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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

カテゴリー:Fraxelフラクセル

キャメロン・ロクサー医師

フラクセル治療の第一人者であるキャメロン・ロクサー医師が来日したので、ロクサーを囲んでのディナーにお声がけいただきました。

Cameron

フラクセルは、ニキビ肌や毛穴を肌を入れ替えるように治療する、最も新しい概念のレーザー治療機器ですが、クリニックFではこのレーザーを肌のメンテナンスの一環として使用している患者さんがたくさんいらっしゃいます。

今回日本医科大の青木律先生、湘南鎌倉病院の山下理絵先生、クロスクリニックの石川浩一先生、東京女子医大の河野太郎先生、高崎メディカルクリニックの貝瀬友規先生がいらしていました。

フラクセルユーザーで、レーザー治療に詳しいドクターばかり。

Dinner

開発者であるロクサーとフラクセルの談義はもちろんのこと、東海岸(NY)の英語のアクセントについて、諸外国で滞在したホテルについて、エアラインについて・・・などなど話は尽きず盛り上がりましたよ。

ロクサーは韓国のワークショップから帰ったばかり。日本に滞在できる時間は24時間もなく、翌日の早朝には香港に行かなければならないとのことでした。

5日間で3ヶ国を回るという、ハードスケジュールなのだそうです。

今年の3月にNYに出張したときにロクサーと話したかったフラクセルの議論も十分できましたので、良かったです。


フラクセルの会

昨晩の診療後、フラクセル治療の第一人者であるキャメロン・ロクサー医師が来日したので、ロクサーを囲んでのディナーに呼んでいただきました。

フラクセルは、ニキビ肌や毛穴を肌を入れ替えるように治療する、最も新しい概念のレーザー治療機器ですが、クリニックFでは、このレーザーを肌のメンテナンスの一環として使用している患者さんがたくさんいらっしゃいます。

今回僕以外に招待されたドクターは、日本医科大の青木律先生、湘南鎌倉病院の山下理絵先生、クロスクリニックの石川浩一先生、東京女子医大の河野太郎先生、高崎メディカルクリニックの貝瀬友規先生でした。

フラクセルユーザーで、レーザー治療に詳しいドクターばかり。

開発者であるロクサーとフラクセルの談義はもちろんのこと、東海岸(NY)の英語のアクセントについて、諸外国で滞在したホテルについて、エアラインについて・・・などなど話は尽きず盛り上がりましたよ。

ロクサーは韓国のワークショップから帰ったばかり。日本に滞在できる時間は24時間もなく、翌日の早朝には香港に行かなければならないとのことでした。

5日間で3ヶ国を回るという、ハードスケジュールなのだそうです。

今年の3月にNYに出張したときにロクサーと話したかったフラクセルの議論も十分できましたので、良かったです。

ちなみに、これが本邦初公開の、フラクショナルCO2レーザーである、フラクセルリペアー。

ロクサーの症例写真を見せてもらいましたが、5~7日間も顔が真っ赤になる、ずいぶんとハードな施術です。4000ドルぐらいで施術をしているそうなので、日本円ですと約50万円。どのくらいの需要があるかわかりませんが、機械の性能は素晴らしいですね。

うーん。レーザーマニア?コレクター?としては垂涎の機器でしたよ。

欲しいなー。でも高いなー。(笑)


フラクセルの新製品

写真が「フラクセル・リファイン」と呼ばれるフラクセルの新製品です。

新製品とはいっても、フラクセルⅡの下位ブランドに当たる機種ですね。

波長はフラクセルⅡが1550nmを使用するのに対して、リファインが1440nmという、少し浅めに入る波長を使います。ニキビ肌に対する効果は落ちるでしょう。

僕は昨年の6月にリライアント本社に行った時に、開発中のこの機械を初めて見たのですが、ようやくリリースといったところでしょうか。

ところでこの形、まるでimacみたいなのですよ。かわいいですね。

そのほか今年はフラクショナルCO2(炭酸ガス)レーザーが各社からリリースされていました。色素沈着の可能性の高いアジア人の肌にはたしてどのような効果があるのか、これからの治験が試されるところですね。


フラクセルとサーマクールの併用

現在、美容先進国の米国で、最も効果的な施術は、フラクセルとサーマクールの併用療法だといわれています。

「サーマクールで皮下組織まで熱を加えてリフトアップとコラーゲンの再構築をはかり、

フラクセルで表層の肌をすこしづつ入れ替えてゆく」療法なのです。

僕は2007年4月の、第27回米国レーザー学会(ASLMS)で、 「サーマクールとフラクセルの併用療法による若返り療法」 「The Treatment of Photo damage and Facial Rhytids Utilizing Fraxel (1550nm Erbium Glass Fractional Laser Resurfacing) and Thermacool TC (Monopolar RF) in Japanese Patients (原題)」の演題を提出し発表してきましたが、当時、アジア人における併用療法の演題は、初めてでした。

一般に白人に比べてメラニン色素の多い日本人は、レーザーの出力を落とさなければならず、適切なパワー設定が難しく、ましてやIPLなどに比べてアグレッシブな設定のフラクセルとサーマクールを併用するのは、難しかったのです。

僕はサーマクールの最も初期のユーザーの一人です(いまでこそ、数が多くなってしまったサーマクール認定医も、僕の頃は英語でトレーニングを受けました)し、フラクセル理論が世界デビューした2004年のダラスのレーザー学会、フラクセルが日本に初めて上陸した2005年のどちらにも立ち会いましたので、どちらの機種にも思い入れがあります。

ちょうど今月1日から5日まで、米国皮膚科学会(AAD:The American Academy of Dermatology)がテキサスのサンアントニオで開催されています。僕は日本の学会の講演依頼があったため、今年は行けなかったのですが、新しいレーザーの発表は、この学会か、毎年4月に行われる米国レーザー学会(ASLMS:American Society for Laser Medicine & Surgery)でデビューすることが多いのです。

来年度のレーザー治療トレンドのために、参加者に連絡して、情報を収集しておきます。


まぶたに フラクセル

この写真、なんだか分かりますか?

フラクセルを瞼に照射するときのアイガードです。目と目の周りは御存知のようにとても繊細ですが、コレを使用するときちんと目を保護することが出来るので、目に影響なくフラクセルを照射できるというわけです。

患者さんから「フラクセルとフラクセルⅡはどう違うんですか?」とよく聞かれます。フラクセルからフラクセルⅡに進化して、最も特徴的なのは「ブルーダイ」といわれる青い染料を塗らなくても良いので、顔の何処にでも照射できるということ。

人の第1印象の8割は目だといわれています。また女性が老化を最も気にするのも目と目の周りです。ただ目の周りの皮膚は、卵の薄皮ぐらいの厚さしかなく、ギャラクシーやオーロラでは施術がしにくい。それらも含めて今までは上瞼と下瞼に使える機器がなかったので、美容外科手術に頼る患者さんも多かったのですが、レーザーの進化によって瞼へのアプローチが出来る時代になったというわけです。

このアイガードを入れた施術を「フラクセル・アイズ」と呼んでいるのですが、まぶたの上を施術できるようになると、施術の選択の幅が大きく広がります。

肌を入れ替えるフラクショナル・リサーフェシングレーザー「フラクセルⅡ」ですが、クリニックFで、目にアイガードを乗せてまぶたの上下まで施術をする方法を取り入れてから、患者さんの満足度が格段と上がりましたよ。

目の周りの老化にお悩みの方、でもメスを入れるのはイヤだと言う方にはお薦めできる施術です。


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