取材いただきました。
20年以上肌の診療をしてきて思ったこと。
若造りするのではなく、それぞれの年代に合った綺麗な肌を作ること。自然で清潔感のある肌を得ることが、僕は最も大切だと思うので、そこをひたすら追求しているんですよね。
そんなわけでクリニックFは、ヒアルロン酸注射やボトックスなどの、顔を造る施術はやめて、レーザー、光、ラジオ波などのエネルギーメディカルデバイスのみで、肌質を改善することに限定しています。
加齢すると、肌のターンオーバーが遅くなり、キメが整わなくなったり、メラニンを排出できなくなり、肌にくすみを感じる様になります。
さらにコラーゲンやエラスチン線維が細くなり、皮下に隙間ができます。
その隙間に朝は水が溜まるので浮腫み、夕方にはそれらが排出されて緩みます。
さらに加齢すると皮下脂肪の支持組織が伸びてしまう。
ターンオーバーを速くする波長で肌の透明感を上げて、コラーゲンエラスチンを増生させて太くする波長で肌のハリを戻す。皮下脂肪の中の支持組織を限定して縮める。基本的に顔全面の治療ばかりです。