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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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休肝日 柴門ふみさん 漫画「小早川伸木の恋」

おはようございます。

今日は3月15日(土)。クリニックFの診療日です。

朝から晴れていて気持ちがいいですね。

こちら、届いた英文論文の別刷。

こうして形になるのは、何度でも、やはり嬉しいものです。

※※※

ここ数か月の間ほぼ毎日会食が続いていましたが、昨日は久しぶりにお酒のない夜を過ごしました。

論文や書籍の監修も一息ついたところでしたので、作業後一杯飲みたくなることもない、僕にとっては珍しい夜です。

診療と仕事を終えた後は、ずっと気になっていた自宅本棚の整理に取り掛かりました。

目の前にただただ広がる膨大な書籍の山。

大変なことになっています(笑)。

※※※

整理の途中、懐かしい漫画が。

柴門ふみさんの「小早川伸木の恋」。

写真でわかるでしょうか? 医療監修で僕の名前があります。

10年前、この漫画の連載を始めるにあたって柴門さんよりお声を掛けていただきました。

医師が主役の漫画を描きたいので、取材協力してもらえないかとおっしゃったのです。

柴門さんの名前は「同級生」や「東京ラブストーリー」などTVドラマで拝見していましたが、僕の日常にご本人が現れることなど考えたこともない、いわば雲の上の存在でした。

初めてお会いしたのは確か表参道でだったように記憶しています。

知的で落ち着いたかんじは想像通りでしたが、そこに暖かく気さくな雰囲気も加わって、僕の緊張も徐々にほぐれていったことを思い出します。

柴門さんとお会いし、お話しさせていただくことで、その取材能力の高さや聡明な分析力、クリエイティビティ、プロ意識・・・など、僕自身刺激を頂いたこともとても多く、また若輩者の僕にこうした機会を与えていただいたことを、今でもとても感謝しています。

柴門さんが徳島出身でしたので、阿波踊りの話などでも盛り上がりましたね。

普段漫画をあまり読まない僕ですが、柴門さんのものだけは別。いつ読んでも興味深い、普遍的なものがあるようで飽きることがないこともすごいと思っています。

久しぶりにしばらく読みふけってしまいました。

漫画でリフレッシュし、整理がひと段落ついた後は、先日録画していた金曜ロードショウの「つなぐ」を観て早々に寝てしまったので、今日はすこぶる快調です。

とはいえ、今晩はインドネシアから富豪の友人がご夫婦で来日し、会食の予定。

僕の休肝日は一日で終わりそうです。


今年一報目の英文論文

おはようございます。

今日は3月14日。クリニックFの診療日です。

今日、今年1報目となる英文論文の別刷が届きました。

こうして自分の研究をまとめ、論文となった仕事を振り返るのはとても嬉しいことです。

来月も Journal of Biomedical Opticsという米国工学雑誌に僕の論文が掲載されますが、今年は何報、成果を上げることが出来るのでしょうか?

引き続き、研究にも頑張りたいと思います。


フェムト秒レーザー機器開発 高速度カメラによるフラクショナルレーザー照射面の観察

おはようございます。

今日3月13日(木)はクリニックFの診療日です。

天気は朝からあいにくの雨ですが、春の雨といった気配を帯びてきましたね。

花粉症の方はすこし楽かもしれません。

体調を壊しやすい時期に今年も突入です。皮膚は健康の鏡でもありますから、よく状態を見極めて体調管理に普段よりも気を付けてくださいね。

※※※

昨日の休診日は、工学博士課程の時にお世話になった工学部大学院研究室に顔を出してきました。

朝からこちらの会議室で、工学や理学の博士を持った4名がディスカッション。

パルス幅が、ピコ秒のレーザーを、何とか医用利用できないか、知恵を絞りました。

 

一般的に皮膚科・形成外科の治療に使用する機器は、ナノ秒の場合、Qスイッチという手法を用いますが、その千分の一のピコ秒にこの技術をそのまま応用することは難しいのです。

