イスラエルにAlmaというレーザー会社があるのですが、そこで出しているHarmony(ハーモニー)という機械があります。このHarmonyでは、2940nmのエルビウムヤグレーザーか1320nmのフラクショナルレーザーを選択することが可能だというのです。
Alma社は本家のフラクセルを販売している米リライアント社に次いで、かなり前からフラクショナルレーザーの開発を始めた会社の一つです。
フラクショナルレーザーであれば、ぜひ使ってみたい。
今までの機器に比べて差別化が可能な良い機械であれば、ぜひ患者さんのためにも購入したいとおもって、機器をお借りして、今日までクリニックFで、テストしていました。
自分の腕に照射してみると、9×9mmぐらいの皮膚にこのような穴があきます。写真で見えますか?
フラクショナルレーザーのドットの間隔が思ったよりも広いですね。
ほかのフラクショナルレーザーではドットが肉眼では見えないぐらい小さいのです。
半日後にはすっかり赤みもなくなりました。今回は短い期間しかお借りできなかったので、今後の変化等、評価は難しかったですが、エルビウムヤグレーザーの特性を考えると仕方ないかと思いますが、もう少し肌の下への進達度が上がればいいのになと思いました。
ただ搭載している機能を考えると、使いこなすことができれば新規に開業をお考えのドクターには良い機器・おもしろい機器になるかもしれません。
もう少し検討を重ねてみたいと思いました。