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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

BLOG|ブログ

3月11日

いつものように朝クリニックに来て、今日は大学時代の友人が久しぶりにアメリカから帰ってきたのでクリニックでしばし歓談を楽しみ、診療をし、打ち合わせをし、論文や原稿を書きました。

いつもと同じ一日に改めて感謝したいと思います。

去年3月の終わりに撮影した桜。

今年はどんな桜を見ることができるでしょうか。


フレグランスジャーナル誌に寄稿する依頼論文

フレグランスジャーナル誌に寄稿する依頼論文書いていますが、もう少しで終わりそうです。

ほっと一息。

「紫外線、ブルーライト、近赤外線への水溶性遮蔽原料 酸化セリウム(アクアセリア:Aquaceria商品名)の効能の検証」というテーマで。

全然関係ありませんが、こちらは2008年にイスラエルを訪れたときの写真です。

https://takahirofujimoto.com/blog/blog/international/post_778/

今年出張でまた行くことになるかもしれませんが・・・どうなるだろう?

決まったらまたご報告しますね。

 


品川で

品川で工学部の教授とレーザーの実験結果の検討会義がありました。

やはり僕は自然科学の世界が性に合ってるみたいですね。


MET LIVE VIEWING#6 レハール「メリーウィドウ」

毎回楽しみにしているニューヨーク・メトロポリタンオペラ、通称METのライブビューイング。

#1 ジュゼッペ・ヴェルディ 「マクベス」

#2 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト 「フィガロの結婚」

#3 ジョルジュ・ビゼー 「カルメン」

#4 ジョアキーノ・ロッシーニ 「セヴィリャの理髪師」

#5 リヒャルト・ワーグナー 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」

・・・と順調に毎回クリアし、今季6度目の観劇に出かけてきました。

6作品目は、レハールの「メリーウィドウ」。

日本ではなかなか観られない演目なので、聞いたことのない方もおいでになるかもしれません。

しかし、今季のMETでは多分ある意味最も地元アメリカ人が楽しみにしていた演目と言っていいでしょう。

アメリカ人による、アメリカらしいスタッフを、アメリカの国民的プリマ=ルネ・フレミングがまとめるこの舞台。

彼女はアメリカ合衆国出身の当代随一のソプラノと評されています。

今季のプログラムでも表紙になっています。

メリーウィドウは正確にいうとオペラではありません。

ミュージカルとオペラが一緒になった「オペレッタ」というカテゴリーになります。

演者は劇中多くの台詞を話し、演技をしながら歌い、時に踊る事を求められます。

メリーウィドウの作曲家レハールは、プラハ音楽院でドヴォルザークに学び、売れっ子のオペレッタ作曲家としてウィーンでデビューを飾っています。

こちらはそのレハールの代表作であり、大ヒットとなった作品。

このオペレッタが今回ニューヨークのMETで上演されるにあたり、オペラ界の大スターだけでなく、地元ブロードウェイからもプロ中のプロが招聘されました。

※※※

記録の為に今回のスタッフを書き出しておきますね。

◆指揮 アンドリュー・デイヴィス

◆演出 スーザン・ストローマン

◆衣装 ウィリアム・アイヴィー・ロング

◆美術 ジュリアン・クローチ

◆ハンナ ルネ・フレミング(ソプラノ)

◆ダニロ ネイサン・ガン(バリトン)

◆ヴァランシエンヌ ケリー・オハラ(ソプラノ)

◆カミーユ アレック・シュレイダー(テノール)

◆ツェータ男爵 トーマス・アレン(バリトン)

※※※

まず、衣装。すごかったです。まさに絢爛豪華のひとこと! この舞台のために作られた衣装は300以上、と幕間のインタビューでやりとりがありましたが、主役はもちろん脇役に至るまで一切の妥協がないことを、大画面を通して観客の僕たちは知らされることになります。

特に第二幕の気の遠くなるような手仕事の数々、溢れるような色彩と美しい曲線は目の保養以外何物でもなく、果たして我々はオペレッタという形態をとって特別に繰り広げられる巨匠ウィリアム・アイヴィー・ロングのファッションショウ会場に来たのではないか、と一瞬そんな気持ちになりました。

あれだけの衣装であれば、出演者は皆、衣装に腕を通すだけで嬉しかったのではないでしょうか。

そして、演出と出演者としてブロードウェイから招聘された二人のプロフェッショナル。

スーザン・ストローマンとケリー・オハラ。

このふたりがいなければ、今回の成功はなかったことでしょう。ニューヨークという街だからこそ実現した魔法の舞台に観客は酔いしれました。

実力者揃いの男性演者も見事でしたよ。

ネイサン・ガンは次回モーツァルトかヴェルディの舞台でまた観てみたいですね。

アレック・シュレイダーのアイドル的佇まいと、トーマス・アレンのいつまでも華を失わないあり方も含めて、今回の舞台は玄人仕事で知られる職人ばかりが最高の喜劇のために集められたような趣になっていました。

それらすべてをまとめる座長的存在のルネ・フレミング。

観客だけでなくスタッフからも愛され、厚い信頼を寄せられていることが、舞台を通してよくわかります。

実に楽しい舞台でした。

思いっきり笑って、リフレッシュしましたよ。


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