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田村忠司著『サプリメントの正体』

医療機関専門にサプリメント会社をされている田村社長の本。

改訂前の文庫本も読みましたが、今月新訂にあたり御献本いただき、拝読しました。ぜひおすすめします。

サプリメントが巨大なビジネスと化した現在、クオリティと価格は反比例するものとは言っても、コストを削る事で利益を出そうとする企業も当然出てきます。

同じビタミンでも、光学異性体などの実際には人体で効果がない不純物を精製せずにそのまま入れ商品化されていたり、「うちの工場では、(何が入っているのか知っているので)そのサプリは誰も飲みません」との衝撃的なコメントを紹介していたりと。サプリメントが必要な人がどの様な人で、何を飲むべきかを明確に示してくれています。

本書の言いたいことは、僕も常日頃言っていますが、『健康を望むなら、「必要な栄養素をしっかり摂れる食事」「筋肉、骨格、循環器機能を維持する運動」「休養とストレス対策」を実践することです。』あとがきにあった、この言葉に集約されると思うんですよね。

閑話休題、

僕自身はどんなサプリメントを飲んでいるのか良く聞かれるんですが、実は特定の商材のものを短期で飲む事はあっても続ける事は滅多にないです。NMNぐらいでしょうか。

必要なビタミン類や必須脂肪酸はもちろん飲んでいますが、全て製薬会社で作られたものを保険を使わずに、自費で購入して飲んでいます。

クリニック経営者の役得ですかね。


和田秀樹先生『健康診断は日本だけのフシギな慣習!健診で予防できないどころか命が縮まることも』

さすが和田先生、指摘が明確です。

「日本の健診の始まりは、1911年に制定された工場法で、当時問題となっていた結核や赤痢などの感染症の蔓延を防ぐことが主な目的だったとされています。54年には世界で初めて、組織的な人間ドックがスタートしました。72年には労働安全衛生法が制定され、労働者は年一回、健診を受けるよう、事業者に義務づけられました。」

健康診断は日本だけのフシギな慣習! 健診で予防できないどころか命が縮まることも(和田 秀樹) | +αオンライン | 講談社(1/3)

僕は講演や発表で世界各国回りますが、他国で健康診断について、聞いたことがありません。

この検診技術によって日本の平均寿命が世界一になったという主張もあったとは思いますが、現在では、平均寿命の差は縮みつつあります。

日本は、先進国の中でも最も癌の発症率が高く、かつ増え続けている国なのです。

実は僕自身は、検診受けていません。自分の体調や異変は、医師なので、自分である程度理解できますし、極端な健康オタクのような制限食ではなく、栄養バランスを考えた、ストレスない未病のための生活を心がけていると思います。

衣食住を整え、そして適度な運動によって健康は維持できるもので、まあ、運悪く病気になってしまったらそれもまた、運命なのかなと楽観的に考えています。

お亡くなりになるときに、体の中に癌を2-3個持っていらっしゃることがわかる人も多くいますが、​それが直接死因につながらなかったりすることもしばしば。

平均寿命を超えた人に対して、無理に検診をして、不調を発見することをしている場合もあるとは思うんです。

このあたりも法律で縛るのではなく、個人の選択に任せてもよいのではないですかね。


NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)について

NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)について、研究を続けているため、ご質問が増えました。

先日も友人の先生から、体内のNAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)を増やすことがNMNの目的であるなら、安価なニコンチンアミドやナイアシンでもよいのではないかと指摘を受けました。

英文論文が出ているからと言ってその薬剤が効果があると考えるのは短絡すぎです。実験の方法や結果が、動物実験が根拠であったり、統計処理をうまく行うことで、何らかの意図が入り込むことが良くあるからです。僕も英文論文をよく書きますので、こうした裏事情についてもよくわかっているつもりで、まあこういう説もあるなかな?ぐらいの認識しかありません。

