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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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JMEC杯

今日は、宇都宮のサンヒルズカントリークラブで行われたJMEC杯に参加してきました。

JMECといえば、日本最大のレーザーのディストリビューター(輸入販売元)の会社で、フラクセル、サーマクール、マックス、そしてシネロン社(オーロラ、ポラリス、ギャラクシー、e-max、e-light) などの輸入販売元です。参加者は合計44名。第十回目の開催だったのです。

僕はこのコース、初めて行ったのですが、コースとグリーンはトリッキーで、僕はほとんどすべてのトラップにはまってしまい、コースの設計者にまんまとやられました。でも、練習になるいいコースでしたね。

ゴルフっていうのは、本当に奥が深いですよね。僕は5年ぐらい前に相当ゴルフにはまって、プロについて、スイングが安定したところでヘッドスピードを測り、そのときに専用のクラブを作ってもらったのですが、そのときは結構な良いスコアで回っていました。でも今、改めてそのクラブを振ってみると筋力の低下もあり、完全に振り遅れるんですよね。ちなみに今日はボールを5個もなくしちゃいました。

毎回コンペに参加するたびに、練習しようと心に誓うのですが、何ともうまくいかないものです。一緒に回った面子は本当に楽しくて、是非次にもお願いしたいと思いました。

でも、昼飯に、名物のフカヒレラーメン、食べさせてもらいましたよ。

僕はフカヒレに目がなくて、赤坂の「維新號」や自宅近く麹町の「登龍」にも仕事の会食も兼ねてよく行くのですが、まさかゴルフ場でおいしいフカヒレを食べることができるとは思いませんでした。おいしかったですよ。

JMECさんの依頼で、来月11月3日に、日本レーザー学会で講演をすることになりました。お題はサーマクールとフラクセルの併用両方による皮膚改善の現状。がんばります。


思い出のカレー「キャラウェイ」

3時間ほど時間が空いてので、鎌倉までカレーを食べに行きました。小町通りから、ラルフローレンのお店に向かう道沿いにある、「キャラウェイ」というお店のカレーです。

僕は海の波の音が聞こえる土地で育ったので、海をしばらく見ていないと元気がなくなってしまいます。片道一時間と言うと、海まではちょうどよいドライブにもなり、僕の生まれた土地の鎌倉や湘南に行くと、本当に気分転換になるのです。

この店は、実は母校の鎌倉高校の同級生の家族がやっているカレーやさんで、毎日行列が出来るほど人気なのですが、平日だったにも関わらず、この日も行列でした。30分ぐらい待ったでしょうか?

高校生の時には、友達と皆で彼の家で徹夜マージャンをやって、夜中にお店のカレーを温めて食べたりしました。とても懐かしい思い出です。鎌倉に遊びに行くたびに寄ろうとしていたのですが、思い返せば、前に来たのは1997年でした。もう10年経ってしまったなんて…。

でも、そんなに長い期間、続けて行列の店であると言うのは本当にすばらしいことだと思います。

中でも30種類のスパイスと、エダムチーズが溶け込んだチーズカレーが僕のオススメです。神奈川県鎌倉市小町2-12-20 電話 0467-25-0927 カレー好きなら、きっと気に入ると思います。鎌倉散歩の時には是非お寄りください。


きみに読む物語

“きみに読む物語”のDVDを観ました。出演: ライアン・ゴズリング, レイチェル・マ クアダ ムス, ジェームズ・ガーナー, ジーナ・ローランズ そして監督は ニック・カサヴェテス です。初老の女性役には監督の母親ジーナ・ローランズが扮しているのです。

ある療養施設で、認知症(アルツハイマー病)のため、記憶をなくした初老の女性に定期的に会いに来て、若い男女のラブストーリーを話してきかせる老人がいます。その物語は、1940年、ある夏に出会い恋に落ちたアリーとノアの物語。ひと夏に熱烈な恋に落ちるふたりですが、アリーと、ノアは身分の違いから、別々の人生を歩むことになります。

