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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

カテゴリー:アジア インド編

■インド国際皮膚科学会ISDS出張⑩ 文化遺産Taj Mahal~タージ・マハルに向かって

おはようございます。

今日4月27日(金)も東京・四谷にあるクリニックFの診療日です。

現在朝2時37分なのですが、おとといまでいたフロリダでは午後3時。

完全に時差ボケでまったく眠れず時間を持て余してしまったため、新しいレーザー機器の照射テストをこんな時間にクリニックでひとりひっそりごそごそと(笑)やっています。

たまにはよいものです。

さて、ブログ「新国際学会周遊記」では、フロリダでさせていただいた講演の話を進める前に、その前の週に滞在したインドの話を終えてしまおうと思います。

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インド滞在2日目。

12時に講演の枠が終わりましたので、急ぎ会場を後西にし、車に乗り、インド=イスラム文化の代表的建築物であり、インドが誇る文化遺産 Taj Mahal タージ・マハルに向かいます。

タージ・マハルのあるアグラは、デリーより200km離れています。

順調に行っても4時間はかかるよ、と言われました。

初めての国では、陸路を移動したほうが街の様子も分かって楽しいので、車の旅を選ぶことが多いのです。

最初の数時間は道すがら、楽しめました。

インドでは牛が神様だといわれていたのを小学校の時に教科書で読みましたが、確かにたくさん牛がいます。

車窓から見える街の様子も、この通り、あまり日本では見かけないものばかり。

しかしながら、車に乗るのも3時間を超えてくると、さすがに疲れてきます。

水を飲むことやレストランで食べるのも憚られる、インドの衛生事情を考えると、休憩もなかなかとれません。

アグラまでは高速道路が通っているという話でしたが、それもほんの一部で、いくつかの街を転々として、すぐに渋滞にはまってしまいます。

高速道路も、日本であれば遅い車が左側を走るなどと暗黙のルールがありますが、インド人はあまりルールを決めないようです。

真ん中に白線が引いてあっても、皆白線に関係なく車を走らせ、遅い車が日本でいう追い越し車線で居座って、長い車の渋滞を作ることも。

インドは究極の個人主義の国なんですね。

こんな乗り合いトラックも沢山見ました。

いくつもの村と街を超え、細いインド道を通り、アグラに到着したのがなんと約5時間後。

途中休むことも考えたのですが、タージ・マハルの閉門が5時半で、時間がぎりぎりだったのです。

トイレ休みも入れずに、5時間、田舎道に揺られ走り続けました。

さすがにぐったりしました。

ところが、訪れたタージマハルの素晴らしさと言ったら…。

 


■インド国際皮膚科学会ISDS出張⑨ Timpac社のスポンサードセッション、フラクショナル機器の比較研究

明けた翌朝。

今回二度目の講演です。

二度目の講演は、米国パロマ社の製品を扱うTimpac社のスポンサードセッション。

学会会場では僕の名前が入ったこんな招待状が配られていました。

こちらは正式な学会誌のスケジュール表。

僕はパロマ社スターラックス、クリニックFにも導入されているコンプレッションフラクショナルレーザー1540XDについて、他社のフラクショナルレーザー機器との違いを含めて説明してきました。

世界的にもフラクショナルレーザーを何台も所有し、疾患や状態によって使い分けているドクターというのはあまりいません。

そのため、

「この症例には、このようなメリットがあるこの機器が適する」

といった説明に対し、後々たくさんの質問を受けました。

フラクショナルレーザー機器を比較使用した経験の無いドクターばかりなので、皆興味津々なのでしょう。

中にはクリニックFにフェローとして入れてもらえないかと、わざわざお願いにきたインド人の先生もおり、(インドの医師免許は日本では使えないと思うとお断りしたのですが)皆本当に熱心ですね。

学会展示場を歩いていると、「ドクターフジモト!」と、結構声がかかります。

インドに滞在したのは初めてなのですが、アジア系の学会で顔を合わす人も多いのですよね。

学会のブースはとても広いというわけではありませんでしたが、各国から興味深い機器が集まってきていましたよ。

インド国際皮膚科学会ISDSで、今回配布されたのがこのコングレスバック。

国際学会なので、気合が入っていますね(笑)。

この日の講演は、午前中に終わったので、楽しみにしていたタージマハルまで向かうことにしました。


■インド国際皮膚科学会ISDS出張⑧ Samir Srivastavとインド料理を食べる

おはようございます。

今日4月19日木曜日はクリニックFは休診日です。

僕は午後から米国フロリダ州オーランドで開催される、米国レーザー医学会に参加するため渡米します。

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この日の夜は、インドおよび中東に200以上もの美容クリニックチェーンを展開している、VLCCのオーナーであるSamir Srivastavとの会食でした。

実はこの人物。先日ドバイで見学させていただいたKAYAクリニックグループを作り上げた人物でもあるのです。

KAYAを売却し、さらに対抗する組織を作ったという、医師というよりはビジネスマンですね。

歳は僕とほぼ一緒の40代前半。

現在は、開業するドクター教育のため(3か月余り、みっちりと教育するそうです。)南アジアを転々とする生活なのだそうですよ。

話していてとても愉快な楽しい人でしたが、ビジネスを成功させるには、人として魅力があることが大切なのですね。

デリーならではのレストランを紹介するよというので行ってきました。

こちらのお店。

民族衣装を着たスタッフが出迎えてくれます。

店内の様子はこのような感じです。

インド料理を中心とした料理が出てきました。

インドワインというものも飲んでみました。

インドのワインは初めて飲みましたが、これがなかなかおいしかったですよ。


■インド国際皮膚科学会ISDS出張⑦ ローディー廟

初日に見学したデリーの遺跡。

ローディー廟の写真をご紹介しますね。

おおよそのインドの外人向けの入場券は、インド人の20倍の値段がついています。

このローディー廟も同じよう。

インド人5ルピア。外国人100ルピア。

デリーにイスラム王朝が出来たのは12世紀ですが、そこからは奴隷王朝、サイード朝、ローディー朝を経てムガール王朝になります。

タージマハルまで足を伸ばせない観光客は、このローディー廟か、フマユーン廟に見学にくるそうですが、確かに作りもインド風モスクで、興味深い建築物でした。

近くで観るとかなりの迫力があります。

インド風のモスクを観たのは初めてで、インパクトがありましたよ。

廟の中で語り合う、カップルの写真が綺麗に撮れました。


■インド国際皮膚科学会ISDS出張⑥ インド門 第一次世界大戦の傷跡

学会会期中、ニューデリーを車で走りました。

こちらはインド官庁街。

正面に見えるのが大統領官邸です。

官邸から正反対の方向にはインド門があります。

インド門は、第一次世界大戦の戦没者に対するモニュメント。

インドは第一次世界大戦で、戦後の独立を約束されたため、イギリスのために多くの犠牲を払って戦いましたが、結局独立は実現しませんでした。

門の高さは42m。

見上げると、かなり高いです。

この塔には、戦没者の13000人の名前が彫られているそうです。

インド門の周りは、市民の憩いの場になっていました。

野球のようなゲームをしている集団もいましたよ。

 


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