TakahiroFujimoto.com

HOME MAIL
HOME PROFILE BOOKS MUSIC PAPERS CONFERENCES BLOG MAIL CLOSE

BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

BLOG|ブログ

Canon Power Shot SX60HS 

診療前に朝一番で髪を切ってきました。

すこしさっぱりしましたでしょうか。

手に持っているのは、新しいカメラ。

この秋にデビューしたCanon Power Shot SX60HSが届きました。

SX50HSが素晴らしい機器だったのでカメラ好きとしては楽しみです。

65倍光学ズーム 16.1メガピクセル 47.898円。

この機能にしては安すぎです。


アコレード・セラピー Accolade Therapy とは?

クリニックFに2009年から導入されているアコレード(Accolade)。

755nmの波長をもつQスイッチアレキサンドライトレーザーで、
ナノ秒のパルスによる衝撃波でメラニンを粉砕します。

この波長はメラニンへの吸収性が高く、深達度も高く、副作用を最小限に留めるもので、アジア人の肌にはとても人気のあるものです。

サイノシュア社の機器は大きいですし、決して使い勝手が良いわけではないのですが、設定が玄人好みで、僕は好きですね。

こちらのアコレード。

適応疾患としては、

・真皮メラノサイトーシス(太田母斑、異所性蒙古斑)

・ADM
・表在性色素斑(雀卵斑、老人性色素斑)

・外傷性色素沈着

・刺青(黒点・青・緑)

などがあります。

こちらもアコレードの特徴である

①照射スピードは最大10Hz照射

②低出力治療に適した最低出力1.0Hz

③Qスイッチ(ns)とロング(μs)の選べるパルス幅

④照射に安全なガイド光付き

を持つことを特徴に持っています。

最近、このアコレードの二つの照射方法を組み合わせた、「アコレードセラピー」という照射方法が提案されてきました。

これはアコレードレーザーを使用した色素疾患のトータル治療。

低出力のため色素沈着などのリスクが大幅に軽減され、効率の良い治療が可能です。

①Accolade トーニング

低出力で全体のトーンを薄く

②Accolade ホワイトニング

残ったシミを低リスクに除去

アレキサンドライトレーザーのトーニングは、Nd:YAGの波長をもつ、メドライトC6やレブライトのレーザートーニングとは少し異なります。

4年前の2010年には、僕も米国レーザー医学会(ASLMS2010)で、アジア人肝斑において、低出力Qスイッチの、アレキサンドライトとNd:YAGを使用した場合の治療比較についての研究発表も行いました。

Fujimoto T Comparison of low fluence Q-switched alexandrite laser versus Q-switched Nd:YAG  laser for the melasma treatment of Asian patients: Lasers in Surgery and Medicine: Vol.42(S22):p81-82

一般的に広まっているメドライトなどの1064nmのNd:ヤグレーザーによるトーニングとは効果が異なりますので、治療に満足できなかった方への選択肢としては良いですよ。


2015年 ニキビ痕治療に効果のあるレーザー

来日中のルミナス社の副社長 Roy RamatiがクリニックFを訪れてくれました。

来年のレーザー動向についてもいろいろディスカッションできましたよ。

新たな機器発表もあるようで、来年は一度イスラエルの本社も訪れてみようと思います。

※※※

今日はニキビ跡治療に使用するレーザーについて、触れたいと思います。

以前にも何度か書いていますが、ニキビ跡を治療することとニキビの治療は似て非なるもので、大きく異なります。

クリニックFではニキビ跡の治療を主に行っていて、こちらは10代の方から50代近くの方まで非常に好評です。

ニキビ跡については長年悩まれている方も多いので、少しでも前進すると皮膚だけでなく表情まで明るくなるのです。

これは治療を担当する僕としても、とても嬉しい患者さんの心の変化です。

光で皮膚にアプローチしているつもりが、その光は皮膚のさらに奥、心にまで届いているのだなあと感慨深い気持ちになりますね。

さて、専門的な話をしますと、ニキビ跡は形態別で4種類(ヨーロッパでは3種類)に分類するのが一般的です。

それらは

①Rolling ローリング型

②Ice-pick アイスピック型

③Shallow box-car 浅いボックスカー型

④Deep box-car Type 深いボックスカー型

と、呼ばれています。

①ローリング型とは、丘のようにうねって平らな部位が少ないニキビ跡(Rolling scars are gently undulating,
appearing like hills and valleys without sharp borders.)のことを指し

②アイスピック型とは、表面が広く深くなるに従って細くなる円錐状のニキビ跡(Ice-pick scars, also known as
pitted scars, appear as round, deep depressions culminating in a
pinpoint base; in cross-section, they are shaped like a “v”.)

