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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)

3月12日に最終話を迎えたバカリズム脚本のヒューマンコメディ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)ですが、友人に薦められて、TVer で観てみました。

安藤サクラ演じる主人公の麻美は不慮の事故で亡くなってしまうものの、何度も同じ人間に生まれ変わって人生をやり直していくという物語。

5度目の人生を生きる頃には、多くの知恵を得て、危機を回避していき、さらに数多くの伏線を綺麗に最終回で回収してくれたので、気持ちも晴れやか。良いドラマでしたね。

ただ、このドラマを観て僕が一番感じたこと。

成功者の人生で最も大切なのは、成功体験なのではなく、同じ失敗を避ける事のアーカイブなのだなあと。

畢竟、成功者のセミナーを聞いてみても、時の運も時代も人脈も異なり、同じ事をしても絶対に成功できない。むしろ、破滅的な失敗を避ける失敗談の蓄積が金脈なのですよね。

言霊の力を信じる日本は、そもそも縁起の悪いことを語るのを嫌がるので、なかなか有事の法整備ができないと言います。

今回の政府のコロナ政策や、まさに数千人規模の薬害問題を引き起こしているメッセンジャーRNAワクチン半強制政策などは、ドラマの様にタイムリープしてきた人間がいたら、一体初期にどう対処したでしょうか?

科学立国として政策の再検討を行い、法整備を行い、再び同じ失敗をしないようにしていただきたいですね。今後、コロナ2019よりも遥かに毒性の高いウイルスが蔓延する可能性もゼロじゃないんですから。


般若心経

真言宗の仏道学院で学ぶようになり、般若心経をより理解するためにも、写経をしてみました。

薄い文字が書かれた写経セットなるものを手に入れて、久しぶりに筆をとってみました。般若心経には8種類の漢語訳があるそうですが、一般的に唱えられ、広く普及している玄奘三蔵の訳のものでした。

神経集中できてこれは気持ち良い。30分ぐらいで278文字書き終わりました。

般若心経を書いていて気づいたのは、全体の文字数と、使われている文字の数。特に「無」の文字をたくさん書いたので、気になって文字の数を数えてみました。

まず般若心経全体の総文字数は諸説あるのです。

278文字、276文字、266文字、262文字と。

実際数えると、これは表題と最後の般若心経の文字を入れるかどうかということですね。

つまり、

仏説摩訶般若波羅蜜多心経 ー本文ー 般若心経
の全てを数えると文字総数は278文字

「仏説」を取ると276文字

「仏説摩訶般若波羅蜜多心経」を取ると266文字

最後の「般若心経」も取り、本文だけだと262文字

になります。

そして複数回使われている漢字を数えると、

やはり一番多いのは「無」で21回

次が「羅」「不」「是」の9回で

「波」が1つ8回でした。

その他、「空」「般」「若」「多」「故」「色」「蜜」「呪」が多かったですね。

学生の時に一度覚えたのですが、読み方も幾つもあるようで、より深く理解してゆきたいと思います。

内容の解説についてはまた別の時にふれますね。

———————

仏説摩訶般若波羅蜜多心経
(ぶっせつまかはんにゃはらみったしんぎょう)

観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時
(かんじざいぼさつ ぎょうじんはんにゃはらみったじ)

照見五蘊皆空 度一切苦厄
(しょうけんごうんかいくう どいっさいくやく)

舎利子 色不異空 空不異色
(しゃりし しきふいくう くうふいしき)

色即是空 空即是色
(しきそくぜくう くうそくぜしき)

受想行識 亦復如是
(じゅそうぎょうしき やくぶにょぜ)

舎利子 是諸法空相
(しゃりし ぜしょほうくうそう)

不生不滅 不垢不浄 不増不減
(ふしょうふめつ ふくふじょう ふぞうふげん)

是故空中 無色無受想行識
(ぜこくうちゅう むしきむじゅそうぎょうしき)

無眼耳鼻舌身意 無色声香味触法
(むげんにびぜっしんに にしきしょうこうみそくほう)

無眼界 乃至無意識界
(むげんかい ないしむいしきかい)

無無明 亦無無明尽
(むむみょう やくむむみょうじん)

乃至無老死 亦無老死尽
(ないしむろうし やくむろうしじん)

無苦集滅道 無智亦無得 以無所得故
(むくしゅうめつどう むちやくむとく いむしょとくこ)

菩提薩埵 依般若波羅蜜多故
(ぼだいさった えはんにゃはらみったこ)

心無罣礙 無罣礙故 無有恐怖
(しんむけいげ むけいげこ むうくふ)

遠離一切顚倒夢想 究竟涅槃
(おんりいっさいてんどうむそう くきょうねはん)

三世諸仏 依般若波羅蜜多故
(さんぜしょぶつ えはんにゃはらみったこ)

得阿耨多羅三藐三菩提
(とくあのくたらさんみゃくさんぼだい)

故知般若波羅蜜多
(こちはんにゃはらみた)

是大神呪 是大明呪
(ぜだいじんしゅ ぜだいみょうしゅ)

是無上呪 是無等等呪
(ぜむじょうしゅ ぜむとうどうしゅ)

能除一切苦 真実不虚
(のうじょいっさいく しんじつふこ)

故説般若波羅蜜多呪
(こせつはんにゃはらみったしゅ)

即説呪日
(そくせつしゅわつ)

羯帝 羯帝 波羅羯帝 波羅僧羯帝
(ぎゃてい ぎゃてい はらぎゃてい はらそうぎゃてい)

菩提僧莎訶
(ぼうじそわか)

般若心経
(はんにゃしんぎょう)


大河ドラマ「どうする家康」

「どうする家康」観てますか?

山岡荘八の徳川家康文庫版全26巻の熱心な読者だった僕としては、まあ色々言いたいこともあるのですが、「竜馬がゆく」の主人公が実際の坂本龍馬と違う様に、 400年前の史実なんて正確な事は誰にも分かりませんよね。

色々な説があって良いのだと思います。

僕が記憶に残っている中で、すごくインパクトのあった説は、徳川家康は途中でおそらく伊賀からきた別人物に入れ替わったというものです。

人生60年だった当時としては75歳と異常に長生きしたことや、徳川家康の最初の正室の築山殿(つきやまどの/瀬名)やその長子であった信康を情も無く暗殺した事、服部半蔵の様な伊賀ものとの深い関わり、生まれ故郷であるはずの岡崎に帰ることも無く、改築することも無く、とてもとても愛着を感じているように見えなかったなどを理由にしたもの。

実際に岡崎ではこの別人説は実しやかに伝えられているそうですよ。

思えば大学までは本ばかり読んでいました。

医学書はもちろん哲学者も小説もビジネス書も読む濫読派。今でも活字中毒なところがありますね。

そんな中、なかなか捨てきれずに今まで持ってきた歴史もの三作品。

山岡荘八の「徳川家康」、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」、吉川英治の「三国志」ぐらいは、せっかく日本に生まれ育ったのなら、学生時代に読んで欲しいとは思いますよね。


2年前 上空から観たい景色No. 1天の橋立

関西でヘリ操縦訓練をした際に空から観たい景色No. 1だった、天の橋立。

素晴らしかったなあ。

ちなみに2位以下は、仁徳天皇陵、清水寺と金閣寺そして嵯峨野の紅葉、宇治平等院鳳凰堂、吉野の桜、奈良の平城京、武田城の雲海、京都の大文字焼き…

https://takahirofujimoto.com/blog/blog/diary/sports-cars/post_56567/


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