TakahiroFujimoto.com

HOME MAIL
HOME PROFILE BOOKS MUSIC PAPERS CONFERENCES BLOG MAIL CLOSE

BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

BLOG|ブログ

厚木基地

米軍の厚木基地を見学する機会がありました。年末の六本木のパーティーで出会ったカップルが、厚木基地のNAVYのパイロットだったのです。仲良くなって、厚木基地を見学させてくれない??といったらあっさり許可が出ました。鎌倉市出身の僕としては、海軍の厚木基地と陸軍の座間基地は一度見学して訪れたいところでした。

基地に2時に来るように言われて、東名高速を飛ばしてゆきましたが、ちょうどそのときは、パイロットの演習時間だったのです。轟音を撒き散らせながら飛んでゆく戦闘機に興奮しました。

招待してくれたRAZは基地では結構偉い人でした。格納庫にある戦闘機はF18スーパーホーネット 米軍最新の機体です。厚木 基地から房総半島沖の飛行訓練場まで、約 20分で到達するそうです。

戦闘機というと映画のTOP GUNを思い出します。映画で使われたF14 TOM CATは可変翼の主翼を持つ機体でしたが、この厚木基地ではもう使われていないそうです。見たかっただけに残念でした。

パイロットは機体のチェックに1時間ぐらいかけるそうです。このときにダラス・カーボーイズのスタジアムジャンパーを着ていったのですが、米軍の兵隊に、 肩をたたかれ、とってもクールだと褒められました。

厚木基地のクルーはゴールデンドラゴンと呼ばれているのです。この機体にもゴールデンドラゴンのマークが表記されています。基地の中は、このマークが多く表示されていました。

最後にお土産だと行って、彼らが飛行中に撮影したDVDを戴きました。富士山横を飛ぶ機体の中から撮影したもので、まさにマニア垂涎のお宝でした。2時間ぐらいの見学時間でしたが、本当に有意義な時間をすごしました。


モーツアルト、カルロスクライバー

モンブランの万年筆が好きで、年に一度出る限定バージョンを楽しみにしています。

モンブランのフィッツジェラルドの限定ボールペンは、今でも一番使用している筆記用具です。

海外の先生と話しをすると、漆で仕上げをした日本の並木万年筆がモンブランなんかよりもオークションで圧倒的に評価を受けていると聞きます。

でも、モンブランの万年筆がすきなんですよね。

もともと収集癖があるのですが、もう何本も買っています。

今回、オーガナイザー用ミニモデルの万年筆を買いました。

名はウォルフガング・アマデウス・モーツアルト。CDつきでした。

そう今年の1月27日は「モーツアルト生誕250周年」なのです。

モーツアルトの音楽は、オペラから宗教音楽、声楽曲、交響曲、室内楽、ピアノ曲さらには管楽器、グラスハーモニカなどのにいたるまでほぼ全てのジャンルをカバーしています。

彼の書いた楽譜には、一切の修正がなく、そして旋律には不思議と休符もない。いわば無駄な音が一切ないのです。

歴史上では天才と呼ばれた人は何人もいますが、おそらくニュートンの力学やアインシュタインの相対性理論は、数百年たったら同じことを考えた学者が出てくるでしょう。

でも、モーツアルトの音楽は、モーツアルトでなければ絶対に作曲できなかった。

そういった指摘をした人もいました。

「アマデウス」という映画をご覧になりましたか?

彼の天才性、そして奇人性、そして狂人性をよく表現した映画だと思います。

映画にもあったように、彼はある曲を聞いての変奏が本当に得意だったのでしょう。

きらきら星変奏曲なんて、”きらきら光るお空の星よ”のあのフレーズを10の変奏曲でまとめたもので、彼の発想の豊かさを表わしています。

アイネ・クライネ・ナハト・ムジークなんて、あんな旋律、あんな展開どうして思いつくのでしょうか?

アイディアの宝庫、才能の宝庫ですよね。

モーツァルトの生まれた町はオーストリアのザルツブルグですが、主に活躍したのはウィーンです。

実は来月の上旬に、EADV(ヨーロッパ皮膚科泌尿器科学会)に参加するためにフィンランドに行くのですが、2007年のEADVはウィーンで開催されるのです。

ウィーンはぜひとも行ってみたい都市のひとつでしたから、今から楽しみです。

カルロス・クライバーという2004年に亡くなった指揮者をご存知ですか?

