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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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『幕末の小笠原』

幕末の小笠原という本を読みました。

小笠原諸島父島の二見港は3方位を島に囲まれ、しかも深度をもった天然の良港で、現在他の伊豆7島などに比べて、小笠原線の欠航がほとんど無いのはこの為なのだそうです。

150年前は捕鯨目的のアメリカ船や、探検していたイギリス船などの漂着が日本よりも先だったのだそうです。ペリーも浦賀来航の前に立ち寄った場所なのだそう。

日米英で、この島の領有権を主張に対して、日本も咸臨丸などを送ります。

当時の米国の捕鯨は脂が目的だったのが米国国内で石油が見つかり経由地がそれほど必要ではなくなったこと。

東洋への足掛かりと考えていた英国は、アヘン戦争の後香港島を手に入れたことから、急速に興味を失い、結果として日本の領土となりました。まさに奇跡的な僥倖ですよね。

戦後はアメリカ軍統治の元、父島は軍事施設、母島は再び無人島に。

1968年に小笠原が返還されましたが、これはベトナム戦争に集中しなければならなくなったアメリカ側の理由が大きかったのだと思います。

しかしながら、現在はこの諸島のおかげで日本の経済水域が保全され、21世紀からは領海を含めた「排他的経済水域EEZ」の面積では、約447万平方キロと国土面積38万平方キロの約12倍の広さを持っており、日本は世界第6位の大国なのだそうです。

現在この水域はレアメタルなどの金属が埋まっていることが明らかになっていて、日本が黄金の国ジパング以来の資源国となる可能性を秘めているのですよね。


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