アムステルダムの街を一日歩き回り、気がつけば空が茜色に染まってきました。
もう夕刻です。
ずいぶんとおなかが減りました。
ホテルの人にお勧めの魚料理店を聞いたので、散歩しながらそこに向かいます。
「ルーカス」というお店です。
ドーヴァーの舌平目と牡蠣、それから海老。
とてもおいしい魚料理を頂きました。
アムステルダムに行かれる方はお勧めします。
大きな水槽に熱帯魚が泳いでいました。
アムステルダムの街を一日歩き回り、気がつけば空が茜色に染まってきました。
もう夕刻です。
ずいぶんとおなかが減りました。
ホテルの人にお勧めの魚料理店を聞いたので、散歩しながらそこに向かいます。
「ルーカス」というお店です。
ドーヴァーの舌平目と牡蠣、それから海老。
とてもおいしい魚料理を頂きました。
アムステルダムに行かれる方はお勧めします。
大きな水槽に熱帯魚が泳いでいました。
さて、再び2010年10月に訪れたスウェーデンーオランダ出張紀に戻ります。
旅の後半は、運河の街アムステルダム。
街の風景をすこし御紹介しましょう。
先日のブログにも書きましたが、ゴッホの絵に出てくるような木製のハネ橋があります。
ちなみに写真の橋は、「マヘレのハネ橋」というのだそうです。
オランダは国土の4分の3が水面下の高さにある、と高校生の時に地理で習いましたが、確かに街の至る所に運河と水門が見られます。
これがアムステルダム独自の風景を作り出しているのです。
こちらはモンテルバーンの塔(ムントタワー)。16世紀の初頭に作られたのだそうです。
旧教会です。14世紀初めごろに建てられたアムステルダム最古の教会です。
昼のコンセルトヘボウも見てきました。
こちらは20世紀の初頭に建てられたアムステルダムの旧証券取引場。
17世紀のアムステルダムは世界初の常設証券取引所があり、世界経済を牽引する存在でした。
当時チューリップの球根の値段が異常なまでに高騰したのは、「世界で最初のバブル経済事件」として有名ですよね。
こちらが“アムステルダムのへそ”ともいわれるダム広場。
運河と同じくらい自転車が多いアムステルダム。こちらも大変なにぎわいでした。
「マグナ・プラザ」という老舗ショッピングセンター。
古い郵便局の建物を上手く利用しています。
僕は好きな街ですね。
2010年も終わりが見えてきた11月。今年僕にとって最も大きな意味をもつ仕事のひとつが、納品の日を向かえました。
株式会社ヤマハミュージックメディアさんと今年ずっと取り組んできた仕事が、今週形になったのです。
来週、僕が初めて一般向けに書いた書籍が発行されます。
「聴くだけでスッキリ痛みがとれる」藤本幸弘著 発行:ヤマハミュージックメディア
ここ数ヶ月、診療と学会出張、そして大学院の準備に平行して執筆と校正を繰り返してきました。
一昨日ヤマハの國井さんと、企画・編集を御担当くださった造事務所の堀川さんが、出来立てほやほやの本著をクリニックまで届けてくださり、初めて出来上がったものを手にしました。
本当に感無量です。
元々音楽が好きで、けれど音楽を仕事にすることはできず、医師となった僕ですが、まさか大人になった自分がヤマハさんとお仕事をさせていただけるようになるとは、夢にも思いませんでした。
人生とは、本当におもしろいものですよね。
このご縁を下さった方々、ご協力を頂いた方々、皆さんに感謝したいと思います。
ありがとうございました。
聴くだけでスッキリ痛みがとれる! ~頭痛や生理痛がみるみる解消~ | 藤本 幸弘 |本 | 通販 | Amazon
ペインクリニック認定医でもある僕が、なぜクリニックのBGMにこだわるのか。
「聴覚性痛覚消失」と呼ばれる現象に着目し、医師向けではなく一般の方にとってわかりやすく、痛みと音楽の関係を解説したものです。
そして、写真でわかるように、CD付き。
「NO MUSIC NO LIFE」とは、有名なキャッチコピーですが、音楽には、僕がここで言及するまでもなく様々な効果があります。その内の1つに、痛みを軽減する役割を期待することができるのです。
以下の痛みを和らげる4つの神経系の理論を説明し、これらを活性化する音楽について書かせていただきました。
■エンドルフィンおよびドーパミンが関わる脳内報償系
■旧脳に効果があるセロトニン系
■交感神経を優位にするアドレナリン系
■副交感神経を介するアセチルコリン系
特にクラシックにジャンルを特定し、痛みに効く様々なクラシック音楽も紹介しています。
来週には書店に並ぶそうです。
また後日詳しく内容も御紹介しますね。
アムステルダム国立ミュージアムの横には、国立ゴッホ美術館があります。
1853年にオランダ南部の街で生まれたヴィンセント・ファン・ゴッホ。
この美術館にはゴッホの作品も油絵が200点以上。
そしてゴッホが収集した日本の浮世絵が沢山存在します。
こちらも入場客が沢山。
これは館内のエレベーターの横のデザインですが、こういった色使いもアルファベトの配置も本当に秀逸ですよね。
ゴッホが特にアルル時代に描いた「寝室」や、「ひまわり」などがあり、興味深く観ることができましたよ。
このビルの隣には日本を代表する建築家である黒川紀章さん設計の新館があります。
これが曲線を生かした設計で、斬新ですばらしいのです。
お土産屋さんも充実していました。
僕が購入したのはこれ。
ゴッホミュージアムの48色色鉛筆。48色の色鉛筆なんて、なかなか手に入らないですよね。
その他、いろいろと買い込んでしまいました(笑)。
「ヴィジュアル・アイデンティティ(Visual Identity)」というマーケティング用語をご存知ですか?
企業や商品のイメージを統一し、書体やマークなど色彩やデザインといった視覚的なものによって、その企業や商品のイメージを表現することです。
クリニックFのこのマークもVIのひとつですよね。
今回訪れたスウェーデンのヨーテボリでは、至る所でデザイン的に素人の僕から見ても「綺麗だな」と思うVIを観ました。
こうしたVIを都市に応用している・・・これは日本で言えば区役所や市役所、都庁がこうしたロゴを採用する、ということですから、さすが世界の様々なアーティストが「北欧デザイン」と絶賛する国は違うのだなと感心したり、圧倒されたりしました。
なにより、街を歩いていても、なにげないちいさなロゴやデザインが美しくて、気持ちがいいのです。
そして、ドローグデザインなどで知られるオランダも、もちろん秀逸なものが街のあちこちにありました。
アムステルダムには、こんなVIが。
これを3Dにすると、こうなります。
街の至る所にありましたし、アムステルダムを代表するミュージアム広場にあるこの文字は観光名所になっています。
TOKYOもOSAKAも、こういったVIを作ったらいいですよね。