彼はめったに指揮をしないが、タクトを振った曲はどれもすべてまったく新しい解釈の名演に変えてしまうという指揮者でした。

彼がウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を率いて74年に演奏したベートーヴェンの交響曲 第5番 ハ短調 作品67《運命》のCDを初めて聴いたときの衝撃を今でも思い出します。

中学生のときから何度も聴いて全ての旋律を暗記しているような、あの”運命”がまったく違う曲に聴こえたのです。

ロックやポップスは旋律を覚えてしまえば、なんとなくそれで飽きてしまいますが、クラシックの曲は、全曲を通しての旋律を覚えてからが本当の面白みがあると思います。

指揮者の解釈とそれを表現するオーケストラの相性があったときの、調和と言うのか、一体感と言うのか、それこそ同じ登場人物と舞台背景の中から一つの新たな物語が生み出されるのです。

同じ曲を聴いているのに、こうした解釈があったのかとか,この旋律はこんなに美しく演奏できるんだとか。クライバーに出会って以来、同じ曲のCDを違う指揮者で買って、聴いてみるという、音楽の楽しみ方が増えました。

クライバーのベートーベンなら4番も7番もお勧めです。

シューベルトの未完成も名演です。

本当に素晴らしい指揮者でした。

同じ時代を生きていたにもかかわらず、一度も演奏を直接聴けなかったのが残念です。

クライバーへの思いは、いわば初恋のようなものです。

以前にウィーンから来たという人に「ウィーンでは今でもクライバーが一番人気なのか」質問したのですが、「残念ながら、今では音楽の都ウィーンでもクラシックよりもボンジョビのが人気だよ」と言われました。(笑)


鎌倉のお気に入り

僕は鎌倉市で生まれ育ちましたが、鎌倉には僕のお気に入りのスポットという場所がいくつもあります。

小学校の4年から鎌倉の寺めぐりが趣味だったという、鎌倉のお寺に関してはエキスパート??と自負している僕ですが、中でもとてもお勧めなスポットは、臨済宗建長寺派の禅宗寺院報国寺です。

八幡宮の西には横須賀線も通っており、建長寺や円覚寺、あじさい寺といわれる明月院などがあるので比較的人通りが多いのですが、報国寺は鎌倉の八幡宮に向かって、東の横浜市金沢八景の方角に向かう、朝比奈の切通しの途中にあります。

鎌倉駅から歩いていける距離ですが、30分ぐらいの散歩になりますか。

このお寺の境内の中には、実に風流のある竹林があるのです。

中で日本茶を立てて貰えます。

お茶と茶菓子を食べながら、竹林をぼっと眺めていると、日ごろの疲れが吹っ飛びます。

小さな駐車場がありますので、元気をもらいたい時に横浜横須賀道路を飛ばして行ってくることもあります。

すばらしい景色が待っていますよ。

車で行かなければ、すぐ近くに天台宗の寺で鎌倉幕府が開かれる500年近くも前の平安初期の天平六年(734)に創建された鎌倉最古の寺である杉本寺があります。

雨の日などに行くと、すばらしいです。

ついでに向かいには鎌倉五山の第五位、臨済宗建長寺派の淨妙寺などがあり、この寺では庭園を楽しめます。

もう1つお勧めなのは、鎌倉市長谷にある鎌倉文学館です。

鎌倉にゆかりの文学者は川端康成、夏目漱石、芥川龍之介、与謝野晶子ら300人以上もいるのです。

鎌倉文学館は、加賀百万石の藩主で知られた、旧前田侯爵家の鎌倉別邸でした。三島由紀夫氏が作品「春の雪」の中の別荘のモデルとして描いていることでも知られています。

文学館の庭園の一角には600㎡近いバラ園があります。

毎年、5月の中旬から6月にかけてと10月の中旬から11月中旬には見事な花を付け、見事な花には感動します。今度訪れたら写真をアップしますね。

もう1つカレー好きにはお勧めなのは、小町通りにあるキャラウェイというカレー屋さんです。

八幡宮の若宮大路にラルフローレンの店がありますが、その角を小町通沿いに曲がるのです。

キャラウェイ

休日には11時ごろから行列が出来てしまうのですが、ここのチーズカレーは鎌倉にありがなら、関東カレーの名店20店にも選ばれた名店の絶品です。

実はこの店は、僕の高校生(県立鎌倉高等学校)のときの同級生の実家なのです。

高校生のときにこのお店の二階で徹夜マージャンやって、夜中に厨房に忍び込んで、一緒にカレーを食ったことを思い出します。

今頃どうしているかな??青春時代の思い出ですね。


フラクセル

フラクセルという機械の理論が初めて発表されたのは2004年のダラスの米国レ-ザ-学会でした。

毎年4月の上旬に開催される米国レーザー学会では常に多くの新技術が発表されるため、ダラスの学会ではどのような新しい技術が発表されるのだろうと思っていたところ、開発されたフラクセルの話を聞いたときは衝撃でした。