二人は7年後にアリーの婚約を期に再会します。療養施設の挿話の中で、話しに全く興味を示さなかった女性が、次第に話しに引き込まれてゆきます。そして最後の結末まで。初恋って、いくつになっても忘れられないものなのですね。

”20歳代をピークに脳細胞は1日に10万個程度死滅する”と、言われています。

年を取ると、物忘れが多くなるのは自然の現象です。「名前が出てこない」「何しにココに来たんだっけ」などと。これは、脳の老化の1つなのです。物忘れしている事に自分自身気づいていますし、生活上での支障もほとんどないのです。

しかしながら、病気で認知症になると、体験や出来事の記憶の全てを失います。つまり、忘れている事すら、忘れてしまうのです。時間や場所、計算や常識などの認識が取れなくなってきます。 場合によっては、幻覚や妄想を伴う場合もあるのです。こうなると社会生活も不可能になってくるのです。

認知症の原因は、大きく分けて二つあるといわれています。1つは Alzheimer 病です。老化すると当然、神経細胞が徐々に死んでいくのですが、若年だと40代から発症がありえます。脳全体の萎縮が見られ、知的機能も全体的に低下していきます。

もう1つは脳血管性障害による Alzheimer 症候群です。これは脳の血管がつまったりして脳の一部が破壊された結果として認知症の症状がでる状態で、脳の破壊された部分により、症状の現れ方が異なります。部分的に知的機能が低下するため「まだらボケ」などの症状がでることがあります。そこで診断をするのです。

子供でさえ、認知が出来なくなってくると、家族はいたたまれない気持ちになりますよね。通常はこの映画のように記憶が戻ることはないといわれていますが、やはりこういう映画を観るのもいいですね。


海の上のクリニック

今回の客船の旅では、船の中のクリニックが気になっていたので、見学に行きました。

客船には1800人の客と、300人のスタッフがいますので、まさに小さな都市の様になります。クリニックは第1階層にあり、窓のない部屋でした。

この客船に乗っている日本人の医師だけれど、クリニックの見学をさせてくれないかと言ったところ、快く案内をしてくれました。実は、写真を撮ったのですが、残念ですが、どこかにまぎれてしまったのですよ。また探しておきます。

クリニックは窓のない、25坪ぐらいの大きさで、待合室と診察室というシンプルなつくりでした。開業時間は午前、午後3時間づつで、船が港に停泊するときは閉まっています。

小さな開放創などに対して、簡単な外科手術は出来そうですが、内科診療がほとんどという感じでした。

診察料は60ドル。西洋の船だと60ユーロというのが相場らしいです。技術料は別途かかります。

こういった船の上で100日ぐらいのクルーズをする間に、美肌のレーザー治療器を使用して、降りたときに10歳若返らせるビジネスをしたら、さぞかし面白いのだろうなと思いました。

写真は映画、”海の上のピアニスト”です。あんまり関係ないですかね??(笑)

「痛いの痛いの飛んでいけー」の秘密

そうそう、「痛いの痛いの飛んでいけー」に科学的根拠があるのをご存知ですか?

実は、先日ブログに書いたように、痛みの感覚は、末梢神経を通って脊髄の後角というところに行きます。そこで神経ファイバーを入れ替えるとき、同じ皮膚領域からもっと太い神経の刺激が入ったとき、その痛みの刺激がマスクされる現象があるのです。この理論を1955年に発表されたゲートコントロールセオリーといいます。その後この理論はいくつかの修正が行われていますが大方はこの通りなのです。

痛みの神経はとても細いですから、それと同等の太さの温痛覚や、より太い圧覚、触覚などの刺激がでさすってやるとよいのです。

マッサージなんて、痛みにはとても効果的なんですよね。

ただし、実際に組織が損傷している部位をさするのはいけません。あくまで、そのまわりですよ。


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