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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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ディフェンシブ栄養学

約一年半前に学研から出版した僕の著作。

「ディフェンシブ栄養学」。

ディフェンシブとは防御なのですが、多くは経済学の言葉で使われますよね。

不況時のディフェンシブ銘柄みたいな。

人間の身体を守るためには、必要な要素というものがあります。

ビタミン・ミネラルを主にして、人体に必要な50の要素と役割を一枚にまとめた僕の完全オリジナルな図です。

本の出版時には、どうしても二枚に分けざるを得なかったのですけれどね。

アマゾンでの販売はこちらです。

https://www.amazon.co.jp/%E7%BE%8E%E3%81…/…/ref=pd_ecc_rvi_1

以下、著書の緒言です。

***

肉体の健康と食、睡眠、精神状態は直結しています。

精神の健康は睡眠に直結しますが、食にも大きく依存します。

特にこの日本で食は混迷を極めます。

一般家庭でこれだけ世界各国の料理を食べる習慣のある国は他に例を見ないのではないでしょうか?

朝トーストに目玉焼きを乗せ、昼は焼き魚定食、夜にビーフシチューと春雨サラダ、週に一度は外食で最近インド料理にハマってる・・・と聞いても「それの何が一体珍しいのか」考えることすらないでしょう。

流通している食材の種類も他国の比ではありません。

美味しさとインパクトの追求により、脂の乗った肉、魚、甘みを極限まで追求した果物が身近に溢れ、いつでも食べ物が手に入るコンビニエンスストアや食材が安く手に入る激安店も普及しています。

今の世の中で私たちは普通にただ暮らしているだけでエネルギーの取りすぎになりやすく、お腹いっぱいになることは簡単で、一方栄養バランスは偏りやすいのです。

これは社会的な問題と国民性によるところも多く、一般庶民には変え難い現実です。

そして、こうした背景によりペニシリンの発見以降確立され支持されてきた西洋医学もある危機に直面しています。

これまで医師に与えられてきた使命のひとつは、病気を治し、人の寿命を延ばすことでした。

特に、疫病といったひとりの個人が罹ってしまうことでその村落が滅亡してしまうような病気の根絶が、初期の西洋医学のテーマであったと思います。

ひとつひとつ治療法を確立することで人間の寿命は飛躍的に伸び、人口は瞬く間に増えていきました。

長寿を期待することが大それた欲でもなんでもなく、当たり前になっていったのです。

一方で、我々医師は医学部時代から「病気」については本当に多くの事を学びます。

しかしながら、どうすれば健康でいられるのか?

アンチエイジングができるのか?

と言う事は学んで来ませんでした。

これらの問いについての答えは、現在検証中で、未だに解決されていないと言うのが正確なところです。

何度か講演でも話しましたが、医師は「健康の専門家」ではなくて、「病気の専門家」なのです。

病気と健康は相対立してきっぱり分かれるものではなく、連続しています。

「病気がない状態」がいわば健康ですが、健康には、「完璧な健康」、「病気の要因を孕んでいる健康」、「病気直前の健康」というように様々な健康のレベルがあります。

健康のカテゴリーに入るにもかかわらず、幅があるのです。

さらに困った事に、健康の度合いは臓器ごとでも異なっています。

心臓、血管、脳神経、消化管、肝臓、脾臓、血液骨髄系……。

加齢をするごとに、それぞれの臓器が酸化、糖化、炎症していくことで、身体の予備力が落ちて行きます。

そして、どれかの臓器の防御系が決壊すると、病気になります。

難しいのは、それぞれの臓器の予備力が非常に高いために、それぞれの健康状態を客観的に測定する方法が実際にはないということ。

定期検診で血液検査をして、全てA判定が出たからといって、何かの臓器が悲鳴をあげる寸前なのかも知れない。

完璧な健康状態であることを保証してくれるものでは無いのです。

では、健康を維持して、病気にならないためにはどうしたらいいでしょうか?

