5年前、TOKYO FM「アミティエ・ドゥ・ウィークエンド」に藤本が2週にわたって出演しました。

https://takahirofujimoto.com/blog/blog/diary/music/post_7298/
藤本幸弘オフィシャルブログ
5年前、TOKYO FM「アミティエ・ドゥ・ウィークエンド」に藤本が2週にわたって出演しました。

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1年前、クリニックFで検証した低温常圧プラズマの医療応用の2本目の英文論文が採択されました。

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ちょうど京都の日程中、バローロの最高峰の一つ。
ジャコモ・コンテルノの1934年のワインを5名で楽しむ機会がありました。
貴重なこのボトルが手に入ったとこのことで、食事をマリアージュしていただいたのです。
86年前のワイン。
一体どんな味なのか?

長期熟成に耐える重厚かつ深遠なその味わいが、「王のワインにして、ワインの王」と称されるイタリアの最上級の赤ワイン、バローロ。
初代のジャコモ・コンテルノ氏が1900年代に銘醸地モンフォルテ・ダルバの地で創設した家族経営のモノポールワイナリーが、ジャコモ・コンテルノ。
ワイン・アドヴォケイト誌において、2000年以降、4度に渡り100点満点を獲得している名門となりました。
初代ジャコモ氏が第一次世界大戦から帰国後、それまで早飲み用に樽から販売するスタイルが一般的であったバローロにおいて、長期熟成が可能なワインを作ることを決意したそうなのです。
今回機会をいただいたワインは、まさに第二次世界大戦前の1934年。
果たして、長期熟成目的で作られたバローロは、その理論を立証されるのか?
とても興味深いところではありました。

お店のシニアソムリエがコルクを開けた瞬間に、ブランデーのような何とも言えない匂いが漂います。
色は琥珀色。
ワインの味を表現できるほどの言語表現能力は僕にはないのですが、初期にはブドウの香りを感じられるしっかりとした味。
86年ぶりに酸素に触れたことで、刻々と変わるワインの色。
それに伴って変わってゆく味。
そして30分もしないうちに、濁った滓と溶け込んでしまい、残り20%のボトルのワインはとてもとても飲めなくなってしまったのです。

しかしながら、まさに貴重な、歴史を感じる文化的な体験でした。
クラシック音楽も、ワインも、まさに教養ですね。
明日誕生日を迎えるスタッフに。

おめでとう!
さて、コロナ禍一色だった2020年上半期。様々な意味で大変でしたよね。
コロナ自体に関することはこれまでにも書いていますのでそちらは今回割愛し、コロナでできた時間について書いてみたいと思います。
海外出張、国際学会はすべて予定がなくなり、他にも仕事、プライベートいくつもの予定がキャンセルとなりました。
僕自身はこれまでに震災のような自然災害のときもそうですが、開業したばかりで患者さんがなかなか来なかったときなど、想定外に何度かぽっかり数カ月にわたり時間が出来てしまった時があります。そうした時にその出来た時間を無駄にするのがどうしてもいやで、こうした時間にたいてい新しい勉強を始めたり資格取得を目指すことになります。
資格の内容によっては経済的に捻出するのが苦しい時もありますが(苦笑)、それでもまとまった時間がないとできないことがどうしてもありますし、また自分自身の記憶力や思考力、体力などにも期限がありますからね。
秤にかけると、借金してでも今のうちに価値ある資格をとっておこう、と思うわけです。
今回何に手を伸ばすべきか、かなり悩みました。
やりたいこと、学びたい事、取りたい資格はまだまだリストにいくつもあります。その中から最終的に残ったのが、ふたつ。
ひとつは以前記事にも書きましたが公衆衛生のマスターコースを受講すること。
もうひとつが、ヘリコプター操縦の資格をとること。散々悩みましたが・・・両方に手を出すには時間が足りず、今回はヘリコプターにしたのです。
僕のような医師がヘリコプター操縦士免許を取得しようと思ったのは、もともと空が好きだという事もありますが、防災救命目的でのヘリコプター利用ニーズが高まっていることが理由です。
高度経済成長期に全国各地での病院の設立がなされてきましたが、今後日本は人口減少期になるに従い、地方病院すべてに高度な医療機器を購入するより、過疎地より患者を中央に効率よくヘリコプター輸送した方が財政的に明らかな利点があります。
さらに、山岳地帯での遭難や、転落事故に対し、捜索ヘリから会員証(発信機)の電波を捉え、遭難者の位置情報を特定する民間サービスなども発達しつつある。滑落事故のゴールデンタイムである72時間以内の救助率を上げるのに、効果を上げているのです。
https://hitococo.com/cocoheli/
固定翼セスナ機や回転翼ヘリコプターの操縦経験をもとに考えると、わずか5m四方の設置面積があれば離着陸できるヘリコプターの起動性は特筆すべき特徴だと言えます。
輸送用ドローンの発達もすばらしいですが、現状では飛行速度や積載量、モーター停止時の墜落事故などを考慮すると、ヘリコプターは今だ優位性があるとはおもいます。
ちなみに、ドローンは4基のモーターの一つが壊れると墜落してしまいます。予備用のモーターをさらに二組積み、つまり6個のモーターを持った、墜落しにくくしたドローンも開発されつつあると聞いていますが。ヘリコプターはエンジンが止まった際にもオートローテーション(つまり竹とんぼの様にプロペラを逆回転させて落下速度を減らすこと)ができるため、直ちに墜落とはなりません。ヘリコプターの墜落事故は、むしろ天候によるものが多いのです。
一方、輸送ヘリコプター操縦士の数を見ると、過去15年間においてほぼ横ばい(約1000人)で推移しています。さらにヘリコプター操縦士の年齢構成を見ると、50代以上及び40代が約4割ずつを占め、今後操縦士の高齢化により、2030年頃の大量退職が見込まれています。
ヘリコプターの操縦士資格は国内だと教官の育成なども、非常にコストがかかり、自衛隊などの特殊な例を除くと海外取得者も多いのが現状です。両手両足をすべて使う操縦技術は、ホバリングが停止するのに約10時間。単独離発着が可能のになるのは、短い人でも20時間余りかかるため、技術の習得や維持にとても時間もかかります。
僕も医師免許を取得して25年。クリニック運営もまあ軌道に乗り、海外で多くの招待講演を引き受ける生活をするようになって10年以上が経過しましたが、今回のコロナ禍ですべての海外出張が中止となり、国内にいる時間が増えましたので、今後起こりうる災害対策のために、公衆衛生学の学位をとることと、昔からの夢だった回転翼航空機の免許取得のための時間がさけるようになりました。
救命救急施術とトリアージができる医師が、ヘリコプターの免許の保持者であれば、そのどちらの職種のサポートも可能になります。社会的にはメリットがあることなのではないかと思いますよ。

参考資料 ヘリコプター操縦士の養成・確保に関する
関係省庁連絡会議 とりまとめ 平成27年7月
ヘリコプター操縦士の養成・確保に関する関係省庁連絡会議