1064nmの波長を利用した場合7J/㎝2ぐらいの出力が必要ですが、単位面積当たりの出力はガルバノスキャナーを利用することで解決できそうです。

実現にはハードルがありますが、日本初のピコ秒発振が可能な皮膚科レーザーが本年度中に完成する可能性もありますね。

その後は、研究室にゆき新たな実験。

世界でも最高速の高速カメラを利用して、フラクショナルレーザーの照射を撮影し、パルス幅、出力、パルス波形を変えることで比較検討し、工学的な検討を加えました。

撮影した動画を見直してみると、フラクショナルレーザーが照射され、瞬時に蒸発した組織の煙が火柱の様に上がり、収縮していくさまがスローモーションで観察でき、思わず歓声が上がりました。

こちらの演題は、4月に長崎で開催される日本形成外科学会のイブニングセミナーで発表させていただく予定です。

※※※

夜は美容外科医の集まりが、京橋のシェイノでありました。

中にはここ最近毎週のように顔を合わせている先輩方も(笑)。

美味しい料理に舌鼓を打ったところで、先週誕生日を迎えた僕に池田先生の計らいで、サプライズバースデーディッシュが出てきました。

好きなブランドの一つ。

バカラのワイン栓をいただいてしまいました。

良い先輩、良い友人をもって僕は幸せ者です。

今年も益々頑張ります。ありがとうございました。

今夜は美容皮膚科の会もありますので、体調を整えて向かいたいと思います。

今日もよい一日にしていきましょう。


脂肪を減らすために 痩身理論の科学的検証

おはようございます。

今日は3月11日(火)。クリニックFの診療日です。

今日で震災から3年もの月日が経過したというのはにわかに信じられない気持ちです。

時間は万人に容赦なく過ぎ去って行きますね。

思えば震災の後、自分の中での幾つかの価値観が大きく変わり、自分の生活スタイルも、クリニックの運営スタイルも変えたのを思い出します。

日本国としては事態の解決には遥かに長い道のりがまだまだ必要だと思いますが、日本人の力を信じて、自分もその中の一人として頑張るしかないですね。

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ここ数か月取り組んでいた機器による痩身の本の原稿と、新しい英文工学論文。

 

昨日めどがついたので、読み上げた日本語の教科書と、英文資料を並べてみました。

痩身について横断的な資料がなくて困りましたが、おかげで結果的にずいぶん沢山の生理学の教科書を読み込むこととなり、痩身と絶食のメカニズムについて細かく語ることができるようになりました。

科学の世界ですので、もちろん実験しての実証は必要ですが、過去の論文を比較して新たな理論を構築するのも、とても大切な作業です。

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ダイエットや痩身のためには、口から入る食物を減らすことが必要条件の一つです。

キーとなるのは、

①食後4時間まで

②4時間から10時間

さらに

③10時間以降

の代謝の変化です。

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○4時間まで

食物を摂取した後、約4時間は消化管から吸収されたグルコースが血糖として供給されます。

この時、余ったグルコースは、同様に食事からの摂取時に余ったアミノ酸とともに肝臓で中性脂肪に変えられます。食事によって小腸で吸収された脂肪も、脂肪組織に中性脂肪として蓄えられます。体内の脂肪組織でも、血中の過剰な血糖がインスリンの作用により中性脂肪に変えられます。

○4時間から10時間

食後4時間を過ぎると、肝臓に蓄えられたグリコーゲンが分解されることによって、グルコースに変換され、血糖が維持されます。筋肉にもグリコーゲンがあり、運動時に利用されるのですが、肝臓と違って筋肉にはグリコーゲンからグルコースに変換する酵素がないため、これを血糖として使用することはできません。しかし、筋肉活動によって生じる乳酸やアミノ酸のアラニンは、肝臓に運ばれたのちに糖新生によって一部がグルコースに変換されます。

