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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

BLOG|ブログ

■ASLMS 2013 in Boston⑰ 春のニューヨーク 5番街 セントラルパーク アップルストア プラザホテル

おはようございます。

今日5月8日もクリニックFの診療日です。

今日も東京は晴天で気持ちがいいです。

こちら僕の通勤路ですが、新緑がまぶしいですね。

さて、僕のブログ新国際学会周遊記ですが、先月ボストンで開催された、米国レーザー医学会の帰りに滞在した、ニューヨークでの話をアップしてしまおうと思います。

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ニューヨークいつ来てもエキサイティングですね。

僕はNYに来るといつも歩く、お気に入りの散歩コースがあります。

まずはセントラルパークを歩きます。

次に5番街のアップルストア。

5番街を挟んで、その正面にあるフェアマウントのプラザホテルを横目に見ながら(時々はプラザの地下で食料を調達することもありますが 笑)。

ロックフェラーセンターへ向かって南に下がっていくのです。

ニューヨークで最もにぎやかな通りのひとつ。

アメリカ経済が好調か不調か、少し歩くだけでわかります。

トランプタワー。

4月の上旬にも関わらずこの日のNYは本当に暑く、Tシャツの人もちらほら。

20℃を超えていたのではないでしょうか?


クリニックF 正看護師の採用/募集

おはようございます。

今日は5月7日火曜日。東京は晴天です。

ゴールデンウィークも終わり、今日からクリニックFも診療再開です。

連休中は生まれ故郷の湘南に滞在し、久しぶりに江の島を観て過ごしました。

ここから夕日に映える富士山がとても綺麗に見えるのです。

こうして自分が生まれ育った場所に来ると、心が落ち着きますね。

とてもリラックスできました。

今日からまた頑張りますので、よろしくお願いします。

次回僕の海外出張は、5月19日から24日までとなりますので、お急ぎの方は来週末までにお越しください。

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さて、今日はこのブログには珍しい、新規スタッフ採用のお話です。

クリニックFは、2007年5月26日に開院しました。

今月6周年を迎えることになります。

少々特異なクリニックであるため、開院後新規スタッフを募集したことはこれまでありませんでした。

ご主人がノルウェーに赴任した休業扱いのスタッフ一人を除いては、開院以来、辞めた人がいないのです。

銀座や青山、渋谷、新宿・・・といった都内でも華やかな場所からは少々離れた街にある小さなオフィスビルで、家賃や内装費をぎりぎりまで切り詰め、広告も一切打たず、経費のほとんどを新規レーザー購入やメンテナンス、新しい情報収集や技術の構築といったものに充ててきました。

そして、この業界で仕事をしてもう10年以上という少人数のベテランスタッフと、ここまで試行錯誤しながらクリニックの骨格をコツコツと組み立ててきました。

その骨格も開業5年が過ぎてだいぶ整い、形が見えてきました。

ここからは肉付けの作業となります。

僕自身含め今まで一緒にやってきたスタッフにはまた新しいタスクが出てきますので、ここでクリニックFにとっては初めてのことになりますが、新規のスタッフを募ってみたいと考えています。

対象は、正看護師の方です。

20代後半以上の方・・・つまり臨床経験がある程度以上ある方を募集します。

年齢の上限を特に設けるつもりはありませんが、熟練ナースの場合、時にこれまでの経験や固定概念、プライドを捨て、自分より若いスタッフにも頭を下げて学び吸収する事が出来る方でないと、難しいことはあるかもしれません。

クリニックFの専門は、特に21世紀になってもっとも進化した医学分野のひとつであるレーザー光治療です。

世界最先端のレーザー光治療をリアルタイムに学ぶことができる施設は、国内に沢山はありません。

採用条件は、レーザーや光治療に興味のある方、その分野で勉強をもっとしたい方であることはもちろんですが、それ以上の大前提として

仕事が好きな方、働くことが好きな方、接客が好きで患者さんのために何を自分ができるかを常に考え実行できる方

院内で起きる全ての事を素直に、そして謙虚に捉え、先の仕事と活力に繋げていける方と一緒に仕事をしたいな、と考えています。

より具体的な募集要項はまた後日別途アップしますが、我こそはと思う方がいましたら、履歴書をクリニックの採用係までお送りください。

クリニックに合う方がいましたら採用しますが、逆に言うと合う方が出てくるまでは採用を見送るつもりです。

気を長く、良いご縁を待ちたいと思います。

楽ではありませんが、向上心のある方にとっては未来ある、楽しい仕事だと思いますよ。

末永く一緒に仕事ができる方を、じっくり探していきたいと思いますので、よろしくお願いします!

 

 


新登場「サブライム」 シネロン/キャンデラ社ePLUS 最新たるみ治療機器 たるみ治療の「三種の神器」

おはようございます。

 

さて、今日の話題は3月にクリニックFに日本で初めて導入された、シネロン社の「ePLUS」という機器の新たなアプリケーター 「サブライム」 について。

先月よりこの機器を使ってクリニックの患者さんに施術をさせていただいています。

当初、自分の中でのePLUSの位置付けは、

「トリニティの施術で使用する“eMAX”のアップグレードバージョン」

というものでした。

その中に組み込まれた機能の中に

「リファームSTの代わりに新たに採用されたサブライムという機能がある」

という認識を持っていたのです。

もう少し詳しく書くと、サブライムは、痛みの無いたるみの治療機器と同じカテゴリー(クリニックFではFormula2 肌のタイトニング)に属する機器で、リファームSTのアップブレード機器としての位置づけで「名前のみがリファームSTからサブライムに変わった」のだと、理解していたのです。

