「自律神経を整える食の科学 ― オンとオフを切り替える食材選び」
先日、取材を受けた雑誌が送られてきました。テーマは「自律神経の働きに良い食材」について。
体調をオンにしたいとき、あるいはオフにしてリラックスしたいときに、どのような食材を摂れば良いか──そんな実践的な視点からまとめています。
僕が最初に英文論文を書いたのは1999年。テーマはまさに「自律神経」でした。
あれから四半世紀。レーザー医療や再生医療、光刺激による神経制御の研究を経て、今回は栄養学との接点からこのテーマを再び取り上げる機会をいただいたのは、何か不思議な縁を感じます。
自律神経と食のバランス
交感神経が優位な「オン」の状態では、エネルギー代謝を高めるためにビタミンB群やカフェイン、カプサイシンなどを含む食材が効果的です。
一方で、副交感神経を高め「オフ」にしたいときには、トリプトファンやマグネシウム、GABAなどを多く含む食材が良いバランスをもたらします。
こうした食の選択が、自律神経のスイッチを柔軟に切り替える手助けとなるのです。
まさに“食による生理学的マインドフルネス”といえるかもしれません。
研究の原点に戻る感覚
今回の取材では、科学的エビデンスとともに、臨床現場での実感を織り交ぜてお話ししました。
自律神経という見えないネットワークが、光・音・食といった外界からの刺激とどう共鳴しているのか。
そのリズムを理解することが、現代人のウェルビーイングの核心につながると改めて感じます。
雑誌はすでに全国の書店やオンラインで入手可能とのこと。
よろしかったらぜひお読みくださいね。