例えば、敵である特定の病気がわかっているのであれば、そこに対して攻撃できるオフェンシブな薬を作れば良い。

これは「病気の専門家」としての攻め方です。

しかしながら、健康を守るためには、全ての臓器の予備力を上げ、さらに防御能力を高めるような「ディフェンシブ」な考え方が必要です。

体のディフェンス能力を上げるには、食事や軽度な運動が大切です。

投網をかけるように6大栄養素と抗酸化物質をまんべんなくとり、健康を害する可能性のあるリスクをヘッジすること。

さまざまな脅威から、自分をどう防御するか。身体を支える要となる日々の食事をどうしたらディフェンシブに見直すことができるのか。

この書ではこうしたことを考えていきたいと思います。


富士スピードウェイ

今日は久しぶりにサーキット走行してきました。

路上では安全運転で、ゴールド免許更新していますが、以前取得した国際レーシングライセンスを維持するためにも、定期的にサーキットで高速走行しています。

今日はストレートエンドで時速300km超え3回。

最高時速304kmまで出ていました。

100mを1.2秒の世界です。

ものすごい集中力使いましたが楽しかったです。

満足できる走りだった。


美容の医者

僕自身、2000年からレーザー診療に関わってきましたが、実は、自分自身を美容の医者と思ったことはないのです。

アンチエイジング目的の美容診療とレーザー治療は、全くベクトルの方向が違うと思います。

一言で言うと、

レーザー治療は「若返らせる治療」

美容医療は「若い顔を作る医療」

です。

レーザーを中心とした光治療や超音波、HIFU、RF(ラジオ波)などのエネルギーを肌に単位面積あたりに照射することで肌の若返りを行う治療機器。

すなわちEBMD(Energy Based Medical Devices)を中心とした治療。

単位面積あたりに、どのタイプのエネルギーを何ジュール照射するか考えることで、熱刺激や選択的光熱破壊を起こすことにより、肌の中の遺伝子に働きかけ、新たな蛋白合成をすることで肌全体を「若返らせる治療」です。

こちらは、肌のハリや透明感を戻すことにより、年齢を数歳戻すことを目的とした過去最高の時の自分の顔を取り戻すための治療で、いわば「いけていない時の顔が減る」治療だと表現しています。

機器を用いた医療は、肌質を改善することを目的としますので、時間がかかります。

現在、米国の学会では、約10年前の患者さんの顔と現在の顔写真を比較し、より若返った写真が供覧されるようになりました。

今から正しい機器による肌のメンテナンスをきっちり続けてもらえば、10年後には今より若い顔になると言うことです。

5年10年先の肌を考えるのであれば、機器による治療を薦めます。

クリニックFでは、肌全体を若返らせるために用意された30機種以上の機器の中から

1 肌の透明感をあげる「ホワイトニング」

2 肌のハリと弾力を作る「タイトニング」

3 肌を平滑にする「リサーフェシング」

4 肌を持ち上げる「リフティング」

のそれぞれのカテゴリーで、患者さんに最も必要な機種を選び、年5回をめどに定期的に照射してもらうオリジナルのメニューをお勧めしています。

一方で、ボトックスやヒアルロン酸などは、フィラーを用いることで若い顔を作ったり、変身願望を叶えるための「若い顔を作る医療」。

こちらは化粧の延長上にあるように手軽にできる整形という意味の、「プチ整形」という言葉が使われています。

フィラーはすぐに結果が出ますので、来週の結婚式や同窓会がある人であれば、ヒアルロン酸で調整しますが、ヒアルロン酸やボトックスだけで顔を作ろうと思ってしまうと、固まった作り顔になってしまいます。

僕も30歳から50歳に歳をとったのと同様に、患者さんとともに20年間一緒に加齢しています。

ですので、どのタイプの顔に対して、どの治療をすべきだったか、現在では手に取るようにわかる。

クリニックFでは、今後も「若い顔を作る」のではなく、「若かった時の顔に戻す」治療を今後も追求してゆきたいと思いますよ。



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