ところがところが、嬉しい大間違いでした。

実際に施術をしてみると明らかに結果が違いますし、体感も異なります。

まず技術面に注目してみると、今回のサブライムの特徴は、インピーダンスフィードバックが1msecと従来の10分の1の精度になったということ。

1000分の1秒づつ適正なRFエネルギーがフィードバックされて照射できるので、RFのエネルギー効率が20-30%アップするのです。

得られた施術結果を見ると、患者さんにとってもとても嬉しい変化であり、これは新たな機種という位置づけでよいのではないか判断して、クリニックのメニューに施術名を単独で加えることになりました。

たるみ治療には、僕も尊敬するレーザー治療の大先輩である新宿クロスクリニックの石川先生が命名され商標を取られた、「ウルサーマ」という施術(ウルセラとサーマクールの同時照射)があります。

〇ウルセラで皮下4.5mmと3.0mmのタイトニングを行い

〇サーマクールで3.0mmよりも浅い部位にジュール熱を加える

という、現状では最も理にかなった機器による効果の高い「たるみ治療」方法です。

その二つの機器に、ちょうど皮下の1.0mm近辺に「バルクヒーティング」を作ることができるサブライムを組み合わせると、4レイヤーにわたる、より効果の高い理想的なたるみ治療が可能になります。

しかもサブライムの効果によって、肌のハリ感も上がります。

◆ウルセラ (超音波)

◆サーマクールCPT (モノポーラーRF+機械的振動)

◆サブライム (バイポーラーRF+近赤外光)

という、2013年現在たるみ治療の「三種の神器」機器併用による、ノーダウンタイムで理想的な、たるみ治療。

クリニックFでは「トリプル・レーザーリフト」とでも名付けましょうか。

思えば2002年にサーマクールが国内デビューしたときは

「メスのいらないフェイスリフトが可能になった」

というキャッチフレーズに感激した記憶があります。

いよいよダウンタイムばかりか、効果までもフェイスリフトを超える究極の施術が機器によってできる時代になったのかもしれません。

技術の進化はすばらしいですね。

 

 


日本美容外科学会誌に「クリニック経営」についての原著論文が載りました

おはようございます。

今日5月1日(水)はクリニックFの診療日です。

東京の朝は肌寒く、曇り空ですね。日中は気温も多少上がってくるようですが、雨も降りそうだとか。

この後連休のご予定がある方も多いでしょうから、お天気回復するといいですね。

今月末でクリニックFも6周年。6周年というのは数字としては半端かもしれません。とはいえ、3周年や5周年がひとつの区切りだったのに対し、6という数字はここを無事超えられればいよいよ10年という数字も見えてくるような気がして、当事者としては大きな意味を感じています。

ひとつ上の階段から見る景色を楽しみに、そして新しい試みも少しずつ試していきたいと思っています。

 

さて、連休の中日ですが、昨日は日本美容外科学会誌3月号に載せていただいた僕の原著論文の別冊が届きました。

「美容関連診療所の経営強化策」について。

2011年に博多で開催された日本美容外科学会の、リスクマネジメントの枠で講演させていただいた内容をまとめて加筆して、論文にしたものです。

もともと医療経営学は僕の専門の一つでもあります。

ビジネス書の新書はほぼすべて目を通していますし、週末もこんな本を再読し、感銘を受けました。

約10年前の本で、ビジネススクールに通っていたときに読んだのですが、

「経営で成功者というのは単なるまぐれで、実際には成功者に学んでその成功体験を自分の分野に応用できることはほとんどなく、むしろ失敗の原因をアーカイブすることに意義がある」

ということを再確認させてもらいました。

医学部進学のために途中退学した慶應義塾大学経済学部では、入学当初ここで経営経済学を学ぶつもりでいました。

しかしながら、まだ青かった自分は入学後考え込んでしまったのです。経営経済と一言で括る前に、どの分野の経営について、どんなテーマの経済について自分なりに突き詰め、学び役立てたいのだろうか? と。

10代終わりの、まだ乏しい知識と経験の中で自分なりに考えていたわけですが、漠然とそのとき医療のことが頭に浮かんだのですよね。

いずれ経営を学ぶにしてもまずは医師免許を取ることが、少なくとも自分にとっては先だと、一大決心をして進路変更をしましたが、医師になってから10年間は医師としての勉強で精一杯でした。

卒後6年で専門医を、卒後9年で医学博士号を手にしたのち、ビジネススクールに通う決心をしたのです。

「日本の保険診療下における医療機関の法人形態の転換―医療機関の株式会社化を含む病院経営の強化策について―」

が僕の修士論文のテーマでした。おそらく自費診療関連の医師で、最も早い時期に経営管理学修士号(MBA)を取得したのではないでしょうか?

学生のときにした勉強は、記憶しなければいけないものが多く、苦痛でした。社会人になってからの特に大学院での勉強は、基礎知識を学んだ後に理論を構築するのが主な手法です。

時間が限られている中、新たな分野の勉強は大変な思いをしましたがとてもエキサイティングで、特に論文を上梓した後は充実感に満たされました。

高等教育機関や研究所という「場」に自分は惹かれ、そこで新たなことを学び、学位や資格を取得し、それまでの経験や知識と結び付ける形で役立てることが好きなのだ、という自分の特性もよくわかりました。

その後、航空物理学や航空法規を学んで飛行機操縦士免許を取ったり、工学部博士課程に進学したりとしましたが、いよいよ今年9月の工学部博士課程修了と工学博士号取得が見えてきた今

次は薬学博士号を取ろうか?

それとも、昔から好きだった声楽関係の大学に行ってみるか?

哲学や絵画の勉強をきちんとしたいので、文学部でも受けるか?

なんて、次はどんな大学院を受けて、どの分野の勉強を始めようかと考えている自分にちょっと呆れています(苦笑)。

 

 


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