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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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ブロッケン現象と御来光

ブロッケン現象です。

科学的にはは高い山に登った際に、太陽を背にして立つと、霧や雲に投影された自分の影の周りに虹の輪が浮かびあがる現象ですが、冬場にかけて太陽高度が低くなると、飛行機からは良く見えるんですよね。

日本では「御来光」といって、阿弥陀様が光背(こうはい)を背負ってあらわれたものとして信仰されてきたそうです。

縁起が良いって事で、前向きに考えよう。

 

姫路城も見えましたよ。


Drug Delivery System “合成高分子による細胞機能制”

僕の薬学博士の専門であるドラッグデリバリーシステムの学会誌。

今月の特集は“合成高分子による細胞機能制”です。

合成した高分子で細胞挙動を制御する研究は近年とても進んでいて、トピックスは以下の通り。

中でも光応答動的材料などはレーザー医療とも直結して興味深く読ませていただきました。

アンチエイジング医療や美容医療にも応用されてくるでしょう。

up to dateしながら知識を蓄えています。今後が楽しみですね。

1. 温度応答型生分解性インジェクタブルポリマーの細胞治療への展開

2. 生きた細胞内の相転移・相分離現象を介した細胞機能操作へ

3. 生体機能化ポリマーによる免疫細胞機能制御

4.生体親和性リン脂質ポリマーを基盤界面とする細胞操作技術

5. 光応答動的材料の開発と細胞移動研究への応用

6. ナノバイオ界面水制御による細胞接着性/非接着性合成高分子の設計


ゴルファーにとって「飛距離の誘惑」

全てのゴルファーにとって、飛距離の誘惑は何にも変えられません。

もう10年近く前になりますが件の広告の試打会のクラブが葛西ロッテに来ていて、なんとなく手にとって打ってみたら凄く飛ぶんです。

高齢者向けかと思っていたけれど、広告は本当なんだなあと思って感激して、その場でドライバーからフェアウェイウッドまで5本注文して支払いをしてきたのです。

ところが数週間後に届いたクラブにびっくり。

全く別物だったんです。ショック受けました。

一回ラウンドで使いましたが、高いクラブの割に中古の買取も悪くて、結局売るに売れず、タンスの肥やしに。

畢竟、ウッドの良し悪しは、反発係数で決まります。

メーカーは完成した後に、反発係数の良いものと悪いものに振り分けて、良いものはプロや試打クラブに回すのでしょう。

日本はシックスシグマの概念が浸透していますから、製品は同じものと考えがちですが、考えてみれば僕の専門であるレーザー医療機器でも照射密度が綺麗に均一でなかったりしますし、いわゆるスーパーカーと言われる車両でもサーキットなどで数台乗り比べするとエンジンの吹け上がりなどに明らかなバラツキはありますね。

なんでこんなことを思い出したかって、先日ゴルフ医科学研究所のゴルフコンペでドラコンを取った人が、「実は試打クラブを使ってドラコンホールで打ってみたら、きっちり当たっていなかったのに飛んじゃったんですよ。」と発言していたから。

その後、ゴルフクラブは新製品が出ても飛び付かず、打ち比べて製品の精度の高いものを買い、大切に使う様になりました。

製品間の違いの方が大きいって事です。何事も学びですね。


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