昨日、僕の指揮の師匠である福田さんから、楽譜をいただきました。古い譜面を整理していた時に出てきたのだそうです。
「ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番」です。


3月に開催した僕のコンサート「音楽は名医」で、選曲に最後まで迷ったのが、ラフマニノフのピアノコンチェルトの2番選ぶか、3番を選ぶかでした。僕もどちらも大好きな曲なのです。
ラフマニノフは4つのピアノ協奏曲を書いているのですが、まさに、第一楽章、第二楽章、第三楽章とサビのオンパレードともいえる第二番と、アメリカ公演を意識して書かれた壮大な第三番は、どちらも超絶技巧。まさにラフマニノフの代表作ともいえる二作品です。
第二番に遅れること10年。第三番の初演は1909年11月28日にラフマニノフ自身のピアノと、ウォルター・ダムロッシュ指揮ニューヨーク交響楽団との共演によりカーネギー・ホールにて行われ、さらに1910年1月16日には、あのグスタフ・マーラーが指揮をして二度目の演奏が行われたことは有名ですよね。
譜面を手にして、第三番のピアノの始まりの部分をちょっと弾いてみたのですが、左右同じフレーズでさらに単音なので、結構弾けるんですよね。第二番の和音が複雑すぎて、まったく手に負えなかったのと対照的です。

実は1月14日にサントリーホール、読売交響楽団で、このラフマニノフのピアノ協奏曲第三番が藤田真央くんにより演奏されます。
このひと月半。音源を聴きながら譜面を読み込んで、より作者の意図を少しでも理解できるようにしてみようと思います。




