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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

カテゴリー:アフリカ 南アフリカ編

ヨハネスブルグ

ヨハネスブルグ空港の中。ごった返した様子です。

ここは、世界で一番危ない街と言われています。確かにただ歩くだけでも、他の国では味わったことのない緊張感を感じました。

聞けば、「スリに合う確立」も、150%~200%と言われているのだとか。

なぜ100%を超えるのか、と聞けば、一度スリに合った後、もう一度あるいは二度スリに合うことがあるそうなのです。

殺人も年間数千人単位で起こっています。

ちなみに、僕はてっきりこのヨハネスブルグが南アフリカの首都だと思い込んでいましたが、実はそうではなかったのです!

ヨハネスブルグは国内最大の都市であることに間違いはないのですが、行政首都ではないそうです。行政首都はプレトリア、立法首都がケープタウン、司法首都がブルームフォンテーン・・・これは今回出張に際し勉強して初めて知りました。

また、御存知のない方に念のため、南アフリカがどんな国か説明すると、南アフリカ共和国は、インド洋と大西洋に面したアフリカ最南端に位置する国です。ナミビア、ボツワナ、ジンバブエ、モザンビーク、スワジランドとそれぞれ国境を接しています。

喜望峰があることで御存知の方も多いかもしれません。

それから記憶に新しいところでは、「アパルトヘイト(人種隔離政策)」でしょうか。

1991年、アパルトヘイト政策が法律上から消滅しました。ネルソン・マンデラが大統領に就任し、全人種選挙が実施されたのは1994年のことですから、もう14年が経つんですね。

また、世界有数の資源産出国で、鉱物資源に恵まれ、金やダイヤモンド、プラチナなど世界屈指の生産量を誇っています。

混乱と混沌が続く南アフリカ。ヨハネスブルグ滞在中は、貴金属やカメラなどお金になるものは持ち歩かない方が良い、と言われ、手ぶらで過ごしました。

写真も結局そんなわけで撮ることができず、空港のショットのみですみません。

 

 


あわや飛行機事故

結局南アフリカ航空の機体が準備ができず、丸一日予定を遅らせて出発することになりました。二日分の乗客を1機に乗り込ませたため、機内はとにかく満席で、僕も残ったエコノミー席に乗りました。

香港からヨハネスブルグまでは約13時間かかるのですが、もうすぐヨハネスブルグに着くかという時に、何やら機内が慌しくなるではないですか。

数分後、機長から英語のアナウンスがありました。

どうも機体のエンジンの調子が悪く、着陸に問題があるかもしれないというのです。

「え?」

一瞬なにかを聞き間違えたのかと思いましたが、スチュワーデスやスチュワードたちが、一斉に緊急着陸時の練習を始めたところで、事の重大さに気づきました。

僕も生まれて初めて、機内で頭と膝を抱える予行演習をさせられましたよ。

一日待たされた上にこんなところで事故に巻き込まれるなんて、なんてアンラッキーなんだ、俺は・・・トホホ・・・。

皆きっと同じ思いでいるのでしょう。ざわざわと機内でも動揺が走ります。

あの緊張感は独特なものですね。機体が少しでも揺れると、空気がピーンと張り詰めたようになるのです。

恐怖と不安の中、日本人が自分以外に誰もいない機内で、あれやこれやと最悪の事態を考えてしまいました。

幸いにも無事にヨハネスブルグに着陸した時には機内で大拍手と喝采が巻き起こり、

「サウスアフリカンエアラインの優秀なパイロットのおかげで、無事難を乗り切れました!!」

というアナウンスが響き渡りました。

降り付いた空港には、たくさんの救急車や消防車が。

飛行機事故の怖さを実感しましたね。

着陸し、機体が止まった後には通常のように機体のエンジンではなく、飛行機を牽引する車によって搭乗口まで運ばれました。


南アフリカ共和国に行って来ます

南アフリカ共和国って聞いたことがありますよね。

僕も世界史と地理の教科書でしか接点がなかったのですが、なんと今回出張で行くことになりました。

アフリカで最も豊かな国であると共に、首都のヨハネスブルグは世界で一番危険な都市であるといわれているそうです。

南アフリカ共和国は南半球に位置していて、紫外線がとても強く降り注ぎます。

紫外線に対する皮膚の研究が一段と進んでいるのです。

ちなみにエンビロンという化粧品は南アフリカ共和国で開発されたのですよ。

美容に対する意識も高く、レーザーも多く導入されています。

レーザークリニックも多く存在しますし、以前にフランスでメソセラピーの認定医の資格を取ったときにも、偶然隣の席に座ったのは南アフリカの女医さんでした。

僕はスターアライアンスの航空会社を使うことが多いので、エアライン好きとしてははじめてのサウスアフリカンエアラインに乗れるのは楽しみです。

そんな内容を書いているところで、たった今、代理店より香港からヨハネルブルグ間のフライトが機体の準備が間に合わず、6時間以上遅れることがわかったので、接続フライトに間に合わず、香港に一泊してもらえないかと連絡がありました。

いったいどうなってしまうのでしょう?  一日出発を遅らせなければならないのでしょうか?

無事に着けましたら、追って南アフリカレーザー美容市場をこのブログでもお知らせしたいと思っています。


Dr.Ahmed Salem

カイロではレーザークリニックの見学にも行ってきました。

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Dr.Ahmed Salemのクリニックです。

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Dr.Salemはエジプトでもかなり成功しているドクターで、カイロ市内の二つのクリニックを行ったり来たりの生活をしているそうです。

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広い待合室。

僕の訪問にあたって彼は外来を一時止めてくれたとのことで、感謝をしつつ一時間以上にわたりレーザー機器のディスカッションと情報交換をしましたよ。

レーザーオタクの語らいに国境はありません(笑)。

Egypt2

この写真の後ろにはアファームが見えますね。

エジプトで唯一のアファームだそうです。

 


カイロ大学NILES(National Institute of Laser Enhanced Sciences)にて

カイロ大学にやってきました。皮膚科学教室の教授陣、スタッフと。

Egyptian Doctors

大学の敷地内に、NILES(National Institute of Laser Enhanced Sciences)という中東最大のレーザー教育機関があります。

Cairo2

 

Cairo3

古めかしいですが、威厳のある看板があります。

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置いてある機器は、赤みのあるあざなどに効果のあり、ダイレーザーとヤグレーザーの複合機であるCynosure社 Synergyなど、世界でも最新鋭の機械がありました。

エジプトでのレーザーのニーズは、シミあざ、そして脱毛といった、90年代の日本のレーザーのニーズが中心でしたね。

CUTERA社のクールグライドもありました。

Cairo5

皮膚科学教室で、二人の教授たちと打ち合わせをしました。エジプト人は肌の色が日本人に近いので、パラメーターなどが非常に似通っていて、良いディスカッションとなりました。


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