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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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開発者と

昨晩最後に「Prof.Fujimoto 今日は医学的、工学的な高度な話ができてとてもありがたかった。実は開発中の全く新たなデバイスがあり、もしも空港に行く前に会社に立ち寄ってもらう時間があれば臨床医として、マーケット会議のディスカッションに加わってもらえないか?」と頼まれたので、快諾し、朝から開発者との会議に加わりました。

まず、「日本支社のセールスチームも全く知らないので帰国しても口外しないで欲しい」と念を押され。

いわゆるトップシークレットですね。笑。

プラハ_1

ですが、ボディ治療における、かなり新しいオリジナルコンセプトの機器でした。

思わず「凄い!」と日本語が出てしまいました。

発売は来年になると思いますが、楽しみです。

プラハ_2

プラハ_3

近年米国のレーザー企業は、買収に次ぐ買収で開発費を抑えられていて、コピー機器を作るどころか、三流メーカーの製品をOEMしてカバーだけ変えて売る企業もあるのです。

10年前が懐かしいと思っていたのですが、開発力がある会社のスタッフと機器開発の話をするのは本当に楽しい。

僕はやっぱり機器オタクだなあと、つくづく思いましたよ。笑。

プラハ_4

さて、これからフランクフルト経由でベルリンに戻ります。


プラハで神戸牛

1989年ソ連崩壊と同時にチェコは共産国家から脱却しましたが、

そのビロード革命が行われたヴァーツラフ広場に面したKobeという名のお店で食事をいただきました。

海外では日本料理は普通ではないもの笑も出てくるので、僕は迷わずチェコ料理を選択。

Chek01

そして赤と白のチェコワインを頂きました。

CHek02

どちらも美味しかったですよ。

Chek03
BTL社の重役達ですが、ちょうどアラフィフで僕とほぼ同い年。

共産主義だった時代は覚えてる?と聞くと、自転車を買いたいと思っても半年待ち。

SONYのウォークマンなんて庶民の1月分の給料でも買えず、

持ってる人は大概、政府関係者だったよと。本当に大変だった様です。

Chek04

30年前と言うとちょうど昭和の時代。

高校生までそんな生活をしていた人たちが、

真面目に技術開発をしている訳ですから、

Chek05

まさに日本の高度成長期の様なものですね。


エムスカルプトの総本山

エムスカルプトの総本山。

チェコ人は皆背が高いです!身長2mぐらいだそうです。

技術者や研究者がちょっと集まってディスカッションできる空間も沢山あります。

この20年で様々なレーザー企業の本社を訪れましたが、今のBTL社の環境が一番良いかもしれません。

15年前にカルフォルニアでGoogleの旧オフィスを買い取って、フラクセルを作ったリライアント社を訪れた時の様に社内に活気があり、空間の雰囲気が良い。

どこでも斬新なアイディアをぶつける人と場所がある事は大事ですね。

ここ数年で一気に世界第4位の機器メーカーにのし上がりましたが、この環境で働く人たちのモチベーションの高さに驚きました。

この企業はもっと伸びますね。


BTLの本社

エムスカルプトやバンキッシュを販売するBTLの本社です。

BTL本社_05

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僕が移転前の本社に行ったの10年ぶり。

当時米国の著名なロバートワイス医師と訪れたのですが、それを覚えていてくれた人もいましたよ。

優秀なR&D社員が300人集まった研究重視の会社に成長していましたが、エネルギーベースの医療機器メーカーとしては異例の成長をした企業でしょう。

未来の医療機器など、色々ディスカッション出来ました。

BTL本社_01

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BTL本社_03

BTL本社_04


BTLプラハ支社

移転したBTLプラハ支社。

BTL本社2_01

このビルの三階層がBTL社の研究施設です。

元々はプラハに本社があったのですが、現在はUKにあります。

凄いインパクトのあるビルですね。

後ろは国立公園です。

BTL本社2_02

BTL本社2_03

BTL本社2_04


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