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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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ドクターのティータイム、イタリア製のリュック

レーザーフローレンス2009では、講演の部屋が二つあり、二つの部屋で講演が続いていきます。

写真で左側のドクターが黄色のリュックサックを背負っているのが見えますか?

これは、この学会の参加者たちがもらえる“コングレスバック”。

他の学会でもらうものよりも、デザインや使い勝手がよく、「さすがイタリア」と、感心しました(笑)。日本に持ち帰りましたが、気に入って今も使っていますよ。

休み時間にはドクターが集まって歓談する時間があります。

こんな風に、専門の給仕の方がコーヒーやワインを出してくれます。

レーザー企業の展示はほとんどないに等しいくらいでした。

ふと視線を感じて振り返ると、僕を見ている人を見つけました。

グレン・コールダーヘッド博士

海外の様々な学会でよくお会いする大先輩です。

前回お会いしたのは、数年前のシンガポールの学会だったでしょうか?

僕のブログにも何度か登場していますよね。

実はここ数年ちょっと体調を崩していたようでしたが、この日はとてもお元気な様子でほっとしました。日本語も堪能なので、「グレンさん!」と声をかけたら、「タカちゃーん」と呼んでくれました(笑)。

しばし、お互いの近況を語り合いましたよ。

窓から見えるこの美しいフローレンスの街を眺めながらの歓談。

なかなか得られない、楽しい体験でした。

 


フラクショナル・レーザーの比較演題

ちょっと緊張した顔をしていますね。

僕の演題はフラクショナルレーザーの比較演題でした。

「アジアンスキンにおける、CO2 (10600nm) フラクショナルレーザーとエルビウム・グラス (1550nm) フラクショナルレーザー治療の比較検討」

つまり、フラクセルⅡ(リストア)とeCO2(エコツー)をはじめとしたフラクショナルレーザー機器の比較検討を含めた研究発表。

まずはフラクショナル・レーザーが市場にもたらした意義について、まとめたスライドを用意しておいたのです。

フラクショナル・リサーフェシング・レーザーが開発された事は、レーザー照射後に色素沈着症を起こしやすいアジアンスキン治療にとってはパラダイムシフトに相当する大きな変化で、その登場によって、治療できるものが明らかに変わったと、まずマーケティング的な視野のスライドを挿入しました。

さらに、スライドの内容も文字よりも図を多くして、世界のレーザーマーケットを比較、そして認識できるようなものに変えました。

僕は、ニキビ肌や毛穴といった治療には、治療する過程において、数種類のフラクショナルレーザーの「併用」が必要だと思っています。

組織のどの深さにどの程度のエネルギーが入り、組織温度が変化したかによって、

生体の反応が

熱刺激(コラーゲン・エラスチン増成)

凝固(組織変性および壊死)→日単位の組織の入れ替え

破壊(蒸散)→週単位の組織の入れ替え

と大きく変わるのです。

凝固変成をうまく使ったものがフラクセルⅡ

蒸散破壊をうまく使ったものがeCO2

ということになります。

そして、実際の組織の再生に役立つのは熱刺激部位です。

この三つの反応のバランスをいかにうまく調節して治療に結びつけるかが重要となります。

そのため、どの波長のどの種類のフラクショナル・レーザーが、どの深さの治療に適しており、どの様な頻度で治療を加えるべきかの考察を加えました。

さらに、クリニックFでは、フラクショナル・レーザーを治療に使用する前に、主に光治療器により肌のコラーゲンやエラスチンを増やして肌密度を上げるという、

「肌の基礎工事」

を行っており、事前に、一見遠回りのように見えるこの作業をする事により、治療効率が著しく向上したと発表しました。

そして何よりも目に訴えるものをと、症例写真を沢山揃えたのです。

これは、口演としてもとても興味深い内容だったようで、講演し、いくつかの質問に答え、席に帰るとき、予想外の拍手喝采と温かい言葉を贈って頂きました。

日本から遠く離れた異国の地で、他の演者の方より大きな拍手を頂けるとは、研究者としても大変嬉しく光栄なことでした。

 


グレン・コールダーヘッド博士と

グレン・コールダーヘッド博士

海外の様々な学会でよくお会いする大先輩です。

前回お会いしたのは、数年前のシンガポールの学会だったでしょうか?

僕のブログにも何度か登場していますよね。

実はここ数年ちょっと体調を崩していたようでしたが、この日はとてもお元気な様子でほっとしました。日本語も堪能なので、「グレンさん!」と声をかけたら、「タカちゃーん」と呼んでくれました(笑)。

しばし、お互いの近況を語り合いましたよ。


サーマクールCPT 明日(27日)から照射できます

サーマクールの最新版、サーマクールCPTが、いよいよ本日夕方に、クリニックFに導入されました。

こんな感じです。

日本上陸の第1号機だそうです。

バイブレーターが付いているので、確かに痛みは弱くなりましたね。

本日夜にトレーニングを行いますので、いよいよ明日の朝の予約分から、新しい「痛くない」サーマクールを照射できるようになります。

今まで

「サーマクールが本当に効くのはよくわかる。打つならクリニックFで打ちたいけど、痛いのがどうしても耐えられそうにない。」

とおっしゃってくださる方が多数おいでになりました。特に「痛みに弱い」男性諸氏。その気持ち、僕もよくわかります(笑)。

明日からもう大丈夫です。ぜひいらしてくださいね。

 


レーザーフローレンス2009のチェアマン

講演会場の外には、今回の学会のチェアマン2人がいました。

イスラエルから来たAbraham M Baruchin教授とイタリアは地元フィレンツェのMariano Postiglione医師です。

僕にとってレーザーフローレンスの学会参加は初めて。自己紹介と、自分の専門分野について話をしました。

自分はアジアンスキンを対象に東京で開業しており、フラクセルやエコツー、アファームマルチプレックス、e-matrixなどのフラクショナルレーザー機器を多数所有し、毛穴やニキビ跡の治療を特に得意としていると話したところ、日本から来た若い医師に対して、非常に興味を持って向き合ってくれました。

思わぬ場所で話も弾みましたよ。

ヨーロッパのレーザー医療は一見進んでいるように見えますが、欧州の先生方の治療に対する姿勢はもともとコンサバティブな傾向があり、ここ10年ぐらいに開発発売されたレーザー機器に対する評価はほとんどされていないのが現状のようです。

しかしながら、患者さんの需要は日々高まる一方のようで、潜在マーケットはかなりある様子。開拓が遅れている分、やり方によってビジネスチャンスは大きい、と感じましたよ。


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