結局、自分の体験と、医学を中心とした科学知識による推敲が最も役に立つ理論体系なのではないかと思っています。

NMNを僕が飲み始めて、最初は一日250mg、その後500mgに増量し、最も変化に気づいた点は、自律神経の安定化。特に、眠りの深さです。途中覚醒もなく、8時間近く眠りこけることができるのは、脳もリラックスできるし、やっぱりありがたいですね。

この図は、NMNがATPと結合することでNAD+が生成される過程の化学式で、nmn.comというサイトからお借りしました。

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NMNは、エネルギー代謝や細胞修復に関与する重要な分子であり、主にNAD+という補酵素の前駆体として働きます。NAD+は、細胞の健康を維持し、エネルギー生産やDNA修復、細胞の老化を遅らせるために不可欠です。

1)NMNが効果的とされる理由
NAD+レベルの増加: 加齢とともに体内のNAD+のレベルは低下しますが、NMNを摂取することでNAD+のレベルを回復させることができます。これが、エネルギーレベルの向上や老化に関連する問題の軽減に繋がるとされています。

①ミトコンドリア機能の改善: NAD+はミトコンドリア(細胞のエネルギー生産工場)の機能に深く関与しており、NMNがミトコンドリアの健康を維持することで、エネルギー代謝が改善され、疲労感の軽減や体全体のパフォーマンス向上が期待されています。

②サーチュイン活性化: NAD+はサーチュインという酵素群を活性化します。これらの酵素は、細胞の寿命や老化プロセス、さらにはDNA修復に関与しています。NMNによってNAD+が増えることで、サーチュインの活動が活発化し、老化に伴う細胞損傷を防ぎ、長寿命を促進する可能性があります。

③血管機能の改善: いくつかの研究では、NMNが血管の健康を改善し、血流を増加させる可能性が示されています。これにより、心血管系の健康がサポートされ、全身の健康状態が向上する可能性があります。

2)NAD+を増やすために重要な他の物質

①NR(ニコチンアミドリボシド)
NRは、NMNと同様にNAD+の前駆体です。体内でNRがNAD+に変換されることで、NAD+レベルを向上させることができます。NRもエイジングケアやエネルギー代謝の改善に関心が高まっている物質です。

②ニコチンアミド(ビタミンB3)
ニコチンアミド(ナイアシンアミド)は、ビタミンB3の一種で、NAD+の生成に必要な成分です。食品やサプリメントとして摂取することで、体内のNAD+合成をサポートします。ニコチンアミドはNAD+に変換されやすく、副作用が少ないため、日常的な摂取に適しています。

③トリプトファン
トリプトファンは必須アミノ酸の一つで、体内でニコチンアミド(ナイアシン)に変換され、最終的にNAD+を生成するための原料となります。トリプトファンは食事から摂取でき、ナッツ類、種子、卵、乳製品などに豊富に含まれています。

④ナイアシン(ニコチン酸)
ナイアシンもビタミンB3の一種で、体内でNAD+の生成に使われます。ナイアシンは広く使用されているビタミンですが、高用量では一部の人に「ナイアシンフラッシュ」(皮膚の赤みやかゆみ)を引き起こすことがあります。

3)NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)がニコチンアミドやナイアシン(ビタミンB3の形態)と比較して優位とされる点はいくつかありますが、これは主にNMNのNAD+生成への効率性と直接的な影響に基づいています。以下にNMNの特性と他の前駆体との比較を説明します。

NMNの優位点
①NAD+生成の効率性: NMNは、体内で直接NAD+に変換される前駆体の中でも、非常にスムーズにNAD+合成プロセスに入ります。ニコチンアミドやナイアシンもNAD+に変換されますが、NMNは既にNAD+の生成の途中段階にあるため、変換プロセスが短く、NAD+レベルの向上がより効率的であると考えられています。

②ナイアシンやニコチンアミドは、まず他の中間段階(例えば、ナイアシンがNAD+に変換されるためにはニコチンアミドに変換される必要があります)を経てNAD+に合成されるため、NMNに比べて変換のプロセスが長いです。

