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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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■EADV 2011in Lisbon,Portugal番外編 乗れなかったロンドンアイ

ケンウッドハウスからロンドン市内に入っても、もう少し時間がありました。

こんなに綺麗な秋晴れのロンドンは珍しい。

そうだ、ロンドンアイに乗りに行こうとトラファルガー広場からテムズ川に向かって歩き始めました。

途中、僕の好きなシャーロックホームズバーが見えます。

今回は立ち寄る時間は無し。

ハンガーフォードブリッジに向かいます。

橋から見たテムズ川。

ビックベンも見えてきれいですね。

ロンドンアイが綺麗に見えてきましたよ。

ロンドンアイに向かうジュビリーガーデンは、人でにぎわっています。

大道芸人がたくさんいますね。

ダースベーダ―もいました。

ロンドンアイに来てみると、

秋晴れのロンドン。

ロンドンアイに乗ろうと考える人がたくさんいたようで、さすがに並ぶと飛行機に間に合いません。

ですが、凄い混雑ぶりですね。

ここで方向転換し、地下鉄に乗ってコヴェントガーデンへ。

大好きなロイヤルオペラハウスが見えます。

実は今月。もう一度ロンドンに来る予定があるのです。

ロイヤルオペラハウスで、マノンのチケットをとっているのですよ。

ここから地下鉄に乗って、ヒースローに向かいます。

ロンドンのヒースロー空港に着いた時には飛行時間にちょうど間に合いましたよ。

ちょっとしたロンドン小旅行ができました。

 


■EADV 2011in Lisbon,Portugal番外編 トランジット中に観に行ったフェルメール

今回のポルトガルで開催されたヨーロッパ皮膚科学会からの帰り道。

ロンドンヒースロ-でのトランジットが半日ありました。

半日あるのであれば、ロンドンの北にあるケンウッドハウスにフェルメールの作品を観に行けるかな・・・と思い立ちました。

ロンドンには4枚のフェルメールの絵があるのですが、まだ実物を見たことのない、「ギターを弾く女」という絵を観に行こうと思いたち、荷物を預けたままロンドンの街に出ました。

ロンドンは地図を見なくても歩ける街ですので、ある意味安心です。

ピカデリーサーカスで降り、

レスタースクエアまでウエストエンドを歩いて出て乗り換え。

ケンウッドハウスのあるハムステッド・ヒースに向かいます。

こんな森の中を歩くこと30分。

ふと視界が開けると、白亜のケンウッドハウスが見えてきました。

このケンウッドハウスは、英国遺産財団によって管理されている場所。

「ギターを弾く女」は、フェルメール後期の作品で、正直、評価は高くありません。

画像はWikiからお借りしました。

実際に絵と対面して観ましたが、フェルメール独特の光や、奥行きがないような気がします。

ただ、この女性が着ている服は、フェルメールの他の絵にも良く出てくる服ですよね。

実はこの絵は1974年2月23日に、盗難にあっています。

犯人からは絵の返却と引き換えに政治的な要求が突き付けられたため、その内容からIRA系の人物の犯行と推定されました。

実際にこの絵は二カ月半後に、ロンドンの市内で発見されたのですが、それ以降、ケンウッドハウスの警備が厳しくなったそうで、他の美術展に貸し出しもなされません。

このケンウッドハウスに来なければ観ることができない絵なのです。

このケンウッドハウスはロンドン郊外にあるので、ロンドン滞在中に行くとなると予定を組みにくいのですが、フェルメールの現物を、その美術館で観ることを趣味としている僕としては、実際に訪れることができてよかったです。

 


■EADV 2011in Lisbon,Portugal番外編 手術の傷跡を目立たなくするレーザー機器EKKYO

今回のポルトガルのEADVで実物を見ようと探していた機器があります。

それは、フランスの機器メーカーが作り上げたEKKYOという機器。

815nmのダイオードレーザーをアシストに使って、手術によってできる傷口を綺麗にするという機器なのです。

現在までに、10編程度の論文が出ています。

This study aimed to evaluate a 815-nm diode-laser system to assist wound closure to accelerate and improve healing process

などなど。

傷口に悩みを持つ人も多いですし、結構需要があるのではないかと思っていたのですが、フランスの会社なのにかかわらず、今回の学会で探せど探せどこの機器は出てこない。

ふと話題になった時に、こんな機器を知らないか?と聞いてみたのですが。。。

なんと。

この会社。昨年経営難で、潰れてしまったのだそうです。

新しい技術を持った機器メーカーが独立するためには相当な苦労があるのでしょうね。

良い機器だと思っていたので、ぜひ使ってみたかったんですけれどね。

とても残念です。

 


■EADV 2011in Lisbon,Portugal 21 ポルトガルからの帰国

早朝のポルトガルの空港は、人があまりいませんでした。

朝日が上がる前にブリティッシュエアウェイに乗り込みます。

とんぼ返りのポルトガル出張でしたが、無事EADV(ヨーロッパ皮膚科学会)に参加して帰ることができました。

これで今回の新国際学会周遊記 ポルトガル編2011はおしまいです。

 


■EADV 2011in Lisbon,Portugal20 サン・ジョルジェ城の日の入り

ここは本当に急な坂。

やっとの思いでサン・ジョルジェ城にたどり着きます。

こちらはユリウス、カエサルのローマ帝国時代にローマ人によって要塞として建設された場所。

現在は公園になっています。

日の入りに、まさに数分のところで間に合いました。

大西洋に沈んでゆく太陽。なかなか観られないですよね。

しかし、本当のリスボンの美しさを見たのは、日の入り後でした。

ご覧ください。町全体が紫色に変わってゆくのです。

城のある丘を降りるときにはもう薄暗くなっていました。

素晴らしい景色ですね。

登りの時には急いでいて写真を撮れませんでしたが、こちらが城門です。

もう日が暮れてしまいました。この日はタクシーを拾ってホテルに帰りました。

わずか48時間余りのポルトガル滞在でしたが、本当に良い天候と景色に恵まれましたよ。

明日は早朝、ロンドンに移動です。


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