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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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ピアニスト エミール・ギレリス

こちら。

ロシアのピアニスト「エミール・ギレリス」のEMIクラッシックレコードの全集です。

元ソヴィエト連邦出身のピアニストであるエミール・ギレリスは、初めて西側での演奏旅行を許可されたピアニストです。

この演奏家がフィラデルフィア交響楽団とカップリングした、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番のLPの演奏があまりにすばらしくて、クラシックに傾倒するきっかけになったのです。

僕の父のコレクションだったこのレコードをA面ばかり、それこそ擦り切れるまで聴き込んだのを覚えています。

ギレリスは1985年に亡くなったのですが、ちょうどそのころに中学生だった僕は、報道を聞いてひどくショックを受けたんですよね。

今日この全集をクリニックのi-tunesに入れる作業をしていてふと気づいたのですが、この全集の7枚目のチャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番のCDは、僕が25年前に聴いていた音源だったのですよ。

ミスタッチの場所も記憶とまったく同じ。

久しぶりに聴いたので嬉しい再会という感じでした。

 


旧脳に作用する音楽とアロマセラピー①

先日知人の医師から質問を受けました。

クリニックFで、アロマセラピーを導入している理由はなんですか? スパ的効果を狙ってですか?」

というもの。

彼はこれから開業を考えていて、その参考に知りたかったようです。

大学や医局で、アロマセラピーを含めた代替療法を医師が学ぶことはありません。医療経営についてももちろん学ぶ機会はありませんし、スタッフのマネジメントやPR/マーケティングの手法、インテリアを含めたヴィジュアルプレゼンテーションなどについても、医局で働いている限り未知の領域です。

こうしたことは開業すると選択を迫られることの連続ですから、これから新規クリニックを開業しようとお考えのドクターから、こうした部分でご相談を受けることが結構少なくないのです。

院長になってしまうと孤独ですからね(笑)。院長になる前のただの一医師のときにあれこれ知っておきたい、という気持ちは僕もよくわかるように思います。

さて、件のアロマセラピーについてですが、クリニックFでこれを導入しているのは、スパ的役割。つまりリラクゼーションを求めてのことではないのです。また、薬理的作用を求めている訳でもありません。

求めているのは、嗅覚がもたらす大脳辺縁系を中心とした旧脳への直接刺激の作用、そして痛み緩和への効果です。

鼻孔から脳に刺激を送る香りや匂いには様々なものがありますが、院内で持続的に使用できるもので商品化されているものには限りがあります。あれこれ検討した結果、利便性と安全性を考えるとアロマセラピー製品の使い勝手が良かった、ということなんですね。

僕は、このレーザー美容皮膚科の世界のキャリアが10年を超えてしまいましたが、初期研修は麻酔科からスタートしました。日本ペインクリニック学会認定医でもあります。

麻酔科とレーザー・・・どう結びつくのか? と言われてしまいそうですが、僕の中ではきちんと辻褄があっています。

世界最先端の工学機器に触れる仕事がしたい、と、僕は子どもの頃から思っていました。その後いくつかの道筋を自分なりに選択した結果、医師となり、痛みの治療を専門とするようになったわけですが、不眠不休の研修医時代を経てふと立ち止まったときに

「自分の専門性を生かしながら、子どもの頃の夢を実現することも可能なのではないか?」

と思いついたのです。

人生短いですし、明日はどうなるかわかりませんから(笑)、自分のルーツのようなものを大事にしながら、職業人生を全うする方法もあるんじゃないかな、と思ったんですよね。

工学の世界も医療の世界も、僕よりすごい専門性をもたれている方々は沢山います。僕がそこに挑んでも無理がありますから

医療における僕の個性やオリジナリティを生かしながら、工学の世界に触れた仕事で出来ることがあるのではないか?

そんなふうに考えてみたのです。

そして思い至ったのが、

「痛みを最小限まで抑えた、世界最先端のレーザークリニックを創る」

ということだった、というわけです。

クリニックFの表テーマは「世界の学会からリアルタイムで仕入れた最新情報と技術を得られる、アンチエイジングレーザークリニック」ですが、裏のテーマは「痛くないレーザー治療院」なのです(笑)。

痛みというのは、人間にとって生物学的にも最大のストレスのひとつですが、これを最小限まで抑えるために、クリニックFでは様々な工夫をしています。

西洋医学的なアプローチとして、僕が機器に合わせて調合したいくつかの麻酔薬を使用する、というのが最も直接的なものですが、それ以外に、音楽やアロマにこだわっているのは、痛みへの作用を考えてのことなのです。

長くなってしまったので、続きは次回に。


工学部大学院博士課程

今日はクリニックFの休診日。

今度通うことになった大学院に、僕は向かいました。

総合理工学研究科の教授にお時間を頂き、これから3年間の博士課程の研究計画を練りました。

僕が皮下の肥満細胞(マストセル)の研究で医学博士号を取ったのは2004年ですから、6年ぶりに理系の研究生活に入ることになります。

レーザー医療を極めるためには工学的知識も必ず必要で、いつかは工学の博士号も取得したいと思っていたのですが、その夢への一歩が踏み出せそうです。当面は、クリニックの休診日を使ってのスタートですが、思ったよりも早く研究が出来そうで嬉しくなりました。

レーザー機器の研究、と一言で言っても、医学系からのアプローチと、工学系からのアプローチとではかなり違います。ただ、研究をコツコツと行い、海外の学会で発表をして、レビューのある雑誌に論文を投稿するという基本の流れは同じです。

来年6月にアメリカ・ボルチモアで開催される工学系レーザー学会の発表が早くも決まりました。そこで、教授に

何か工学レーザーを勉強できる教科書をお奨め頂けないか

と話したところ、この本を推薦していただきました。

Photonics: Optical Electronics in Modern Communication (The Oxford series in Electrical and Computer Engineering)

4cm弱の厚さがある本で、中身は数式ばかりでしたが、先ほどアマゾンで注文しました。昔の数学の知識を思い出して、頑張って読んでみようと思います。

これからまた忙しくなりそうです。体力つけないと(笑)。


ニキビ痕治療器 イントラセル

ニキビ跡治療器のイントラセル。クリニックFでもデモを始めました。

照射にちょっとコツはありますが、フラクショナルレーザーを使っている感覚で照射できそうです。

ニキビ跡と首のしわに適応があると思っていますので、その症例を中心にテストしました。

クリニックFでかつて新規導入したフラクショナルレーザー機器をすべて照射してもらっているモニターがいますので、照射から3週間後にレポートをもらうことになっています。

症例をとるときのモニターというのは、その疾患があれば誰でもいい、というわけにはいかない、というのが僕の持論です。

施術中に感じたこと、自分に起きている変化、結果として良かったこと、悪かったこと、様々な事柄に対し冷静に分析しながら、適切な言葉で言語化する能力が求められますよね。そうした能力があり、且つその対象となる機器の治療対象に相応しい皮膚をもつ人材というのは僕にとって非常に貴重で、限られた人材の中から毎回お願いするようにしています。

今回も結果が楽しみですね。


馬刺しせんべい

リンパドレナージュの研修で、週末熊本に行っていたスタッフからのお土産。

馬刺しせんべい。

結構止まらないおいしさです(笑)。

これから最後の患者さんが3人。フラクセル3デュアルとフラクセルアイ。それからイントラセルです。

来週半ばからヨーロッパ皮膚科学会が開催される、スウェーデンのイェーテボリに出張となりますので、もしなにかお急ぎの方がいらしたら、7日の木曜日までにお越し下さい。通常木曜日は休診日ですが、出張に伴い来週の木曜日は臨時診察日となります。


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