「どんな音も波の足し算」
人類史上 最重要方程式ベスト10 その2

フーリエ変換は複雑な波を単純な周波数成分に分解する技術
フーリエ変換(Fourier Transform)は一見難しく感じますが、イメージさえ掴めばとても直感的で「音楽や光を分解する魔法の道具」のようなものです。中学生向けにやさしく説明します。
■ フーリエ変換って何?
一言で言うと:
どんな波でも、「いろんな高さの音の組み合わせ」に分ける方法。
分野 使い方の例
音楽 曲の中の音の高さ(周波数)を調べる
画像 写真のぼかしや鮮明化(MRIやCTスキャンも)
通信 スマホやWi-Fiの信号を分解して復元
地震 地震波を分析して、どこが揺れたかを見る
宇宙 星や銀河の光を分けて、何でできているか調べる
■ たとえば「音」を考えてみよう!
ギターの音やピアノの音を録音すると、波みたいな形が見えますよね?
でもその音は「いくつかの音(周波数)」がまざったものです。
フーリエ変換を使うと、
• この音には「ド(261Hz)」が何%、
• 「ミ(329Hz)」が何%、
• 「ソ(392Hz)」が何%入ってるか
というふうに、「音の成分表」みたいなものを作ることができます。
■ たとえるなら…
● フーリエ変換は「プリズム」
光 → 白いけど、プリズムに通すと「虹(赤・青・緑…)」に分かれる。
音 → ゴチャっとした音をフーリエ変換にかけると「ド・レ・ミ・ファ…」に分かれる。
つまり「混ざったものを、きれいな材料に分ける」のがフーリエ変換!
■ 中学生向けまとめ
音や光などの波を「材料(周波数)」に分ける技術
プリズムが光を虹に分けるように、フーリエ変換は波を音に分ける
身の回りの音楽・画像・スマホ・宇宙にまで使われる
