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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

カテゴリー:欧州 ロシア サンクトペテルブルグ編

2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会⑲ 「琥珀(コハク)の間」はどこに?

日本に帰国して、サンクトペテルブルグに行ってきたというと、「琥珀(コハク)の間に行った?」 という質問がよく返ってきます。

さて、質問です。

「琥珀の間」はサンクトペテルブルグのどこにあるのでしょう?

1 エルミタージュ美術館

2 ペテルゴーグ(ピョートル大帝の夏の宮殿)

3 エカテリーナ宮殿

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琥珀の間は、その名のとおり部屋全体の装飾が琥珀で出来ており、これは世界で唯一のものです。

琥珀は、第二次世界大戦のレニングラード包囲戦中に解体され、ドイツ軍に持ち去られて、行方が分からなくなりました。

1980年から始まった復元作業により、2003年の建都300周年に、完全に復元されたのですが、伝説の琥珀の間が公開されると人気が沸騰して、入場制限が続いています。

Oldamberroom

ちなみにウィキペディアでは、こちらの1917年に撮影されたオリジナルの「琥珀の間」の写真をアップしていましたので、こちらに転用させていただきました。

さて、琥珀の間は、エルミタージュ美術館の中にあると思われている方が多いと思うのですが、どうでしょう?

実はサンクトペテルブルグから南に30kmも離れたエカテリーナ宮殿の中にあるのです。

こちらに行くには1日がかりのツアーなので、今回は訪れることができませんでしたが、二年前には訪れていますので、ご紹介しますね


2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会⑱ チャイコフスキー バレエ「白鳥の湖」

なにはともあれ、ネヴァ川の対岸にあるホテルサンクトペテルブルグ劇場に、開演数分前にたどり着きました。

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こちらでの演目はチャイコフスキーの「白鳥の湖」

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エルミタージュ劇場の劇団員が、このホテルでショーをするということだったようです。

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ちょうどカリビアンクルーズのクルーズシップの中継場所にもなっていたようで、クルーズ船にいる人たちはシャンパンを片手に幕間を楽しんでいましたよ。

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窓の外にはクルーズシップが停まっているのが見えます。

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チャイコフスキーの「白鳥の湖」といえば、オデット(白鳥)とオディール(黒鳥)の二役の主役の演じ方が話題になりますよね。

このチャイコフスキーは、ワーグナーのオペラ「ローエングリン」を高く評価していたといわれているのですが、白鳥の湖はこのオペラ「ローエングリン」を参考にしているという説をご存知ですか?

善良な人物(「白鳥の湖」だと女性、「ローエングリン」だと男性)が悪い魔法によって白鳥に姿を変えられてしまうという物語の根本にある筋書き、そして「ローエングリン」の第1幕第3場で現れる「禁問の動機」と「白鳥の湖」の「白鳥のテーマ」が極めて似ていると指摘されているのです。

このオペラで使用される、「ローエングリンの結婚行進曲」の美しい旋律は、耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

僕はこのオペラがとても好きで、特にドイツのドレスデンのゼンパーオペラで観たときの印象は強く、一番の思い出として今も残っています。

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劇場はホテルに付属していたもので一流のものとは言えなかったのですが、内容は見ごたえがありました。

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終わって外に出てみると、日が沈む時でした。


2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会⑰ 会場へはネヴァ川を越えて

エルミタージュ劇場まで歩いていくと、受付で言われたのは

「今日は劇場で公演はないですよ。」

の一言。

つまり、僕たちは会場を間違えたのです。

しかし、迫る開演時間。会場に急がねば。けれど、ここでないのだとしたら、ではどこに??・・・慣れないサンクトペテルブルグの街で、地理感がまだありません。

受付の人にチケットを見せても、自分にもこの場所はよくわからない、とあっさり言われてしまいます。

英語がよく理解できないようでしたが、こちらもこうなると必死です(苦笑)。

地図を広げ、

せめて、この劇場がどのあたりにあるか教えてもらえないか? 

と食い下がると、

たぶんこのあたりじゃないか

と、地図の上を指差します。

どうもネヴァ川の今いる場所に対して、対岸にある住所のようだ、ということがここでわかりました。

あと開演まで15分もありません。

タクシーを見つけに表に出ます。

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対岸に歴代のロシア皇帝の墓があるペトロハヴロフスク聖堂が見えますが、地図によると劇場は対岸の、この聖堂のはるか右の方角です。

