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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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シネロン社のディナーパーティー会場で ドバイから

パリ16区の高級住宅街に隣接するブローニュの森の中にある高級レストラン。

学会後にシネロン社のディナーパーティーに招かれました。

ここで出会った僕と同じ年ぐらいのフランスのドクターは、GP(一般総合医)として働いてきたけれど、患者さんのニーズやクリニックの経営を考えると、美容やアンチエイジングの分野に診療域を広げレーザーを導入せざるを得ないと話していました。

聞いてみると、レーザーの購入コストや施術料金はその時の為替でざっと計算してみると、ほとんど日本と同じでしたね。

とはいってもこれからの為替の動きで、またわかりませんが。

この会社(シネロン)の機械を使ったことがあるかと聞かれたので、2002年のオーロラをはじめとして、すでに10台も購入、使用してきて、非常に良い成績を上げているよと言ったら、びっくりしていましたよ。

Syneron

こちら中央はスロベニア出身の女医さん。なんと三年前からドバイで働いているのだとか。

しばらく彼女とレーザーの話をしていると、横から彼女の雇い主がやってきました。

右端の黒髪の女性がドバイのクリニック経営者。経営者といってもまだ若いですよね。

ドバイのオイルマネーは、スロベニア出身の彼女にとっても信じられないほどで、

「どんなに高くてもドバイの女性はすべての施術をしたがる。」

のだそう。

経営者によると、エギソチックな彼女の顔立ちはドバイの患者さんに受けるのだそうです。

名だたる機械はほとんど持っていましたね。そして、シネロンの機器の施術も、フラクショナルレーザーも、日本の約1.5倍の値段が付いているのです。

サーマクールなどは日本円に換算すると施術費が50万円ぐらい。

それでもあっという間に施術が埋まるのだとか。

僕もドバイで働かないかとスカウトされましたよ(笑)。


LUTRONIC社メンバーと

海外でよく会うLUTRONICの面々です。

Lutronic

僕の左はイタリアの、そして右はフランスのディストリビューターです。右端は僕のブログにも何度も登場しているヘイリアン社長ですね。

韓国でIPOを果たし、米国での子会社が急成長していると報告してくれました。

イタリアのディストリビュータには、肝斑治療のフジモトプロトコールについて詳しく聞かれました。

イタリアでも現在肝斑に悩む患者さんが多く、治療方法が模索されているらしく、2005年の米国レーザー学会で発表した僕のプロトコールで肝斑治療をしている人も多いということでした。


米国キュテラ社副社長 ボブ・シャイン

米国キュテラ社副社長のボブ・シャインにもお会いしました。

Cutera

先日のシンガポールの招待講演のお礼を言われましたよ。

今年はフラクショナルパールを大々的にPRしてゆきたいと話していました。


シネロン社CEO Doron Gerstel、フォトフェイシャルの開発者 シモン・エックハウス博士、そしてセールスディレクターのJacob Sharir

パリで開催された秋のEADV。シネロン社のブースにて。

シネロン社といえば、オーロラ、ポラリス、リファーム、ギャラクシー、マトリックスIR、e-MAX、e-light、べラシェイプなど。数えきれない名器を世に登場させた会社です。

僕が手に持っているこの新しいRFシステムをヨーロッパで発表したようでその話題でもちきりでした。

EADV2008

偶然会ったシネロンの面々ですが、左が昨年クリニックFも訪問してくれたシネロン社のCEOのDoron Gerstel。隣が僕。

そして僕の右が、フォトフェイシャルの開発者であるシモン・エックハウス博士。最後セールスディレクターのJacob Sharir。

偶然にもシネロン社、ビックネームがそろいました。

この日の夜にはディナーパーティーがあるそうで、そのお誘いを受けましたよ。


NEW YORK CITY BALLET

この日の午後、ある業者の社長さんから個人的にご招待を受けて、バスティーユにある新オペラ座に行ってきました。

ちょうどNYシティバレエ団が来仏中ということで、お声を掛けて頂いたのです。

学会会場から地下鉄で移動したのですが、なんだか落書き?壁画?もおしゃれです。

バスティーユ広場というと、1789年の「バスティーユ牢獄の襲撃」に端を発するフランス革命を思い出しますよね。

この新オペラ座はフランス革命200周年前夜祭の1989年7月13日に建てられたのです。

内装は非常に近代的。

高級時計メーカーのバシェロン・コンスタンチンの寄贈した世界時計もあります。

客席も十分に広さがあります。

ご招待していただいたのは、モダンバレエでした。

僕が今まで観たバレエは、クラシック曲のついたバレエばかりで、モダンバレエは観たことがありませんでした。

なんだか、難解という気がしてどうも腰が引けてしまっていたんですよね。

このバレエは三部構成でしたが、第三部がショパンのピアノ曲、エチュードとスケルッツオに合わせたディレクター独自の振り付けで5組の男女のペアが踊るものでした。とても斬新なものでしたよ。

ポーランドに生まれたショパンは、21歳のときにパリに移り住み、39歳で肺結核で亡くなるまでここのパリの住民でした。

ショパンとジョルジュ・サンド(女流作家)の有名な情事も、パリが舞台だったと思うと、なんとなく理解できます。パリは恋の街ですもんね。

話を戻してバレエですが、言葉を語らずに表情と肉体だけで、よくここまで音楽の世界とメッセージを表現できるものだと、心から感動してしまいました。

よく知っている曲に、このような解釈があるのかと思い知らされることにもなり、とても勉強にもなりました。

先週いたNYのバレエ団をパリで観ることが出来るなんて、偶然ですがとても贅沢な旅だとおもいました。

ありがとうございました。


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