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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

カテゴリー:欧州 チェコ編

■21st EADV Congress in Prague ‘Skin is Vital’26 2年ぶりのプラハ 街歩き

おはようございます。

今日10月31日(水)も、クリニックFの診療日です。

アメリカ帰りの時差を利用して、早朝からクリニックで論文を書いています。

最近好きではまっている Brahms Violin Concerto in D major op.77を聴きながら。

ブラームスバイオリン協奏曲 庄司紗矢香さんの演奏はいいですよね。

楽器も1729年製ストラディヴァリウス「レカミエ」。

朝は音も静かではかどります。

さて、僕のブログは先月訪れたプラハ、ヨーロッパ皮膚科学会での話。

またしばしお付き合いください。

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空港からはタクシーではなくて、市内バスを利用してみました。

タクシーに乗ると確かに楽なのですが、市内の公共機関を使ったほうが、その土地の人や土地柄に触れることができるので、体力がある限りはそうしています。

プラハは一度来たことがあるので、ある程度土地勘があります。

バスの車窓からプラハ城が見えてきました。

初めてのプラハで、ムハのステンドグラスを観たときの感動が蘇ります。

プラハを歩くと、多くの建築様式に改めて驚きます。

歴史のある街ということは頭に入っていても、本当に素晴らしいのです。

しかもとても狭い場所に観光地が集中しているのです。

スメタナホール横にバスは到着しました。

スメタナホール地下にあるムハのお土産屋さん

こちらのカフェも素敵です。

昼過ぎにつきましたので、学会会場に顔を出す前に、あたりを歩いてみることにしました。

ボヘミアクリスタルのお店もあります。

この地方は神聖ローマ帝国期にはボヘミアと言われていたのですよね。

こちら市庁舎のある広場

こちらの15世紀に作られたからくり時計(天文時計)が有名ですよね。

機械時計ファンとしては外せないものです。

ティーン教会

火薬庫

などなど、プラハは100塔の街としても知られています。

プラハ名物人形劇のお店もありました。

前に来た時は、ドンジョバン二の人形劇を観たのですよね。

そして、カレル橋。

こちらまで来たところで引き返します。

地下鉄に乗って学会会場に向かいます。

 

 


■21st EADV Congress in Prague ‘Skin is Vital’25 チューリッヒ発プラハへ

おはようございます。

今日10月30日は、クリニックFの診療日です。

工学部博士号のための学位審査会に向けて、日々頑張っていますが、こうして得られたデータをまとめていると、自分がしてきた仕事のまとめになりますね。

レーザーという技術が医療に応用されるようになってからというもの、光のコヒーレンス(Coherence)という、レーザー光の特徴を生かした、二つの分野での進歩がなされてきました。

一つは、時間的コヒーレンスつまり、単位周波数(波長)に対する高い輝度を利用したもの。

レーザー光をセンシングプローブとして、様々な情報を得るもので、生体情報取得への応用 (Optical Coherence Tomography 等)があげられます。

もう一つが、空間的コヒーレンス、つまり波長程度の大きさに集束させた高いエネルギー密度を利用したもの。

後者が生体切除術・改質への応用
(Laser Surgeryなど)
レーザー光を局所に集中し熱影響少なく切除・変性するという外科的使用法です。

こんな工学的なまとめを作っているうちに、レーザーという概念の理解が深まってくるから不思議です。

さて、僕のブログ、国際学会周遊記は、先月滞在したヨーロッパブログの後半です。

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いよいよ、スイスのチューリッヒ空港から、今回の後半の目的地である、ヨーロッパ皮膚科学会EADVの開催されるプラハに移動します。

チューリッヒからプラハまでは飛行機で約1時間半の旅です。

このような飛行機で飛び立ちます。

少しするとチューリッヒの街が見えてきましたよ。

プラハまでの旅は、スイスの牧草地帯が続きます。

いよいよチェコの国境を越えて、プラハ空港に到着です。

 


■21st EADV Congress in Prague ‘Skin is Vital’⑧出張減量の結果 無事に帰国しました

本日、出張先のスイス(チューリッヒ)、オーストリア(ブレゲンツ)、リヒテンシュタインとチェコ(プラハ)より、パリ経由で帰国しました。

欧州レーザー機器メーカーとの機器開発の打ち合わせや、ヨーロッパ皮膚科学会での発表など、充実したものになりました。

こちら、バゲッジロストの際に、着替えも何も手元になく困りはて、急遽チューリッヒで購入したポロシャツ。

そしてプラハのお土産のチョコレートです。

忙しかったのもありますが、食事を減らして運動して筋肉をつけるようにしたので、9日間の出張期間で、4kg弱の体重減少。

写真で見るとちょっと痩せましたかね(笑)?

出張中、患者さんを始め、関係者の方々にはご迷惑をおかけいたしました。申し訳ありませんでした。

明日10月2日よりクリニックFは、通常診療となります。また明日からよろしくお願いします!

 


■21st EADV Congress in Prague ‘Skin is Vital’⑥ヨーロッパ皮膚科学会発表とプラハ城、ムハのステンドグラス

ヨーロッパ皮膚科学会での発表も無事に終わりました。

こちら、名札です。

僕の発表演題は、Detection of the different reactive oxygen species induced oxidative stress in skin during Laser therapy
でした。

そして素晴らしかったのが、学会会場からの借景です。

丘の上にある会場からは、プラハ市街が見渡せます。

中央に見えるプラハ城が見えますか?

発表も無事に終わりましたので、こちらに今日行ってきました。

内部には、ムハが描いたステンドグラスがあるのが有名です。

3年前に行った事があるのですが、あまりに素晴らしくて、今回カメラを代えての再チャレンジとなりました。

ご覧ください。

帰国したら、細かい画像を上げますね。

 


パナソニック LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8

おはようございます。

9月21日今日もクリニックFの診療日です。

休診日の昨日は、夜まで工学部大学院の研究室で博士論文の作業。

明後日朝のヨーロッパ出張までに何とか投稿手続きを終えることが出来そうです。

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チェコに出張に行くにあたり、迷っていたカメラのレンズを一つ購入しました。

中世の時代の街並みが並ぶプラハは、フォトジェニックな街。

プラハ城には大きなミューシャのデザインしたステンドグラスがあり、前回出張した時にも撮影したのですが、ぜひとも良いカメラと相性の良いレンズで撮影したいものだと思っていたのです。

オリンパスのミラーレスカメラOM-Dに、こちらのパナソニック LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8 を組み合わせました。

先日クリニックFに取材に来てくださったカメラマンさんから、このレンズは、プロからも評価が高いことを聞いていたのですが、やっぱり良いレンズは解像度も明るさも違います。

聞いた話によると現在、日本のカメラ製造企業は、本体を販売した時の利益はほとんどなく、交換レンズを購入してもらって初めて利益が得られるのだそうです。

これだけ精巧な機器を作るのはどんなに大変なことか。

こうした技術は、メーカーに資本力や技術力が無くなると、衰退していってしまうものです。

もう二度と手に入らなくなるかもしれません。

日本の産業を守るためにも、微力ながら良いものにはお金を払っていこうと思います。


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