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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

カテゴリー:北米 アリゾナ編

アリゾナで開かれたフラクセル&サーマクール・パーティー

今年のASLMSの夜は、フラクセルとサーマクールを販売するソルタメディカル社と、e2やトリニティを販売するシネロン/キャンデラ社の二つのパーティーに参加することにしました。

こちらはソルタメディカル社。

サーマクールの最新型であるサーマクールCPTの講演と

フラクセルの最新型であるフラクセル3デュアルの講演が円卓のテーブルで行われました。

僕の横にはフラクセルの理論と機器を開発した工学博士である、レン博士が座りましたよ。ドクターレンについては昨年、レーザー機器の進歩に関わる重要人物のブログで触れましたよね。

フラクセル3デュアルの、1927nmという新しい波長を併用するという理論も、彼の頭が作り出したもの。

1550nmの今までのフラクセル2の波長と、どのぐらいの比率で打てばよいかなど、納得できるデータも沢山出てきました。

症例写真も沢山見せていただき、とても勉強になりました。

「フラクセル3デュアル」と「サーマクールCPT」

どちらの機器もクリニックFに昨年からデモ機として入っている機器で、来月のシンガポールの学会では、実は僕がこの二つの機器の講演を依頼されています。

とても参考になる講演でしたよ。


米国レーザー医学会2010の報告

昨日サンフランシスコ経由でアリゾナ州フェニックスから帰国しました。

今日から外来で大忙しですが、時差ボケに負けず(笑)頑張っています。

不在中はご迷惑おかけし、申し訳ありませんでした。次の出張は5月中旬を予定していますので、また今日からどうぞよろしくお願い致します。

さて、今年の米国レーザー医学会についてまずは簡単にご報告しておきましょう。

昨年に続きちょっとおとなしかった今年のASLMS。これといって新しい機種がデビューするわけでもなく、参加者も例年よりも少ない感じでした。

噂のあったピコ秒単位の発振ができるQスイッチレーザーも、残念ながら発表が見送られたようです。

そんな中、僕が気になったのは、複数の波長のフラクショナルレーザーを組み合わせて治療を行う臨床実験/報告が増えたこと。

これはある程度以前から予想されていたことですが、毛穴治療や、にきび跡治療をはじめとした肌の“リサーフェシング”には、、やはり一つの波長のフラクショナルレーザーではなく、幾つかの機器を組み合わせて治療することが必要なのだということが、この世界では常識になりつつあり、以前はごく一部の医師の間でのみ行われていたこの種の治療法が、これから一般的なスタンダードになっていくということの証明でもあると言えます。

中でも「フラクセル3デュアル」の存在は際立っていました。

また、ニューヨークで開業する米国レーザー医学会の重鎮の一人であるDavid J. Goldberg, 医師が、クリニックFでもデモ機を使用しているシネロン社のフラクショナル・サブレイティブRF機器である「e2」を絶賛されていました。

ゴールドバーク医師はレーザーの教科書をもう10冊以上出版されています。それらは僕の愛読書(笑)でもあるので、インパクトはありましたよね。

複数のフラクショナルレーザー機器を所有するクリニックでなければ、にきび跡や毛穴治療に対して、最新の治療が受けられないという時代になったんですね。これからレーザークリニックを開業される方や、新しいレーザーの購入をお考えのドクターには、ご参考になる流れかもしれません。

学会のもう少し詳しい内容と、アリゾナで訪れた場所などのご報告は、診療が少し落ち着いたらブログに上げてゆきますね。


フェニックスでの米国レーザー医学会が終わりしまた

フェニックスでの米国レーザー医学会が終わりました。

こちら時間であと4時間で出発となりました。

今回のアメリカ滞在中は、ブログをアップする時間がなかなかとれませんでした。こちらの時間で昼間は学会に出席し、夜は昼夜逆転の日本が昼時間となるため、クリニックFウェブサイトのサーバー手続きに奔走していたのです。毎日寝る時間がほとんどとれませんでしたが、学会ではちゃんと最新のレーザー情報を得ることができましたよ。

これは改めて日本に帰国後書くようにしますね。

サーバーの復帰は週明け前半になりそうです。

今回サーバーが落ちるような不測の事態がありましたので、クリニックFのドメインをもうひとつとることにしました。

いままでの http://clinic-f.com  (現在復旧中)に加えて、ハイフンがないhttp://clinicf.comでも今までのサイトが見られるようになりました。

クリニックFのサブサイト http://clinic-f.jp とともに、宜しかったらご覧ください。

最新メディカルスパ情報が見られる

クリニックFサブサイトは、こちらから

http://clinic-f.jp


ASLMS2010 in Arizona 学会登録

学会会場についてまずなにをするかといえば

そうです。レジストレーションです。

このブログを以前から読んでくださっている人から、最近

「自分は学会というものに出たことがないけれど、先生のブログを読んで参加するにはどうするか、会場でなにをしないといけないか、疑似体験してわかってきました(笑)」

と言われることが増えました(笑)。そう、今回も例外なく、まずは会場で事前に登録していたお約束の「参加証」をもらいます。

自分の発表原稿とアブストラクトも確認しました。

学会誌の667番にTakahiro Fujimotoと、僕の名前そしてクリニックFが載っているの、わかりますか?

今年の発表は、ホヤコンバイオ社の、メドライトC6を利用した肝斑治療の演題です。

アブストラクト(概要)です。

偶然、会場でお会いした女子医大の河野太郎先生に、写真を撮って頂きました。

まだまだ朝も早くて、会場内にはほとんど人がいません。

昨年のワシントンDCでの開催のときにも感じたのですが、この米国レーザー医学会(ASLMS)は、ここ数年アメリカの不況もあって、ちょっと元気がないようです。

今年はどうなんでしょう?


ASLMS2010学会会場へ

生まれてはじめてのアリゾナで、初めて迎える朝。

まずは、学会会場に歩いて向かいます。

砂漠の上に建てられたフェニックスの街。

写真で伝わらないかな? なんだか独特なのです。

さて、コンベンションセンターに入り、大きな渡り廊下を渡ります。

するとようやく今年の学会会場が見えてきました。

まだ朝早くて人がいなかったのですが、何人か知り合いのドクターに声をかけられました。


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