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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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マイアミビーチの夜

昼には行けませんでしたが、初日の夜にマイアミビーチのお店で食事をしました。

50年代のアメ車でしょうか。かっこいい!

マイアミはさすがリタイアメントした大富豪の街と呼ばれているだけあって、高級車も沢山走っていました。

ビーチ側から写真を撮りましたが、沢山の人でにぎわっていましたよ。

ヤシの木がまた何とも言えない南国の雰囲気を醸し出しているのです。


米国皮膚科学会(AAD)僕の発表その1

今回米国皮膚科学会(AAD)に発表演題を出すにあたり、何について出そうか悩みました。

元々、僕がここ数年三菱商事の子会社VC60社との共同研究で取り組んでいる抗酸化剤「フラーレン」について、この由緒ある米国皮膚科学会(AAD)でも演題を出そうということになっていました。

しかしながら、AADの演題の採択率は例年低くて、だいたい30%以下なのです。

演題を通すことさえ難しいので、

今までの研究をまとめ、三報ぐらいの演題をそれぞれ違う分野で提出すれば、どれかはダメでもその内一つぐらい演題が通るだろう

・・・と、三つの演題を出したのです。

ところが、結果として運良くすべてが通過してしまい、今回のAADでは、それぞれ違う日に、違う分野で3つの発表をすることになったのです。

ちょっと予想外で驚きましたが、一回の米国皮膚科学会で3つも演題を通した日本人医師は過去にもあまりいないのではないかと、何人かの方にお褒めいただきました。

頑張らないといけません。

学会初日は、アンチエイジングの分野で「シワ」について

学会二日目は、原料の分野で「ホワイトニング」について

学会四日目は、レーザーのセッションで「レーザー治療との併用の効用」について

発表をすることになりました。

一つ目の講演は、かいつまんで説明すると、紫外線の影響で皮下に出る活性酸素や、レーザー照射後に皮下にでる活性酸素をスピンエコー法で測定し、同定しました。

さらに脂溶性のリポフラーレンが、生成された活性酸素を抑制する効果があるために、シワに効果があるのではという仮説のもと、実際の人のシワのレプリカ実験でそれを証明したという発表でした。

まずは会場に入って、自分の発表を学会誌で確認します。学会誌に自分の名前を見つけると、安心しますね。

発表はVC60社の山名社長も御同席いただき、和やかな雰囲気で無事終わりました。

発表の後、インド人らしきドクターが質問をしてきましたが、日本の原料に興味津々という感じでしたよ。

このドクターは、奥さんも皮膚科医のようで、夫婦揃ってのAAD参加でした。シワに効くという、日本製の原材料について、配合の仕方とか、使い方をいろいろ聞いていかれましたよ。

まずは一仕事終わりです。


AAD 2010 in Miami

一夜明けて晴れた朝、ホテルから学会会場までのシャトルバスに乗ります。

会場まで約3マイル。

  

マイアミの大西洋を見ることができました。クルーズシップも見えます。

わくわくしますね。

こんな景色が左右に見える長い橋を渡り、コンベンションセンターに向かいます。

渋滞もあって、30分ぐらい走ったでしょうか。

今回のAADが開催される会場につきました。

まずは、レジストレーションです。

しかし、学会会場に入ってびっくり。見てください、こんな長い行列になっています。

何分並ぶのでしょう??

あまりの混雑に唖然として、とりあえずすこし時間を置いてからまた来てみよう、と食事に向かいました。

でもお昼過ぎには一つ講演があるのです。それまでには戻らなければなりません。

 

軽く食事を済ませて同じ場所に戻ってみました。あまり列の長さは変わっていないようです。あきらめて列に並びます。1時間ぐらい待ったでしょうか...。

AADの混雑はいつものことですが、初日の特に混んでいる時間に来てしまったようです。

学会員の札をもらって学会会場に入ります。

これから最初の講演が待っています。


マイアミに到着しました

米国皮膚科学会(AAD)に参加するために、ワシントンDC経由でマイアミにやってきました。

ワシントンDCの気温は摂氏2度。飛行機から凍り付いている土地が見えましたよ。

そんなワシントンDCから空路で2時間半。空から見たマイアミビーチです。

海が綺麗で、暖かそうです。今回参加する、AADのコンベンションセンターも見えます。

マイアミ空港。家を出てからここまで約24時間です。さすがにちょっと疲れましたね(笑)。

マイアミと日本との時差は14時間。日本時間から、昼夜逆転させて、2時間引いた時間となります。

僕はフロリダのオーランドには何度も来たことがあるのですが、マイアミは初めてです。

マイアミというと暖かいイメージがありますよね?

実際晴れていて、気温も20度以上はあると思うのですが、風が冷たいのでコートが必要な感じです。

ポロシャツを四枚も持ってきたのに、ダウンタウンには半袖の人は当然いません。

困ったな。風邪引かないようにしなければ。

ホテルからの借景です。

全米皮膚科学会(AAD)は、世界でも最も大きな皮膚科学会になります。毎年4万人以上の人が集まるのですが、今年はどうでしょう。

今チェックインしたホテルは満室なようですから、結構な参加者数になるのかもしれません。

この学会は、演題を通過させるのが難しくて有名なのですが、今年は3本出した演題が光栄なことにすべて通過。僕は明日から連日、3つの発表があるのです。がんばります!

発表した内容と、マイアミの名所など、追ってこのブログでもご報告しますね。

東京での診療再開は、3月12日(金)11時からとなります。


「こんぴらさん」に登る

鳴門の観光の後に、香川の金刀比羅宮まで連れて行っていただきました。

高速が通じているので、鳴門からこんぴらさんまでほんの一時間ぐらいで移動できるのです。

こんぴらさんの785段の、長く続く参道の石段を登ろうと、第1段から挑戦です。

平日の月曜日だけあって道もすいています。

ちょっと雨も降ってきましたので、お店で傘を借りました。

長い階段でしたが、最後まで登り切りましたよ。

お参り後に、近くの「さぬきうどん」のお店に入ったのですが、ぶっかけうどんがなんと一杯120円。

それもとてもおいしいのです。

クリニックFには香川県出身のスタッフがいて、帰省のお土産にいつも「さぬきうどん」をもらっているのですが、水が違うんでしょうか。

香川まで足を延ばすことになるとは思ってもいませんでした。

その後は鳴門に戻り、鳴門海峡の見えるホテルで一泊させていただき、朝、鳴門からクリニックFに出勤しましたよ。

さて、今日からアメリカ・マイアミの米国皮膚科学会に出発します。

発表演題が3つもあるのですが、またブログでご紹介しますね。


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