次は、政策研究大学院大学にて第41回ナレッジプール講演会の講演講師に呼んでいただきました。
僕の専門である医工薬学にわたるアンチエイジングレーザーの研究と、音楽と脳の話もさせて頂きました。
日時: 2016年12月6日(火)17:00-19:00
講師: 藤本 幸弘 氏(クリニックF 院長、博士(医学)、博士(工学)、MBA)
テーマ:「肌を若返らせる」アンチエイジング・レーザー医療について最新の知見
会場: 政策研究大学院大学 4階 研究会室4A(東京都港区六本木7-22-1)
【内容の紹介】
レーザー光は光(電磁波)を増幅し、コヒーレントな光を発生させるレーザー発振器を用いて人工的に作られる光である。
1905年のアルベルト・アインシュタインの論文 「放射の量子論について」がレーザーの理論的基礎を確立したため、昨年が理論成立110周年にあたる。
こうしたレーザー機器を用いて「シミを治療する」治療法は1990年代より開始されたが、特に米国ハーバード大学皮膚科学を中心に「肌を若返らせる」レーザー光治療の研究が進み、21世紀になって最も進化した医療分野の一つと言われるようになった。
現在のレーザー治療は、肌を「点」で治療するものではなく、顔全体を「面」で治療するものに変わり、学会でも10年前の写真と、10年前よりも若々しくなった現在の写真が並べて供覧されるようになった。
面の治療で出来ることは肌の「ホワイトニング(透明感を上げる)」「タイトニング(張りをつくる)」「リサーフェシング(ニキビ跡や毛穴などを再び平らにre surfaceする)「リフティング(引き上げる)」の四点であるが、こうした治療は、デバイスラグの状況にある日本で特に保険診療で行うことは難しい。
本講演では「肌を若返らせる」アンチエイジング・レーザー医療についての世界の現状を総括したい。

