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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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万里の長城へ

そんなわけで、一路万里の長城に向けて北京の高速をひた走ります。

万里の長城には、多くの観光スポットがあるようですが、北京により近い八達嶺長城が最も有名なもの。

この地へのアクセスは、高速道路が完成したため、非常に近いのです。

走ること約1時間余り。

視界に山が増えてきて、長城らしき建築物がちらっと見えてきました。

駐車場に到着です。

ものすごい広さでしたが、駐車場の中に渋滞ができるぐらい混んでいます。

世界中から観光客が来ているのでしょうね。

今年10月1日に、中華人民共和国は建国60周年を迎えます。

多くの看板が出ていましたよ。

さて、こんな巨大な駐車場を後ろ眼に チケットを購入します。

かわいらしいオフィスですね。

購入はすんなり。ちょっと時期がずれていたら、大変な込み具合だったのでしょう。

この場所からロープウェイに乗って頂上に向かうのですが、なんだか古くて、遊園地のアトラクションみたいですね。ちょっとおっかないリフトでした(笑)。

乗るのに躊躇?しましたが、そんなことも言っていられず、意を決して乗り込みました。

山岳地帯をぐんぐんと登ってゆきます。


北京の講演へ出発です

では、先週の北京出張話をこのへんで。しばしお付き合い下さい。

8月29日早朝。北京の講演に出発です。

今回は成田発北京行き。JALの始発便を使いました。

北京は初めて行きますが、初めての土地はいつも心が浮き立ちます。

飛行機からの北京の景色はこんな感じ。

遠くに山は見えますが地平線が見えるぐらいの平地。

やはり大陸の国ですね。

さて、北京空港につきましたが、2008年のオリンピックで大きく改装がなされたそうです。

ものすごい近代的な建物だったので、驚きましたよ。

空港からは高速道路が走っていますので、北京郊外までは1時間もかかりません。

滞在ホテルの昆泰嘉華酒店に到着したのは昼過ぎでした。

タクシーでホテルに移動する途中、今回のスケジュールを告げられましたが、数日前のブログに書いたとおり、急遽万里の長城に行けることに。

トランクをホテルに預け、簡単に着替えをしたのち、すぐタクシーに乗り込みます。


理系の男③

北京出張の話も書きたいのですが、その前に。

日本に帰国したら、当然ですが政権交代のニュースが街に溢れています。

鳩山由紀夫氏率いる民主党政権。

鳩山氏や民主党の政策に対し、なにかここで論じるつもりは全くありません。ただ、僕がちょっと注目していることは、数日後に誕生する新しい総理大臣が、「理系の男」であるということです。

鳩山由紀夫氏のキャリアが、東大工学部計数工学科数理工学コース卒業であることは、もう様々なメディアで随分前から報じられていますよね。

この「数理工学」とは、数学の方法を使って実際に起こっている事象を工学的問題として捉えて解く、というまさに理系ど真ん中の学問なのです。

僕は、今までも

理系の男

理系の男②

などで、文系中心社会における理系男の住みにくさ?を語ってきましたが、今回の政権交代により、これまでの“文系総理大臣”の歴史は途絶え、戦後初めて日本を代表する“リーダー”に理系の男が就くわけです。後続を断たないためにも、理系の実力?を示す上でも、僕としては心から応援したくなります。

理系的な考え方で行けば、原則としてどんな複雑な方程式でも、その解が存在する(実際には解がない方程式もあるのですが…。)ため、すべての事象には「最適な意思決定」というものが存在します。その「解」を数学的な手法を使って探すということができるわけですが、これを彼がどのようにやっていくのか。

出張から帰ってくると、僕は不在中に出た新聞や週刊誌などにざっと目を通すのですが、ちょうど今週発売されているAERAでも、

「数学家首相誕生」

の記事があって、興味深く読みました。

この中で紹介されている鳩山氏の考え方

「政治を科学する」

は、まさに理系思考そのものです。

以下、記事の中から簡単に抜粋および補足させていただきます。

例えば1本10億円かかる道を10本作らなければならないとする。

しかし年間予算は10億円しかない。

こうした場合、

10億円の年間予算を、10本の道に均等に割振り、1本の道に年間1億円ずつ出資をして10本の道を同時進行で作るのか?

それとも

10本の道に優先順位をつけ、どの道から先に作るのかを決め、10億円の年間予算をひとつにまとめ、1本の道に一度に投資をし、毎年1本ずつ新しい道を完成させていくのか?

の大きく二つの選択があるが、

理系思考で考えるならば、後者をとるべきである。なぜなら前者を選択すれば、9年が経過して、90億円もの金額を投資したにも関わらず、まだどの道も完成されない。これは、非合理的極まりない=10年経過しないと一本の道も使えない同時建設による不利益を考えれば、10本の道に優先順位をつけ、毎年一本ずつ完成させた方が「最適な意思決定」となり、合理的であるはずである。

しかしながら、実際の政治では「最適な意思決定」よりも多くの「偉い人」の顔を立てることが優先され、そのため10本の同時建設が行われる。それにより、どの道に対しても完成までに10年待たなければならなくなる。

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理系的な思考では「合理的である」ということが最重要視されます。政治の世界では、もちろん合理的が必ずしも良いことでないことがあることも理解できますが、それにしても身を削って税金を支払っている国民の立場からすれば、「偉い人の顔を立てる」ために税金を納めているわけではありません。そのためだけに10年待たなきゃいけないのであれば、合理的な解を求めて欲しいと思いませんか?

ここ数年学会でアジアの国々に実際足を運んでみると、アジアの底力と熱気を強く肌で感じます。

日本も負けていられません。

日本の政治が、鳩山政権主導の下、「最適な意思決定」に向けて良い方向に変わってくれるといいと、心から思います。


北京から帰国しました

北京の招待講演から帰国しました。

こちらは学会が開催された北京国際会議中心というところ。

比較的新しく開発された地域らしく、目の前にオリンピックの「鳥の巣」がありました。

今回、僕の行ったレーザーの講演は、想像以上の評価と賛辞を頂き、とても驚きました。

写真は今回お世話になった米国CUTERA社のDavid Sheetsです。

詳しくは、また新国際学会周遊記、北京報告少しづつしてゆきますね。


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