藤本幸弘オフィシャルブログ
思い返してみれば、僕は幼少の砌から書き取りや計算ドリルのような反復練習や記憶重視の勉強が嫌いでした。
どうせ電卓やワープロのようなものが出来るからと、子供ながらに思っていました。
中学校の時に、自分は記憶力がダメなので、理論系の学問で勝負しようと思い、国語、数学、理科を頑張ろうと決心しました。
本も読んだ後に、何がどこに書いてあるかだけ記憶して本棚にしまいますが、いわば蔵書が巨大な頭脳ですよね。
今はiPhoneをもちいて、WEBですぐに検索できるような時代になって、記憶力よりも発想力が生かされる時代になりましたが、本当に良かったです。
こんな時代でなければ、今の様なマルチタスクの仕事は、とてもこなせませんね。
レーザー治療を行う医者にとっての情報源は、一つは英文学会誌。もう一つは英文業界誌です。
学会誌は、論文などでレーザーの理論をcatch-upするもの。
業界誌は新機種情報や機器スペックなどが記載されています。
どちらも必要な情報源なのですよね。
今日はこちらの学会誌Lasers in Surgery and Medicineの最新号が送られてきました。
368ページに僕の名前のアブストラクトの記事が出ています。
多くの記事の中で、ニキビ跡に関するPRPとフラクショナルレーザー機器の併用療法の臨床報告、骨芽細胞のセルラインを使っての実験ですが、低出力のブルーライトLaserが細胞外骨化を促進するという記事が面白かったです。
本日は500名弱の参加者の元、品川グランドホールにて招待講演をさせていただきました。
もう1人の招待講演者はパッションリーダーズの近藤太香巳社長でした。
