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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

カテゴリー:のりもの・スポーツ

【長嶋茂雄さんの思い出】「音でヒットがわかる」という天才の感覚

【長嶋茂雄さんの思い出】──「音でヒットがわかる」という天才の感覚

長嶋茂雄さんが亡くなられました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0f395aff52aed943cf19cbb4bf6a24b4ef7eb624?page=1

日本を代表するスーパースターであり、野球界の象徴ともいえる方でしたね。ON砲と3番のユニフォーム。74年の現役引退はかすかに覚えがありますが、僕の記憶にあるのは監督だった90番を背負った時代ですね。

僕も一度だけ、写真をご一緒に撮っていただいたことがあるのですが……。いくらスマホを探しても見つからないんです。もしかすると、ずいぶん前のことで、ガラケーの時代だったのかもしれません。

でも、不思議なもので、そのときの「空気」や「まなざし」、そして独特のオーラは、今でも鮮明に心に残っています。

長嶋さんといえば、プレーの一つひとつがまるで“芸術”のようでした。

そのなかでも、僕が特に心惹かれるのが──
「音でヒットの成否を見分けた」というエピソードです。

ある日、巨人の若手選手が、フリーバッティング中の長嶋さんの様子を見ていたそうです。すると、スイングの直後に、長嶋さんが打球の行方を見ずに、こう言ったといいます。
「センター前ヒットだね。」

その言葉どおり、ボールはセンター前に落ちました。

驚いた若手が「なぜわかったんですか?」と聞くと──
「音でわかるんだよ、音で。“いい音”したろ?」

……まさに、天才ですね。

じつはこれ、脳科学的に見ても興味深い現象なんです。

人間の脳では、音の情報は光(視覚)よりも速く伝わるといわれています。

音は0.01秒で脳に届き、いったん視神経から大脳皮質に転写される視覚よりもはるかに早く処理されるのです。

でも、それを即座に「どこに落ちるヒットか」まで判別できる人は、そうはいません。

長嶋さんは、感覚の世界を“見る”のではなく、“聴いて”いたんですね。

そしてもう一つ、思い出深いのが、長嶋さんの指導方法です。

ある選手がフォームで悩んでいたときのこと。
「見てください」とお願いすると、長嶋さんは何も言わず、ただバットを構えてみせただけだったそうです。

それを見た選手は──
「……あっ、わかりました。」

言葉ではなく、立ち姿だけで“気づかせる”指導。
理屈ではなく、感覚で伝わるものがある。そんなことを感じさせられます。

「びゅっと振ればいいんだよ!」という名言もありました。
これは力の入れ方やテクニックではなく、スイングの“音”の話だったそうですが、これは、ゴルフスイングでも同じです。大脳でいろいろ考えているとスイングの様に速い動きは対応できません。

運動中枢である小脳習熟さえできていれば、身体が自動的に動きます。

感覚を大切にしていた長嶋さんならではの表現ですね。

心からご冥福をお祈り申し上げます。

 


広島発羽田行きの飛行機遅延

広島発羽田行きの朝1番のANAがまさかの2時間遅延。

昨年のクレジットカードサイン事件からANAに乗るの辞めましたが、マイルが余っていたのです。

すぐさま、診察に間に合わないので代替えしてほしいと交渉して、同時間のJALに振り替えてもらいましたがANAのマイル使って、結果的にJALに乗れたって事でラッキーでした。

クリニック外来にも間に合います。


Honda×Red Bull Racing

ホンダがレッドブルをサポートするのは今年が最後。

ドライバーシートを取った角田を応援しようと、時計と帽子を変えました。

それにしてもサウジアラビアGPは不運でしたね。

日本中のF1ファンのため息が。


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