③浅いボックスカー(箱形の車)型(Box-car scars have a flat, “u-shaped” base. Broader
than ice-pick scars, they are round, polygonal, or linear at the skin
surface)と、

④深いボックスカー型(Shallow box-car scars terminate in the shallow-to
mid-dermis, and deep box-car scars penetrate to the reticular dermis.)

ヨーロピアン・アクネ・グループ(The European acne group (ECCA) )では、

◎ローリング型を「W-shaped」

◎アイスピック型を「V-Shaped 」

◎ボックスカー型を「U-shaped」

と分類しています。

2014年末現在では、アジア人を対象とした場合、

クリニックFでは以下のようにレーザーを使い分けています。

ローリング型には ヘイロー(サイトン社)

アイスピック型には スターラックス1540XD(サイノシュア社)

浅いボックスカー型には フラクセル3DUAL(バリアント社)

深いボックスカー型には スマートサイドスクエア(DEKA社)

といったフラクショナルレーザー機器が、それぞれファーストチョイスになりますね。

そうそう、昨日訪れてくれたルミナス社にもアンコアという素晴らしいフラクショナルレーザー機器があります。

こちらはまだクリニックFにはありませんので、来年は要注目です。

患者さんのニキビ跡の症状は、すべての人が同じではありませんし、また複合的にいくつかの種類のニキビ跡が混在している場合も多くありますので、これらを組み合わせて治療してゆくのが適切です。

また、必要に応じて、肌の中のコラーゲンやエラスチンを増加させてからでなければフラクショナルレーザー機器の効力が落ちることもありますので、他のレーザー光治療の加療後に治療をする場合もあります。

フラクショナルレーザー機器の場合、肌に均一にレーザーを照射することが目的ですが、どこまで重複照射するかによって、またどの頻度で治療をするかなど、施術をされるドクターの経験によって治療結果は大きく左右されます。

施術の前に、よく話を主治医に聞かれ、納得してから治療に入られた方が良いと思いますよ。


The Ruby Z1 年末にはQスイッチレーザーでシミ取りを

こちらは今年新たに入れ替えたQスイッチルビーレーザー

「The Ruby Z1 」です。

もともと東芝で開発されて、現在JMEC社が開発販売する、日本が誇る「メイド・イン・ジャパン」のレーザー機器です。

年末に人気のある機器/施術は下記に大別されます。

1) 3-5日のダウンタイムで肌全体のの入れ替えやタイトニングを行う施術。

〇マドンナリフト

〇ヘイロー

上記二機種は、古い角質を脱皮させて、新しい肌に生まれ変わらせます。

マドンナリフトはニキビ跡に、ヘイローは肌の若返りに利用します。

2)数日かさぶたにして、シミを取るタイプのレーザー機器

〇Qスイッチルビーレーザー(694nm)

〇QスイッチNd:YAGレーザー(1064nm/532nm)

〇Qスイッチアレキサンドライトレーザー(755nm)

を利用します。

クリニックFでは、

◆ルビー(The Ruby Z1:JMEC社)

◆ヤグ(レブライト:サイノシュア社)

◆アレキサンドライト(アコレード:サイノシュア社)

という現在の医療市場にある3種すべてのQスイッチレーザーを揃えていますので、あらゆる深さのシミを取り去ることが可能です。

3)いぼや大きなほくろ、黄色種など、でっぱりのあるものを取るような施術。

これには

〇CO2レーザー

を利用しています。

年末には、数日間のダウンタイムがある施術が可能になります。

新年を迎える前に治療してしまいましょう。


カテゴリー