③副作用の少なさ: NMNは、一般的に高用量でも良好に耐えられ、副作用が少ないとされています。一方、ナイアシン(ニコチン酸)は、高用量摂取時に「ナイアシンフラッシュ」(顔や体の皮膚が赤くなる現象)を引き起こす可能性があり、これが不快であるため長期使用が難しい場合があります。

④サーチュイン活性の促進: NMNは、NAD+の生成を促進し、サーチュインという酵素の活性を高めることが知られています。サーチュインは、細胞の老化やストレス耐性に関与し、DNA修復や抗酸化作用を担っています。これにより、NMNは老化防止や細胞の修復、寿命延長に関連する効果が期待されています。

☆ニコチンアミドは、サーチュインの活性を抑制することがあり、長期的な摂取はNAD+レベルを上げてもサーチュインの活動に悪影響を与える可能性があります。この点では、NMNの方がサーチュイン関連の抗老化効果において優位とされています。

⑤体内吸収と分布の違い: NMNは経口摂取後、血流に乗って細胞に取り込まれ、速やかにNAD+に変換されます。また、NMNは血管内皮細胞を通過しやすく、体内のさまざまな組織に効率的に分布するとされています。これは、ニコチンアミドやナイアシンと比較して、特にミトコンドリア機能の改善やエネルギー代謝向上に役立つ可能性があります。

⑥脳内のNAD+レベルへの影響: 研究によると、NMNは血液脳関門を超えて脳内に入り、NAD+レベルを高めることができるという報告があります。これは、神経変性疾患の予防や認知機能の改善に寄与する可能性があります。ニコチンアミドやナイアシンも脳内NAD+レベルに影響を与える可能性がありますが、NMNの方が効率的であると示唆する研究がいくつかあります。

☆ナイアシンやニコチンアミドの利点

ただし、ナイアシンやニコチンアミドにも利点があります。これらはNMNよりも安価で広く入手可能であり、長期的な安全性も確立されています。軽度なNAD+レベルの低下にはこれらの物質が十分であり、NMNほどの高コストのサプリメントが必ずしも必要ない場合もあります。

結論
NMNは、NAD+の迅速で効率的な生成において他の前駆体よりも優れているとされており、特にサーチュイン活性の促進や脳機能改善といった点で注目されています。ただし、コスト面ではナイアシンやニコチンアミドが有利であり、症状や目的に応じて適切な選択をすることが重要です。

Journal Reference

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スタインウェイ東京

昨日も再びスタインウェイ東京へ。

前半は阪田知樹さんのピアノ演奏。

2016年フランツ・リスト国際ピアノコンクール第1位のリストの超絶技巧が素晴らしい演奏でした。

奇しくも昨日はリストの誕生日。髪が長い坂田さんの演奏を食い入るように最前列で見せていただきましたが、リストの演奏って、実際もこんな感じなのでは無かったのだろうかと思ってしまいました。

後半は録音再生機能がついたスタインウェイSprio rで、北京でのランランさんが弾くピアノ演奏を、リアルタイム配信。

https://www.facebook.com/1486146253/videos/pcb.10234871932127773/1041556787668901

動画と寸分変わらないタッチのピアノを自動演奏で聴きました。

昨日より日本地域でもリアルタイム配信が可能になったのです。

画像がわずかに遅れますが、ピアノ自動演奏はランランそのもの。

すごい時代になったものです。

使い方がよくわかったので、次回は僕のピアノでもやってみます。


テーラーメイド×レッドブルのコラボ商品

テーラーメイド×レッドブルのコラボ商品。

昨年はドライバーとパターが限定販売されましたが、本年は別のパターとアイアン、ウェッジが出たので、買い揃えました。

格好良い!

ドライバーのシャフトは柔らかすぎてテンセイ白に差し替えましたが、アイアンはモーダス120が入っていて今使っている藤本技巧のアイアンとバランスも一緒。

サブセットで使ってみようと思います。


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