何とかタクシーをつかまえて、劇場に向かいます。

ただ、こちらのタクシーは、旅行客だとわかると法外な金額をとろうとするのですよね。

地下鉄で移動するなりして、いつも気を付けていたのですが、今回は急を要しましたので仕方がありません。

ようやくタクシーを見つけて乗ったところで、このタクシードライバー。

タクシーメーターを倒してくれと言っても、わからないふりをして倒さない。

最終的に3kmぐらい走ったでしょうか。

請求された金額は、車で30分以上離れた空港まで支払う料金です。

値段交渉しても

「タクシードライバーは俺だ。俺が言った金額を支払うべきだろう!?」

と逆切れされ、時間もなかったので、結局彼の言うままの料金を支払いました…。

まあ海外ですとこういったこともあります。

ロシアの場合は、体に危害がなかっただけでも良しとしなければならない場合もあると聞きますしね。


2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会⑯ サンクトペテルブルグでイタリアン

おはようございます。今日7月29日もクリニックFの診療日です。

8月が目の前に迫ってきましたが、天気は梅雨のような雨雲ですね。昨日の湿度、日本も東南アジアのようになってきましたよね。

さて、7月中に今月訪れたロシアの「新国際学会周遊記」を終わらせてしまおうと思います。

どうぞおつき合いください。

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この日はもう1つバレエの演題の題目の予約をしていました。

チャイコフスキーの「白鳥の湖」です。

インターネットの情報では、公演会場は「エルミタージュ劇場」とのことでしたので、エルミタージュ美術館の近くで食事が出来るところを探します。

ちょっと小綺麗なお店を見つけました。

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ひとつのお店でなぜか、イタリア料理と日本料理、どちらも出すというお店です。

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お寿司を中心とした日本料理もありましたが、過去の経験から日本料理を注文する勇気がなく(笑)、メニューが充実していたイタリアンを頼みました。

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つい10日前まで本場イタリアのトスカーナで良い料理を頂いていたので、あまり期待せずに食べ始めたのですが、これが本当においしい。

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チーズも素晴らしかったですし、

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リゾットは絶品でした。

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ヨーロッパのほぼ全ての国に滞在したことのある僕ですが、たいていが仕事ですので食にこだわるにも限界があります。おいしいレストランを事前に調べて予約して・・・なんていう余裕はとてもありませんので、たいていふらりと入れるお店になります。

そんな中で、こんなにおいしい料理を出張中に食べられたのは、イタリアかフランス以外では初めてかもしれません。

良い海産物がとれるので、料理の基礎ができているのでしょうが、皇帝文化が長く栄えた街は、食文化も発達するのでしょうか?

2年前にこの地に来た時も美味しくて驚いたのですが、ロシアでの食事のクオリティ。

驚きです。

こらから舞台鑑賞という高揚感と、おいしい料理にビールと赤ワインで気分も上々、会場が近いこともあってついつい開場時間直前まで研究者仲間と飲んでしまいました。

ところが歩いてエルミタージュ劇場に移動してみると・・・

ハプニングです。


2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会⑮ 2nd Continental Congress of Dermatology of the International Society of Dermatology 第2回大陸皮膚科会議

サンクトペテルブルグでは、この時期、もう一つ皮膚科学会が開催されていました。

「2nd Continental Congress of Dermatology of the International Society of Dermatology」と名づけられています。

Idc

世界皮膚科学会開催の第二回大陸皮膚科会議という、ロシアとヨーロッパの医師たちが集まる会議です。

僕はこの学会の情報を、直前のイタリア出張で仕入れたので、学会の開催場所を見に行くことにしました。

日本では全く情報がありませんでしたね。

場所は「タウリヤ宮殿」という、サンクトペテルブルグ市内の施設でした。

地下鉄の駅から歩くと、タウリーチスキー公園という大きな市民公園の中を通ってこの会場に行けそうです。

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タウリーチスキー公園は、観光客がいかないような場所にありますが、とても綺麗な公園でした。

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地元の人たちがベビーカーに子供を乗せて行く場所なのでしょうね。

すこしニューヨークのセントラルパークに似ていますね。

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公園を通り抜けて、このような大通りを歩いてゆきます。

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通りの向こうには、ロシア教会風の綺麗な建物も見えますね。

この大通りを歩いて15分ぐらい

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通り右手に宮殿のような施設が見えてきました。

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どうやらここが学会会場のようです。

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こちらのテントがレジストレーションでしたが、ちょっと登録して入る残り時間はなさそうでしたので、ここで引き返すことに。

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受付に立っている人たちに、英語で話しかけたのですが、僕らは英語は話さないので他の人を呼んでくると言われました。

国際学会なのに....(苦笑)。

英語が話せる人に、日本から来た医師だけれど、ちょっと中を見せてくれないかと交渉しましたが、レジストレーションが必要だと言われてしまいました。

まあその通りなんですが、1時間も中にいることの出来る時間が無かったので、諦めました。

多くの医師たちが会場に入ってゆきましたが、彼らが話している言葉はスラブ系の言語でした。ラトヴィアやベラルーシ、ウクライナなどの旧ソ連の国々の医師も含まれているのでしょう。

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ただ、発表の演題は英語で行われている様子。

皮膚科系の学会ですので、来年にでも演題を出して参加してみようと思いました。


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