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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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フェルメールの故郷 デルフトへ

デンハーグからデルフトへ車で約30分。

この地はフェルメールが生まれ育った街です。

そしてこの地は白とブルーの「デルフトブルー」と呼ばれる陶器で有名な街。

フェルメールの生まれた街には、フェルメールの描いた37枚の絵のうち一枚も残っていません。

でも、街並みを観ていると、フェルメールに影響を与えたと思われる建物が沢山あるのです。

とても小さい街なので、容易に歩き回ることができます。

こちらはマルクト広場。街の中心となります。新教会が見えますね。

ここから、「フェルメールセンター」にむかいます。


デンハーグのマウリッツハイス美術館

さて、オランダ滞在最終日。

日本への帰国の時間は夕方ですので、朝からデンハーグとデルフトに向かうことにしました。

この二つの街は、フェルメールを語る上で外すことができない場所。

これらの街に行くことが、今回の旅をオランダ経由にした目的のひとつでした。

朝早くにホテルを出ると、目の前にフィアット500が。

ルパン三世の車ですね。

車に乗って高速に乗ります。

掲示板にデンハーグの文字が見えます。

アムステルダムから一路西へ1時間ぐらい走ったでしょうか。

風車が見えたり

牛がいたり

綺麗な道を通り、デンハーグに到着しました。

デンハーグにはビネンホフという13世紀から17世紀にかけて建築された地域があり、その一角に目的地があるのです。

こちらは国会開会式が開かれる騎士の館。

裏手に回ると、ホフフェイファの池があります。

白鳥が飛来する姿をちょうど見ることができました。

池のほとりの小道を歩いていると、いよいよ目的地が見えてきました。

こちら。マウリッツハイス美術館です。

この美術館にはフェルメールの作品の中でも最も有名な絵が二枚あるのです。

一つはこの「デルフトの眺望」

とても大きな絵なんですね。

そしてもう一つは以前のブログでもご紹介した

こちらの「真珠の耳飾りの少女」です。

どちらも画集では何度も見たことがあるのですが、実物は全く違う印象を持ちます。

あまり長いことこの部屋にいたので、守衛さんに警戒されてしまいました(苦笑)。

実はマウリッツハイスには、上の「ディアナとニンフたち」という作品があったはずなのですが、美術館の人に確認したところ、こちらは残念ながら貸し出し中でした。

しかしながら、このオランダで5作のフェルメールを観ることができました。

ここから、フェルメールが生まれ育ったデルフトに移動します。


ドーヴァーの舌平目

アムステルダムの街を一日歩き回り、気がつけば空が茜色に染まってきました。

もう夕刻です。

ずいぶんとおなかが減りました。

ホテルの人にお勧めの魚料理店を聞いたので、散歩しながらそこに向かいます。

「ルーカス」というお店です。

ドーヴァーの舌平目と牡蠣、それから海老。

とてもおいしい魚料理を頂きました。

アムステルダムに行かれる方はお勧めします。

大きな水槽に熱帯魚が泳いでいました。


アムステルダム 運河、ダム広場、自転車

さて、再び2010年10月に訪れたスウェーデンーオランダ出張紀に戻ります。

旅の後半は、運河の街アムステルダム。

街の風景をすこし御紹介しましょう。

先日のブログにも書きましたが、ゴッホの絵に出てくるような木製のハネ橋があります。

ちなみに写真の橋は、「マヘレのハネ橋」というのだそうです。

オランダは国土の4分の3が水面下の高さにある、と高校生の時に地理で習いましたが、確かに街の至る所に運河と水門が見られます。

これがアムステルダム独自の風景を作り出しているのです。

こちらはモンテルバーンの塔(ムントタワー)。16世紀の初頭に作られたのだそうです。

旧教会です。14世紀初めごろに建てられたアムステルダム最古の教会です。

昼のコンセルトヘボウも見てきました。

こちらは20世紀の初頭に建てられたアムステルダムの旧証券取引場。

17世紀のアムステルダムは世界初の常設証券取引所があり、世界経済を牽引する存在でした。

当時チューリップの球根の値段が異常なまでに高騰したのは、「世界で最初のバブル経済事件」として有名ですよね。

こちらが“アムステルダムのへそ”ともいわれるダム広場。

運河と同じくらい自転車が多いアムステルダム。こちらも大変なにぎわいでした。

「マグナ・プラザ」という老舗ショッピングセンター。

古い郵便局の建物を上手く利用しています。

僕は好きな街ですね。


「聴くだけで痛みがとれる!」本の出版

2010年も終わりが見えてきた11月。今年僕にとって最も大きな意味をもつ仕事のひとつが、納品の日を向かえました。

株式会社ヤマハミュージックメディアさんと今年ずっと取り組んできた仕事が、今週形になったのです。

来週、僕が初めて一般向けに書いた書籍が発行されます。

「聴くだけでスッキリ痛みがとれる」藤本幸弘著 発行:ヤマハミュージックメディア

ここ数ヶ月、診療と学会出張、そして大学院の準備に平行して執筆と校正を繰り返してきました。

一昨日ヤマハの國井さんと、企画・編集を御担当くださった造事務所の堀川さんが、出来立てほやほやの本著をクリニックまで届けてくださり、初めて出来上がったものを手にしました。

本当に感無量です。

元々音楽が好きで、けれど音楽を仕事にすることはできず、医師となった僕ですが、まさか大人になった自分がヤマハさんとお仕事をさせていただけるようになるとは、夢にも思いませんでした。

人生とは、本当におもしろいものですよね。

このご縁を下さった方々、ご協力を頂いた方々、皆さんに感謝したいと思います。

ありがとうございました。

聴くだけでスッキリ痛みがとれる! ~頭痛や生理痛がみるみる解消~ | 藤本 幸弘 |本 | 通販 | Amazon

ペインクリニック認定医でもある僕が、なぜクリニックのBGMにこだわるのか。

「聴覚性痛覚消失」と呼ばれる現象に着目し、医師向けではなく一般の方にとってわかりやすく、痛みと音楽の関係を解説したものです。

そして、写真でわかるように、CD付き。

「NO MUSIC NO LIFE」とは、有名なキャッチコピーですが、音楽には、僕がここで言及するまでもなく様々な効果があります。その内の1つに、痛みを軽減する役割を期待することができるのです。

以下の痛みを和らげる4つの神経系の理論を説明し、これらを活性化する音楽について書かせていただきました。

■エンドルフィンおよびドーパミンが関わる脳内報償系

■旧脳に効果があるセロトニン系

■交感神経を優位にするアドレナリン系

■副交感神経を介するアセチルコリン系

特にクラシックにジャンルを特定し、痛みに効く様々なクラシック音楽も紹介しています。

来週には書店に並ぶそうです。

また後日詳しく内容も御紹介しますね。


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