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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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ゼルティック社 チーフ・サイエンティフィック・オフィサーのMitchell E Levinson

昨夜は、アメリカから来日中の医療機器会社の方々との会食の席にお声を掛けて頂きました。

その会社名はZelitiq(ゼルティック)

2005年に設立され、脂肪組織を氷結によって溶解させる技術を開発してきた会社です。

僕のブログにも何度か登場していますよね。

中央は現在チーフ・サイエンティフィック・オフィサーのMitchell E Levinson。僕は彼と米国やヨーロッパの学会会場で会うのですが、今年は10月にも日本で会食したばかりなので、

日本でもよく会うね(笑)

とお互い再会を喜びました。


大聖堂と「聖なる階段」

イタリア出張記にしばし戻ります。

ローマ滞在最終日。フライトの時間までまだわずかに時間が残っています。

もう少し観光をすることにしました。

朝一番で向かったのは、サン・ジョバンニ・イン・ラテラーノ大聖堂。

この大聖堂は、ローマに数多くある教会の中でもランク付で最高位にあるものです。

313年のミルティアデス教皇の時代から、1309年のローマ教皇のアヴィニョン捕囚まで、このラテラーノ大聖堂と

横のラテラーノ宮殿に教皇が住んでいたのです。

つまり教皇庁だった場所です。

ちなみに1377年にアヴィニョンからローマに帰った教皇が移動した先が、サン・ピエトロ大聖堂。

1929年にムッソリーニ政権下のイタリア王国と締結したラテラノ条約も、このラテラノ宮殿で結ばれたのですよね。

このラテラノ条約のために、ヴァチカン一帯が「ヴァチカン市国」が政治的独立を認められたのです。

ちなみにヴァチカン市国外のいくつかの区域もヴァチカンの主権が認められていますが、この大聖堂も飛び地の扱いで、ヴァチカンの主権下にあります。

中央には法王の専用祭壇があります。

さすがに豪華ですね。

宮殿斜め前の礼拝堂には、「Santa Scala」と呼ばれる28段の階段があります。

この階段は、「聖なる階段」と呼ばれていて、キリストが十字架にかけられる前にかけられ66度の裁判の際に使ったとされるもの。イスラエルのエルサレムから運ばれたのだそうです。

多くの敬虔なクリスチャンが膝をついて祈りながらこの階段を登っていました。

イスラエルは、フォトフェイシャルで有名なルミナス社や、オーロラ、ギャラクシー、リファーム、トリニティと魅力的な機器を発売してきたシネロン社の本社がありレーザー光機器と関連が深い国です。

国民の中で、博士号の学位を持つ者の比率が最も高い国といわれており、日本に似た完全な技術立国。信頼感がありますよね。

この聖なる階段を見ていて、昨年行った国際学会周遊記イスラエル編にも書きましたが、イエスの最後の地、ゴルゴダの丘の風景を思い出しましたよ。


昨日の僕 20091209

昨日は夕方早めに診療を切り上げて、渋谷文化村オーチャードホールに向かいました。

レニングラード国立歌劇場オペラ「トスカ」を観に。

日本では日々の忙しさに追われ、またチケットが高いこともあり、オペラを観る機会は限られているのですが、今回のトスカは集客があまり良くなかったのでしょうか、先週定価の半額で売り出されたのです。

先月トスカの舞台・イタリアはローマを旅したこともあり、このタイミングで観られるならぜひ観たい。

診察の予定を確認してから購入しよう、と一日購入を遅らせたら、残念ながらS席は完売。A席が手に入りました。

写真は、上演前に文化村B1階のカフェ「ドゥ マゴ」で軽食をつまんでいるところ。

僕と同じように上演までの時間をここで過ごしている人が、沢山いました。


サーマクール情報更新

CPT導入でお問い合わせが一気に増えたこともあり、クリニックFのWEB上にあるサーマクール情報を昨日更新しました。

御興味のある方は、こちらから御一読ください。

http://clinic-f.com/thermacool.html

また、レーザー医療関係者の方とそれに関係する編集者の方々にマニアックな人気を誇る(笑)レーザー・光治療の歴史ですが、こちらも年末までに2009年の総括がわかるよう原稿を書きたいと思っています。

もうすこしお時間くださいね。


こだわりのカメラ

最近

「“新国際学会周遊記”で掲載している写真は、どんなカメラで撮っているのですか?」

・・・と、何人かの方から同じ御質問を頂きました。

実はこのブログでは、内容によっていくつかのカメラを使い分けています。ブログを書き始めてからもう丸4年。僕なりの試行錯誤や反省、工夫が写真に反映されているので、カメラや写真のことを聞いてもらえるのは嬉しいですね。

