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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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2011年6月イタリア出張38 フィレンツェ5月音楽祭最終日

さて、今週は金曜日の夜まで東京にいる僕ですが、なんとか今週中にイタリア出張記を終わらせたいと思います。おつきあいください。

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フィレンツェから日帰りでミラノに行った日、翌朝の帰国を控えて最後のイヴェントが待っていました。

フィレンツェ5月音楽祭(マッジョ・ムジカーレ・フィオレンティーノ)のチケットをとっていたのです。

この日6月23日は偶然にも今年の音楽祭最終日でした。

初めて行くフィレンツェ コムナーレ劇場。

開演を前に多くの人が待っていました。

ところで、ちょっと話はずれますが、「オペラ発祥の地」はフィレンツェだということをご存知でしたか?

これは、どこからどこまでをオペラであるとし、その概念を定義するかにもよって諸説あると思うのですが、

「16世紀末に世界で初めてオペラが上演されたのは、フィレンツェである。」

という説があるのです。

興味深いですね。

話を戻しましょう。

「フィレンツェ5月音楽祭」は、1933年に始まった、毎年4月から6月にかけて開催される音楽祭で、ヨーロッパで開催される音楽祭の中でも重要なもののひとつとされています。

このフィレンツェ5月音楽祭管弦楽団は、リッカルド・ムーティ―に次いで、1985年よりズービン・メータが音楽監督として率いています。

メータはインドのボンベイ出身。ウィーンのニューイヤーコンサートでも指揮を振っていますし、巨匠の一人ですよね。

思い返せば僕が初めて買ったCDは、メータのものでした。懐かしいなあ。

コムナーレ劇場に少し早く着きましたので、食堂に向かいます。

ワインと一緒に軽い食事もいただきます。

古くからの劇場ですので、昔のポスターが貼ってあるのはスカラ座と同じです。

劇場にはオペラで使われた衣装のデザイン画が残っていました。

会場は歴史を感じさせるものでした。

最終日は残念ながらメータの指揮ではなく、ソプラノ歌手マリエッラ・デヴィーアが歌う演題でした。

最後の日の舞台だったので、地元イタリア出身の人が選ばれたのでしょう。

隣の席の人も、ブラボー!!を連発していました。

皆イタリア人らしく、楽しそうにリラックスした雰囲気で聴いているようで、クラシックを楽しむ土壌があるのだなと思いましたよ。

東洋人はほとんどいませんでしたが、それもヨーロッパの音楽祭では最近珍しいですね。

フィレンツェ最後の夜を楽しむことができました。

皆楽しそうに帰ってゆきます。

さて、いよいよ翌朝に出発となります。

 

 


札幌から帰りました

おはようございます。

今日7月12日はクリニックFの診療日です。

イタリア、そしてモスクワ~サンクトペテルブルグ、札幌・・・と夏の出張が続いていますが、本当に東京は蒸し暑いですね。

毎回出張では学ぶことが多く、アンチエイジングや美容皮膚の領域において、レーザー医療が、かつてなかったアカデミックな学問として着々と進化確立してゆくのを肌で感じます。とても嬉しいことですよね。

あまり写真が撮れなかったのですが、札幌電波塔です。

まだ、イタリア出張記の残りがすこし、そしてロシアのブログが残っていますので、今日からまた診療の合間を見ながらこの新国際学会周遊記でアップしてゆきますね。

次は、今週金曜日の深夜便でシンガポールに向かいます。フランス系美容医学会IMCAS ASIAに出席してきますが、初夏の嵐の様な出張はいよいよこれでおしまいです。

シンガポール出張のため、クリニックの方は16日土曜日と来週19日の火曜日に臨時休診をいただきます。再び御迷惑をおかけし申し訳ありません。

20日水曜日からは通常診療に戻りますので、どうぞよろしくお願い致します。

 


札幌へ

ロシアから帰ってきたばかりですが、まだ夏の出張は続きます。来週の土日にはシンガポールへ。フランス系美容医学会 IMCAS ASIAの出張も控えています。

そして今日は朝から羽田にやってきました。

9時半発 札幌行きJAL便を待ちながら羽田のラウンジにいます。本日7月10日開催の第一回光線治療セミナー in 札幌にて招待講演にお声がけいただいているのです。

今回は、「肝斑治療のレーザートーニング」と、「医療経営」の二つの講演の枠を頂いていますので、昨日の診療終了後から一晩かけて準備をしてきました。

ご参加頂ける全ての医師の方々に役立つ講演になるよう、頑張りたいと思います。

 


2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会③ モスクワから帰国しました

本日、無事モクスワから無事帰国し、クリニックFで診療を再開しました。

モスクワ空港がサンダーストームで、まさかの3時間ディレイ。

雷とともに、1cm大の氷の粒がバラバラと降ってきたときには、今日は帰れないのではと思いましたよ。

飛行機の中で待たされましたが、なにはともあれ飛ぶことができてよかったです。

空の上で診療開始時間を迎えて、まったく連絡する手段もなく、困ったなあと思っていたのですが、連絡のつかない僕の指示なく、飛行機のランディング時間をインターネットで確認し、患者さんの時間変更手配をしてくれたスタッフの成長には、助けられたなあと思いましたよ。

朝のご予約の患者さんには、何名かご予約のご変更をお願いし、ご迷惑をおかけしてしまいました。大変申し訳ありませんでした。

それでは今日からまた、よろしくお願いいたします。


2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会② モスクワのホテルにて

おはようございます。

ブログ上では6月に出張したイタリア・フィレンツェのブログが続いていますが、僕は今ロシア・モスクワのホテルにいて、今回の出張のまとめをしています。

モスクワと日本の時差はサマータイム期間中なので5時間。現在の気温は23度。

サンクトペテルブルクのフラーレン(ナノ炭素構造)学会では、外用剤の原材料であるビタミンCとビタミンEの複合体(APT)に、フラーレンを添加したAPTF-capsuleについて、世界最初の発表をしてきました。

今後、ビタミンEとCを組み合わせたこの強力な抗酸化物質は、多くの化粧品メーカーに採用されてゆくでしょう。

フラーレンの抗酸化作用をレーザー治療における副作用を抑制する事で役立てる僕の研究は、2010年の米国皮膚科学会学会誌(JAAD)に掲載されていますが、今回も一緒に発表にいった研究者仲間と、次の実験系についてディスカッションする時間も多くあり、とても有意義な旅となりました。

特に今回のロシア出張は、毎晩の様に劇場に足を運び、チャイコフスキーの三大バレエを全て見る事が出来ました。文化的な刺激は脳を活性化するのでしょうか? たくさんのアイディアが泉の様に湧き上がってきました。

フライトは今晩なので、少ししたらモスクワの街を歩いてみようと思います。

日本時間の明日土曜日の朝帰りますので、明日は空港から四谷に直行し、そのままクリニックFで外来をする予定です。

一週間ご迷惑をおかけしましたが、世界最新の知識と技術を、またこれからもクリニックFで提供できる様に頑張ってゆきたいと思います。


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