美容レーザー分野では、1983年よりレーザーの技術の追求ばかりがなされてきましたが、レーザーや光治療は茶色や赤の色素に対して効果が認められています。

つまり色彩的な老化に対しては治療効率が高いといえるのです。

反対にシワやたるみなどの形態的老化に対してはあまり効果がないと考えられていました。

2002年にシワやたるみなどの形態的老化に対して効果があるRF機器(オーロラやポラリス、サーマクール)が発売され、その後もLEDやプラズマといった新しい技術が開発されたため、ちょうど2004年のこの時期は、業者のレーザー離れが始まりつつあったのです。

今までも肌を入れ替えようとするレーザーリサーフェシングという治療が施術されてきましたが、これは半年間以上も治療期間がかかるという一般人には程遠いものでした。

かのエリザベステーラがスイスのレマン湖のほとりに半年間こもって、肌を入れ替える治療をしたという話は伝説です。

フラクセルは肌に70マイクロメーターという小さな穴を空けて、肌のターンオーバーを改善することで、14-17%の肌を入れ替えてしまおうという考えなのです。

しかも5日間ぐらいのダウンタイムで肌の入れ替わりの治療が可能になります。

この治療を6回ぐらい繰り返せば、肌が一通り生まれ変わることになります。


肝斑の患者さん

女性の肌のいわゆるシミは、「老人性色素斑」、「反応性色素沈着症」、「雀卵斑(そばかす)」そして「肝斑」に分けられます。そのうち、最後の肝斑のみが教科書的にはレーザー治療が禁忌であると言われてきました。

肝斑は両目の下からほほ骨の上に左右対称にできる薄いシミです。このシミは女性ホルモンの影響で起こるといわれており、35-45歳ぐらいの女性としてもっとも活発に働くときに目の下に浮いてくるシミです。レーザー治療に抵抗するばかりか、悪化させてしまうのです。

今まではトランサミンやシナールなどの、内服薬を使用してもらうか、オバジ化粧品のように外用薬を使用して薄くするという方法しかありませんでした。

しかしこの治療にも、2ヶ月以上の時間がかかります。

僕は2004年3月の米国レーザー学会でこの肝斑をマックスピールというレーザーを用いて治療する新しい方法を発表をしました。

そのきっかけは面白いことに、ある雑誌社の取材でした。

体験に来た患者さんが、

「このシミを取ってほしいんです」

といったシミがたまたま肝斑だったのです。

「いやー、申し訳ないけれど、このシミだけはレーザーでは取れないんですよ。」

と説明すると、雑誌社の人に

「そこを何とか」

と頼まれました。しかも施術後の写真を撮り終える期限は2週間しかないのです。

正直、困りました。

僕は数年前に読んだ、カーボンを使用したレーザーピールという方法で肝斑を治療したという英語の論文を思い出して、その応用をマックスピールを用いて行ってみたのです。

内服薬と外用薬を当然使用し、マックスピールと赤色LEDのオムニラックスを1週間おきに、併用したのです。

しかしこれがよく効きました。

2週間後には体験の患者さんのシミが殆ど見えなくなってしまったのです。

まさに驚きの結果でした。

その後、正式にデータをとって、学会に備えました。こうしたふとした思い付きによって、日々医学は進歩するのだなと感動した覚えがあります。

去年の春の米国レーザー学会ではフラクセルであれば肝斑を治療できるということがFDA(アメリカ食品薬品衛生局)で認可されました。

今はフラクセルで治療するのが 肝斑治療のfirst choice であると思いますが、施術後にダウンタイムがないという点では、マックスピールを使用した方法の方が優れていると思います。

肝斑治療のご希望がありましたら、ぜひともクリニックにカウンセリングにいらして下さい。ご相談に乗ることができると思います。

 


カテゴリー