もともと僕は、カメラのような光学機器のスペック表を見比べ、その中からあれこれと選ぶのが昔からとても好きでした。

なにしろ理系なので(笑)。

限られた予算の下、その当時の技術のできる限りの最高スペックを手に入れるために、どの機種と、どの機種、どの付属品を購入すれば、どんな条件でも自分の撮りたい写真を撮れるのか。

そんなことをその時代ごとに考えて、機器を選び購入するようにしていたのです。

こうして考えると、僕のレーザーへのこだわりとカメラへのこだわりはよく似ています。

これから開業されるドクターから、どんなレーザーを購入するべきか御相談を受けるときがあります。どんなドクターでも個人で開業する限り、レーザーを全種類揃えては破産してしまいますから(笑)、数あるレーザー機器から予算と時代背景、マーケット・ニーズを考えながら、自分の治療スタンスに合致したレーザー機器を見極め、選択しなければならないのです。

購入するレーザーを選ぶというのは、簡単そうに一見見えますが、一台の価格が価格なだけに、実は結構・・・いやかなり悩むものなのですよ。

クリニックFのレーザー機器は、米国の第一線のクリニックにあるものと偶然にもほとんど同じ布陣でとても嬉しかったことを覚えています。今思えばカメラを選択してきた経験がレーザーを選択するときにも役立っているのでしょうね。

話がちょっと逸れてしまいました。カメラの話に戻りましょう。

ブログの写真撮影に使用しているカメラです。

僕がブログに使用するカメラを選ぶ基準は、一般にスペックが追及される画素数よりも、持ち運びの良さと、広角レンズの能力、そして発色の良さに重きを置き、そこを十分に検討して選んでいます。

発色の良さは、画素の再現技術が高いことに加え、レンズのクラリティが高いということが大きく関連すると思うのですが、これは好みがあるので、実際に見なければわかりませんよね。

また、これは実際旅して感じたことなのですが、ヨーロッパの巨大な建物や風景の写真は、絶対に広角の方が扱いやすい。

僕のブログは「国際学会周遊」がテーマなので、人物の細かい表情や動きを撮ることよりも、「国際」にちなんで海外の風景や雑感、雰囲気を撮ることが多い、ということも加味しなければなりません。

学会にはスーツで参加しますが、その前後の移動や観光にはデニムで動きますし、オペラやミュージカル、会食では、ジャケットにパンツという格好。治安の良い国や地域のときもあれば、大きな荷物を持ち歩けない場所もあったり、移動の交通手段も様々。どんなときでも洋服のポケットに入れておける大きさのカメラが重宝します。

そんなわけで、海外に行ってブログ用に写真を撮るとき、一番使用頻度が多いものは、写真左上のキャノンIXY900シリーズ

CANONは発色がとても自然で、昔から好きなのです。

画素数よりも広角レンズを優先して、あえて最上位機種ではなく、二番目の機種を選びました。

IXY900 IXY910 IXY920と、同じ機種の後継機種を何年も使い続けていますが、最近IXY930シリーズが出たので、買い替えを迷っているんですよね。

もうひとつ、海外に持って行くときに使うのが、右上のカシオEXLIM EX-FH20。

こちらも他に上位機種があるのですが、20倍という光学ズームの倍率の使い勝手を考えて、こちらを選択しました。

望遠が必要なときと、動画を撮りたいときはこちらを使います。

さらに、この2機種の組み合わせであれば、どちらも記録様式がSDカードなので相互利用も楽なのです。

そうそう、このEXLIMですが、一秒当たり40枚という、超ハイスピードムービーが撮影できるのです。

初めて使った時は、もうびっくり。面白いのでいくつかご紹介しますね。

ミルクに水滴を落としたところですが、本当に彫刻の様な芸術品みたいですね。




一瞬のうちにこんなに様々な変化があるのは驚きますね。

こんなハイテクノロジーの機器を、わずか数万円で販売してしまうのですから、日本の技術は本当に素晴らしいですよね。

ちなみに、国内で写真を撮るときは、キャノンのフルサイズの一眼レフを使います。これはクリニックFの雑誌取材の際に、たまたま撮影に来て下さったプロのカメラマンに教えていただいたのですが、本当に満足しています。

プロみたいな写真が撮れる時もあって、自分でもびっくりしますね。たまにですが(笑)。

そうそう、ひょんなことで始めたら意外と好評な「今日の僕」シリーズは、iPhoneで撮っています(笑)。これは主に四谷とその界隈の僕の行動をお伝えすることがテーマなので、ラフで気軽な親しみやすさというのをモチーフにしています。

iPhoneは本当に日々大活躍していますね。今年僕が購入した商品の中で、最も満足度の高いものでした。


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