○10時間以降

食後10時間を過ぎると肝臓のグリコーゲンが底をつき、筋肉などのタンパク質を分解して得られる糖原性アミノ酸(アラニン、グルタミン酸、グリシン
など)と中性脂肪の一部のグリセロールという成分を肝臓でグルコースに変え(糖新生)補充されます。脂肪組織からは激しい運動時以外は遊離脂肪酸が放出さ
れて血糖と同量以上のエネルギー源となります。

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つまり脂肪をエネルギーとして利用するためには絶食後10時間という時間が必要なのです。

この理由から脂肪を減らしたい成人の場合、一日のうち一度は10時間以上絶食する時間を持つことは体重の維持にはとても大切です。

10時間というと一見難しいと思われるかもしれませんが、睡眠時間を加えれば可能ですので、ぜひこのプチ絶食時間を日常生活に取り入れることをお勧めします。

さらに絶食状態が長引くと、血糖を維持することが困難となるので、肝臓からケトン体がエネルギー源として産出されます。この状態では、限られたエネルギー
源のケトン体を脳が最優先して利用するようになるため、他の体内での代謝は低く抑えられます。

脂肪を減らす目的の痩身のためには、生理学的には以下の5つの必要条件を満たさなければなりません。

これらについては、来月出版される僕の著作をご覧くださいね。

また、ブログにアップしようと思います。


■2014年1月IMCAS PARIS⑭ ネクタイ BIO CLINICA パリからの帰国 シャルル・ド・ゴール将軍

おはようございます。

今日は3月10日(月)。クリニックFの診療日です。

都内は朝から晴天が広がり、清々しい一日の始まりとなりました。

先週土曜日の外来では、長年クリニックにいらしてくださっている患者さんから誕生日プレゼントをいただきました。

バーバリーのネクタイ。

次の講演で締めてゆこうと思います。

今日発売のこちらの雑誌に僕の論文が一つ載っています。

よろしかったらお読みくださいね。

*****

帰国からひと月たってしまいましたが、パリのブログを終わらせようと思います。

こちら、新しくなったシャルル・ド・ゴール空港。

そうそう、この命名の元となったシャルル・ド・ゴール将軍について、ご存知ですか?

1890年生まれの彼は、フランスの陸軍軍人でフランス第五共和国の初代大統領です。

いわば、ナポレオン以来の、強権的で強いフランスの指導者ですね。

第一次世界大戦での実戦体験から、これからの戦争は塹壕戦ではなく、機動力のある戦車や飛行機を駆使した「機械化部隊」による電撃作戦になることを論じ、彼はいくつかの著書の中でそのことに言及しました。

ちょうど織田信長が戦術でいち早く鉄砲を利用し、優位に立った感じでしょうか。

第二次世界大戦中、対ドイツ戦において実際に師団長として長年主張してきた「機械化戦術」を実際に試す機会を得て実績を作り、1940年には49歳でフランス軍史上最年少の将官となりました。

1944年8月25日にパリが解放されると、戦後すぐに首相に就任し、ルノーやエールフランス航空などの基幹産業を国営化し、戦後フランスを立て直しました。

1955年には政争のため、公的生活からの引退を宣言。

しかしながら、ド・ゴール再登板の声が高まり、1958年9月には大統領に就任して第五共和政を開始し、アルジェリア独立運動によって混乱に陥っていたフランスを立て直しをはかりました。

この後1969年の退陣までの11年間の間、フランスの政局は安定し、巧みな経済政策によってフランス経済は高度成長を遂げ、フランスの国際的地位も急速に高めたのも彼の功績といわれています。

ちなみにフランス海軍の原子力空母にもシャルル・ド・ゴールの名前が残っているだそうですよ。

日本にも10年単位で政権を安定させる、強い指導者が欲しいですよね。

*****

ラウンジの雰囲気も変わりました。

帰国便はJAL。

フランスの田園地帯を飛び、

シベリアの凍土の上を飛び、

綺麗な風紋の雲をみて、

羽田に早朝に帰国しました。

この後、クリニックに出勤して外来再開としましたよ。

最近はこうしたペースで仕事をする機会が増えてきましたね。

これで、新国際学会周遊記、2014年1月IMCAS PARIS編を終わりますね。

 

 


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