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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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2CELLOS東京最終公演

マイケル・ジャクソンの「スムースクリミナル」をチェロで演奏し、その動画をYOUTUBEに上げて話題になった2CELLOS。

スロヴェニア出身のルカ・スーリッチとクロアチア出身のステファン・ハウザーによるデュオは日本でもNTTドコモのCMで話題となり一気に知名度を上げました。

コンサート_2

渋谷文化村のオーチャードホールで行われた東京最終公演を聴いてきましたよ。

IMG_0209

コンサート_1

最初に驚いたのが、コンサート中に写真撮影や動画撮影をしてもいいよ、僕らは気にしないからと2CELLOS本人から話があったこと。これには皆大喜びで早速スマートフォンを取り出していましたね。

客層は幅広く、満員御礼。チケットを取れなかった方もかなりいたのだとか。

最初はチェロの音色が美しいクラシックのナンバーを3曲ほど演奏し、そこからは彼らの得意なロックナンバーが続きます。

U2の「Where The Streets Have No Name」に「With or Without You」、Coldplayの「Viva La Vida」、Guns N’Rosesの「Welocome To The Jungle」、Michael Jacksonの「Human Nature」「They Don’t Care About Us」「 Smooth Criminal 」・・・

YOUTUBEやアルバムで聴くのとはテンポと迫力がまるで違うので、会場の熱も一気に上がり盛り上がります。

また、ふたりそれぞれにトークでも随分楽しませてくれました。特にステファンは三枚目ぶりを発揮し、これには皆大笑い。デュオというのはお互いの絶妙なバランスで成り立つものなんだなあ、と当たり前のことですが改めて彼らを見て思いましたよ。

そういえば、彼ら二人がクラシックからロックに転向し、曲を広め、世界を股にかけたコンサートができるようになったのは、日本の企業の技術が関わっているのをご存知ですか?

彼らの使用している楽器は、ヤマハのサイレントチェロ™SVC110Sなのです。

サイレントチェロは電子楽器とは思えないほど素晴らしい音色はもちろんのこと、アンプや様々なエフェクトを追加できるし、チェロ二台で会場を揺るがす大きな音を出すことも可能です。

画期的な変革と言えますね。

コンサート_3

会場総立ち。

アンコールではルカがドラゴンボールの悟空の扮装で出てきて(頭も!)、ドラゴンボールの主題歌をチェロで弾いてくれました。

最終アンコール曲のG線上のアリアが泣けました。


ネオジェンスパ

クリニックFで2015年上半期に購入した機器の一つ。

ネオジェンスパ。

ネオジェンスパ_1

ネオジェンスパ_2

こちらはエネルギーソースにプラズマを利用した新しい機器です。

メラニンなどの色素に反応するものではないので、日焼けの肌に使用可能。

アクティブなニキビ、毛穴縮小、肝斑治療の基礎処理、アトピー性皮膚炎後の色素沈着症などに効果がありますので、クリニックFでも先月ひと月かけて臨床試験を繰り返してきました。

パラメーターも決定できましたし、いよいよ今月よりクリニックFのメニューとしてデビューすることにしました。

ご興味のある方はお声がけ下さいね。


スッキリシリーズ次作のCDの一つが「美肌のためのショパン」

9月発売予定のスッキリシリーズ次作のCDの一つが「美肌のためのショパン」なのですが、ライナーノートを書くために、ショパンついて調べていたら、男装の作家ジョルジュサンドと逃避行したマヨルカ島に行きたくなってしまいました。

海

マヨルカ島(マヨルカとう、Mallorca)は西地中海のバレアレス諸島の中心となる島。

海が透き通ってとても綺麗。


新しい英語の原著論文を書いています。

レーザーアシストのドラッグデリバリーに関して、5月ごろから新しい英語の原著論文を書いています。

薬学の論文は、化学式でなければ立証できない世界。医学の論文とは違った厳しさがあります。

自分の書いてきた医学の論文のクオリティが時に恥ずかしく思えるほど、ある意味、精密です。

論文

論文を書くときは、いつ出口があるかわからないトンネルを、孤独に、自分の脳との勝負しながら息をつめて走り続けるような…。

集中して論文を書く時期は、1論文につき3か月と決めているのですが、その時には、眠っていても、ゴルフをしていても、ドライブをしていても、論文の筋道について考えていることがよくあります。

僕の場合、煮詰まるとピアノを弾いたり、交響曲を大音量でかけたり、キャンディクラッシュをやったりして(笑)、束の間リラックスしています。

頭がリフレッシュされ、整理されるんですよね。

雑誌の編集室から依頼されるいわゆる総論論文も大切な仕事だと思いますが、

僕は一人の研究者として、ゼロから1の理論を生み出し、世界に向けて発信することにできる唯一の手段。

英文原著論文にこだわり続けたいと思っています。

そういえば、僕がFBやブログによく書く、「学術論文」って一体なんでしょうか?

とご質問を受けました。

確かに研究者以外には馴染みのないものかもしれません。

大学という最高学府で書く論文には、卒業論文(学士論文)、修士論文、さらに博士論文があります。

それぞれに”査読者”と言われる論文の質を審査する教官がおり、学士は指導教官1名、修士が2名、博士が3名以上の査読者が必要で、順を追って難しくなると言えます。

特に米国では博士号(Ph.D.)が無いと、研究の話ができる基礎学力を持たないものと判断されてしまいますので、致命的です。

一方で、

一般社会で論文というのは、ごく一部の優秀な卒業論文(学士論文)が業界誌に掲載されることがありますが、通常は、修士号取得以降の研究者が書いた、雑誌に掲載された論文のことを指します。

ここでいう雑誌とは二つの種類があります。

一つは、「紀要」という大学が独自に発行している雑誌。

もう一つは「論文誌」という研究領域を同じくしている人が投稿する雑誌です。

10年以上前、大学の「紀要」に日本語の論文を提出すれば博士号が取れた時代がありました。

特に医師が医学博士を取得する場合は、「足の指についた米(取っても食えないが、取らなきゃ気持ち悪い)」と揶揄された時期もありました。

その時代に「博士号を大学から買った」人たちもいるのですが、大学によって博士号取得のためのハードルが大きく違うのも事実。

一般的には、一定水準以上の英文査読誌に、数報の論文が受理されたもののみが、博士号が取得できます。

大学院課程の間に博士号に相当する論文を書くことができなかった場合は、単位取得退学と書かれることが多いです。

論文の種類も、

原著(論文)Original Articles

その中に 臨床研究 Clinical Investigations and Reports

基礎研究 Basic Science Reports

症例報告Case Report

総説 Review article

短報 Brief Report

手紙 Letters to the Editor

に分かれます。

雑誌のレベルの高さは、その雑誌がどのくらいの引用率があるか「インパクトファクター」という数字で示されます。

第1位の雑誌は CA: A Cancer Journal for Clinicians

こちらはなんと、Impact Factor: 115.84

第2位の雑誌は The New England Journal of Medicine

Nature や Science などの雑誌がこれに続きます。

結局のところ、学問の世界を客観評価することは難しく、研究業績というと、「英文原著の数と質」を加味して判断されるのです。


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