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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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トランスクリプトーム

音楽を聴くことで、脳にどんな変化が起こるのかというフィンランドの研究論文をご紹介します。

トランスクリプトームってご存知でしょうか?

特定の状況下において細胞中に存在する全てのmRNAの総体を指す言葉なのですが、モーツアルトのバイオリンコンチェルト第三番、クラシック音楽を聴くことで、48名の血液を採取し、15名の対象実験を行う事で、音楽を聴くことで、遺伝子の活動すなわち、トランスクリプトームが変化したかを調べた研究です。

音楽

遺伝子の活動が増えたのは、主に脳内麻薬と言われる「ドーパミン」の分泌と輸送、神経細胞の新たな増殖などの変化で、この変化比率は、より高度な音楽の教育を専門に受けた人の方が高く、97の遺伝子でアップレギュレーションもしくはダウンレギュレーションが観察されたと。

音楽を聴くことによる作用は、音楽体験にもよるのですね。


早稲田大学ビジネススクール

今日はクリニックF診療前にこちらに。

早稲田大学ビジネススクールのマーケティング川上ゼミで小講演と学生さんとのディスカッションにきました。

大学_1

大学_2

大学_3

大学_4

思えば外交官になりたくて、文系受験生だった高校生の時に政経学部を受けに来て以来だなあ。

こういう位置関係だったのか。


英語の本

少し前に友人に勧められた英語の本を読み始めましたが、これは震撼します。

シリコンバレーでは毎年1000の起業がなされますが、血液一滴で様々な病気を診断するというスキルを持つ企業Theranos。

巨額なマネーを集めましたが、実はこの起業は大きな嘘がたくさん含まれおり、シリコンバレー市場稀に見る、詐欺事件に発展しました。

しかも素晴らしい技術と報道を続けていたマスコミのオーナーが主要出資者の一人だったと。

本

医療ビジネスが他のビジネスと一線を画するのは、医師と患者との間の情報の非対称性です。

つまりもともと持っている知識の差がありすぎる。

医療分野やバイオ分野のスタートアップ企業は多くありますが、特に再生医療系、幹細胞系などには、明らかな「偽物」や、故意ではないけれど「研究者の思い込み」などが含まれている場合がありますよね。

難かしいのが、医学や生物学は100%の結果というものがない、必ず例外というものが存在することを前提とした学問です。

日本で言えば、STAP 細胞の事件様に、多くの専門家が見ても、本物か嘘かの見分けがつきにくいものがあります。

いくつもの起業から、いずれは本物が現れ、選ばれてゆくのだと思いますが、常に一定の確率で偽物は混じってくる。

スタートアップへの投資がない限り、その業界のイノベーションはない。

悩ましいところですよね。


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